自主企画「神話を元にした短編」への参加ありがとうございます!
何故それらのアンドロイドは、無垢に作られなく、自意識と人類の存在を認識した物として作られたのでしょうか。
そんなことを意識して読んでいました。
原始のアダムとイブは果実を手にして、知恵を身に着け、追放されますが、ここでは知恵は既に持っていた。
そして、歌によって感情を手に入れる。感情は設計に反する物。
知恵と感情が入れ替わっているように感じました。
遊びがあって、面白かったです。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。決められた運命をなぞるしかない生に、救いはあるのでしょうか。そんなことを考えながら、書きました。少しでも楽しんでもらえたなら嬉しいです。
@koumoto様、結末は寂しげで、捨てられ行く機械の哀愁で溢れていましたが、とにかく世界観が最高過ぎます!
神話をアンドロイドが踏襲する物語。
しかも登場機の全てに二号機がつくとは、その素晴らしい発想に敬服致します!
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。二番目というテーマでなんとなく思いつきました。楽しんでもらえたなら幸いです。
とても好きな作品でした。
『ニ号機』と付くだけで、一気に神話の神話性を剥ぎ取ったような爽快感がありますね。
内面だけは神も踏み込めない反抗の最後の砦だ…ということも感じましたし、それと同時に仮初の幸せを演じることと本当の幸せとは実はそれほど差がないのではないか…ということも感じました。
素晴らしい作品だと思います。
作者からの返信
読んでくださってありがとうございます。神話にSF的な視点をくっつけるのは、ありふれた手法かもしれませんけど、書いていて楽しかったです。演じるって何だろう、それはすべて嘘といえるのか、とは考えてしまいますね。感想ありがとうございました。