第5話 決闘 後編


「なら次は僕のターンですね。」


すると、僕の着ていた服が魔法陣を描き出し激しく光った。


「な、なんだ?」

三人衆は驚いたらしく、動きが止まった。僕はその隙を見逃す無く、先頭の奴を素手で思いっきり殴った。


バキッ!


先頭の奴は骨が折れたような音を出しながら吹き飛んでいった。

「ア、アニキ!」

後ろにいた奴らは、先頭の奴がやられたのにビビり逃げようとしたが、僕が許すはずなく二人とも殴られ吹き飛んでいった。


「しょ、勝者、長門陸奥!」

「やっと終った〜。これで部屋に戻っていいですよね?」

「は、はい。い、いいですよ。」

「なら帰りますね。」

周りの人たちは、生産職で最弱職の魔導服職人が勝つとは思っていなかったらしくひそひそと話していた。

「おい、あいつ絶対に魔導服職人じゃないぞ。」

「わからないぞ。もしかしたら本当かもだぞ。」

「絶対にない、ない。」


ひどくね?魔導服職人普通に強いのに......。まぁいいけど。


しかしこの勝負、実は普通にかかっていたら苦戦していた。何故、Lv99で苦戦するの?と思うだろう。だけどこの世界Lv40で一流と言われているけど、戦士職は

防御力は平均2000なのだ、そしてギルドの人の情報だけどあの人達、平均Lv37

らしい。なら何故、物理攻撃で勝ったのと思うだろう。なぜならスキル[究極の服]

で素手で殴る時に全ステータス200%UP+状態異常全て無効化という服を作ったからだー。

ていうか強すぎ。


今日は疲れたから寝る。明日は何しようかな〜?



三人衆のその後......。


「クソ!ふざけるんじゃねえ!まじで殺す。」

「そうですね。こっちもやられっ放しでいられませんね。」

「そうですよ!」

かなり三人衆は荒んでいた。

「どうやって殺す?」

「こういうのはどうでしょう?あいつの食べるのに毒を仕込むのは。」

「それだ!」

そうやって長門を殺すための会議をしていくのであった。

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