第4話 決闘 前編
今、僕はやばい状況だ。何故やばいかと言うと、ゴロツキ三人衆に絡まれているからだ。
「おいなんか言えよ!」
三人衆の中で一番背の低いやつが言ってきた。
「す、すみません。」
「おい、お前冒険者になったのか」
今度は一番先頭のやつが言ってきた。
「はい、なりました」
「お前に良いことを教えてやる。魔導服職人ってなんて言われているか知っているか?生産職の中の最弱職と言われているんだぞ。なのに冒険者になるだと。冒険者舐めんな!」
俺はそう言われてイラっとしたので挑発するように言った。
「なら僕にも楽勝で勝てるだろう?」
すると三人衆は、顔に血管を浮かべて
「よし、お前に決闘を申し込む!断るなよ!」
「勿論断りませんよ。今から泣き顔が楽しみですよ。」
「クソ!まぁいい、昼の3時に来い。」
と言い、出ていった。
するとフランさんが来て、言った。
「あの〜。本当に大丈夫ですか?あの人達は一様Bランク冒険者ですよ。勝てるんですか?」
「もちろんですよ!あっ.......。あの〜部屋を貸してもらえないですか?泊まるところがないので。」
「もちろんいいですよ。一様ただで貸し出しなどやっているので」
「なら、まずは一週間貸してください。」
そんなやり取りをしながらやっていたら、昼の3時になった......。
観客席には、何処からか噂を聞きつけたのか満席になっていた。
「ほう、逃げずに来たのは褒めてやる。て言うか服装変わってないか?」
すると先頭の奴がが話しかけてきた。
「どうでもいいだろ。早く終わらせたいから、全員でかかってきていいぞ。」
僕は本当に思っていたのだが、そいつは挑発と思ったらしく顔を歪ませた。
「ふ、ふざけやがって!行くぞお前ら!」
「「おう!!!」」
そう言うとまず、先頭の奴が剣で切りにかかってきた。それを俺は避けなかった。
観客席からは悲鳴が上がった。当たった瞬間砂埃が起きて僕がいたところが見えなくなった。
「あんなに挑発しといて弱すぎだろ。」
あの三人衆は僕が死んだと思ったらしく僕の悪口を言い始めた。
そして砂埃が晴れるとそこに僕は立っていた。
「なら次は僕のターンですね。」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます