第2話 第一村人発見!

「さぁ!と言うことで街に入っていこう!」

と言い僕は、街に入ろうとしている人達の列に並んだ。ていうか人並び過ぎだろ!

見える範囲でも20人以上いるぞ。いつになったら入れるんだろう......。

それから数時間後、やっと僕の番が来た!


「身分証明書とかは持っているか?」

そんな事を考えていると門番の人が言ってきた。

「すみません。持っていません」

「そうか、ならこっちに来てもらえるかな?」

「いいですよ!」

そう言うと門番の人が門の近くにある詰め所の様な所に連れて行ってくれた。

その中に入ると机の上に水晶玉が一つだけポツンと置かれていた。

「この水晶玉の上に、手を当ててくれ」

「分かりました」

そう言われたので手を置いてみたら青白く光った。

「まぁ、大丈夫そうだな。なら仮の身分証明書を発行するぞ。

この身分証明書は一週間で使えなくなるからな。その間にギルドとかで発行してもらえ。ギルドは道をまっすぐ行ったらわかる。あとお金だ、どうせお前、お金待っていないだろ?」

僕は驚いたような顔をしながらも

「ありがとうございました!」

そう言って、僕はそこから出ていった。




「やっと街に入れた〜。良かった、良かった。

ていうか、話通じた!マジで良かった〜」

と言いながら、いまさっき教えてもらったギルドに向かってあるき始めた。





「でかいな......」

今立っているのはギルドの前だ。て言うかでか過ぎだろ!高さだけでも、5階建ての家ぐらいあるぞ! とツッコミはここまでにしよう。

「失礼しま〜す......」

そう言いながらドアを開けると。冒険者と思われる人達が僕を一斉に見てきた。


  

   マジ、怖っ!!!

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