01章-012:脳筋系小動物少女
[12]
「…失礼。他意はありません。ここに置いておくので、ほんと、ちゃんと飲んでくださいよ?」
どうも自分がいると飲みにくそうなので、ひとまず彼女が手に取れる位置に蓋を開けたまま回復薬を置き、少し距離をとることにしました。
と言うか、もうこのまま立ち去りたい気分ですが、私まだ薬草採取できていません。
彼女のことも気になりますけど、まずは、自分の食い扶持を確保することにしましょう。
――アイテムボックスOPEN
アイテムボックス内容のリストアップお願いできますか?
【システムメッセージ:畏まりました。こちらになります】
『
1:状態異常「ノックバック」
2:ワイバーン30mド級型(状態:死体)
3:状態異常「毒」
4:ブロッサムフルプレート
5:
』
わーい。やっぱり空きが減ってる。
そして今気付きましたけど、某勇者様に鎧返し忘れてますよ私。このうっかり屋さん。
…なぜか再開フラグが立った気がしないでもないですが、まぁ、いったん置いておきましょう。
さて、空きが一個のみだとさすがにやりくりが厳しいですが、空きを確保するには、何かを捨てるしかない。
ワイバーンみたいな巨大な死体を、ポイ捨て感覚でこの辺に放置するわけにもいかないですし。
他でいうと「状態異常」ですが、そもそもアイテム扱いと言うなら、「状態異常」って捨てれるんですかね?
【システムメッセージ:状態異常は単純に廃棄することができません。取り出したい場合、対象物に付与する必要があります】
うわーい。超めんどくさーい。
対象物と言われても、ここには私とタニアさんしかいませんし、状態異常を付与する相手としては
仕方ありませんね……二つずつ収穫して都度バックパックに詰め直しましょう。
「あの……いいです?」
薬草収穫の方法に思考が囚われている
声に振り向くと、どうやら回復薬は飲んでくれたようです。彼女の傍らにある回復薬が「入っていた」瓶は、半透明仕様ですので、減り具合はカンテラの光程度でもこちらから伺えます。
「はい。ちゃんと飲んだみたいですね。気分はどうですか?」
私はまだ回復薬の恩恵に預かった事がないので、即効性については本人に聞くより他ありません。ステータス確認は、さっきも言ったように緊急時でもない限り猥らに覗くわけにもいかないでしょう。
まあ、見た目だけでいえば、先ほどよりは表情の硬さは取れてきていますし、動きも少し不自由程度までには回復しているようですが。
「あ、ありがとうございますです。とっても楽になりました。
えっと、タニ…わたしの毒を直してくれたのも……その、『お兄さん』です?」
…
お兄さん。
――まぁ、ただ単に名前の知らない男性を指す際にいつも使っている呼称なのでしょうが。
ただ、少なくとも、年下だと思う相手には使うことはないでしょう。
そう言う彼女は、確かに小、中学生かと思う程度に童顔ですし、さすがにこの年代の方に、私を年少扱いすることは難しいでしょうね。
大した話ではありませんが。
今この瞬間、有馬君の好感度はウナギのぼりであるとだけお伝えしておきましょう。
うん。
…えぇと。
何の話でしたっけ。
そうそう、私が直したかどうかでしたか。
「それは、そう言うことになると思いますが――」
「あのっ、ありがとうございますっ!」
まだ言いたいことはあったのですが、勢いに任せて頭を下げ、謝礼を伝えてくる彼女に遮られてしまいます。
「タニ…わたしは、最後に意識失う時、「ああ、多分このまま死ぬんだな」って、半ば諦めてたんです…
それが、こんな起き上がれるほどに体が動いてるのは、お兄さんのおかげなんですよね……?
――それなのに、タニアは……お兄さんに失礼なこと言って…申し訳なく思うです」
そして、何やら自責の念に絡まれ始めたのか、ずんずんとタニアさんの頭が下りていくのを、なんとなく眺めて、もう一度ため息を付きました。
暗いなぁ……
そんなこちらのため息を、責められたとでも思ったのか、びくっと肩を震わせ、さらに縮こまるタニア嬢。
…。
なんですこれ。
やめて。この図式。端から見られたら、私が通報されそうです。
違うんです。お巡りさん、私じゃないです。
「思いつめすぎです。
助かってラッキーだったと思うくらいにしてください」
そして、それは事実ですし。
「でも…」
まだ駄目ですか。どうすれば通報されなくて済むのだろうか。
思い悩むところですが、タニア嬢も、九死に一生を得たばかりで冷静ではいられないでしょうし、今は仕方なしとして、先に気になっていたことを聞くことにしましょう。
「それより、聞いていいですか?」
「……え? あ、はい……タニ…わたしでわかることなら答えるです」
別に一人称が名前でも構いやしませんが。
貴女にしかわからないんです。
「なんで、また毒草なんて口にしたんでしょう?」
「!」
「この葉っぱの採取方法を知っているようですので、全く同じ形の毒草が混じっていることはご存知だと思いますが…
自殺未遂――というわけでもどうやら無いようですけど、
――薬草と毒草の見分け、ついてないですよね?」
その私の言葉に、罪悪感で歪んでいた顔が一転、口だけ引きつった笑みの形にした、いかにも「誤魔化しています」といわんばかりの表情に切り替わりました
「あ、あははは」
笑い始めたでおい。
「……それなのになんでまた」
一か八かの賭けに出るようなことを?
そう最後は目で問いかけるようにすると、とうとうハッキリ目をそらし始めました。
脂汗がカンテラの光で浮かび上がる額から、タラタラと流れ始めているのが、見て取れます。
え。何。
どうして犯罪者サイドのリアクションなんですか?
まさかの貴女こそが「お巡りさんこの人です」候補だったとでも?
「違うんです」
犯人は皆そういいます。
「話を聞いてくださいです」
犯行の供述はお巡りさんにお願いします。
「そんな変人を見る目で、タニアを見ないでほしいです!」
どうでもいいけど、どんどん近づいてくるのをやめてください!
さっきまでの警戒心取り戻して!
「でしたらタニアの話を聞いてくれると約束するです!」
「わかりました! 聞くので一旦落ち着きましょう!」
謎の叫び合いの後、数秒お互い呼吸を整えるため間をあけると、近づきすぎた距離に、今頃自覚したのか、顔を上気させて、そそくさと再び距離をとります。
そして、タニア嬢はおもむろに話し始めました。
「タニア…は、白魔法系の魔法使いですが、もう少し白魔法のスキルレベルを上げたら、「神官」の派生ジョブになることができそうなんです」
と、まず言われたのは若干自慢げなエピソードですが、本人は至って沈痛な面持ちであるため、そういう意図はないのでしょう。
はい? 今の彼女のセリフが半分くらい意味わからない、ですか?
そうですね。新しい単語がいくつか出てきましたものね。
あんまり長く説明しても疲れ――読むのが大変だと思いますので、簡単に。
まず、「スキルのレベルが上がるってなんだよ」というお話があると思いますが、これは前回の私の説明が、簡略化のために一部端折ってしまっていた為の混乱なので、申し訳ない限り。
「レベル」には「ジョブレベル」ともう一つ「スキルレベル」というものがあります。
こちらは、そのまま「スキルの使用熟練に応じて上がっていくレベル」のことを指します。
あと、意味の分からない単語が「派生ジョブ」でしょう。こちらは、某勇者さんが軽く話題にあげた予感がしないでもないですが、一般的なRPGでいうところの「転職」でつく「二次職」と言えばわかるでしょうか。
条件は様々ですが、それを満たすと通常ではなることのできない「特別なジョブ」になることができます。そのジョブを「派生ジョブ」と呼称しています。
つまり、先ほどのタニア嬢の話した内容は「白魔法スキルのレベルが、派生ジョブ「神官」になる条件を満たすレベルに近づいている」ということになります。
白魔法が得意な魔法使いが、次に目指す派生ジョブは、基本的には「神官」になりますからね。特にそこには違和感はありません。
ただ、一つ補足しておくことがあります。
「白魔法レベルが、もうすぐ20近くになるということですか。
思ったよりベテランの方だったのですね」
神官になるために必要な白魔法スキルレベルは20です。
これは、通常ゲーム時間で3年ほどを費やす必要があるので、駆け出し程度では少なくとも無理です。
「あ、いえ、タニ…わたしは子供のころから白魔法の適正だけはあるって早めにわかってたんで、ずっと白魔法の修練ばっかりやってて……
それでも15歳までかかっちゃいました…」
いつからの話なのかはさておき、子供のころの修練では実践的なことは殆どできなかったでしょうし。そう謙遜するような話ではないと思いますが。
ただ、捕捉したいことはそれではありません。
「でも、派生ジョブになる場合、たいていはスキルレベルのみではなく、別の条件も合わせてあると思うのですが、そちらはすでに満たせたのですか?」
この辺は、さすが元ゲームというところか、派生ジョブになるには、必要なスキルレベルを満たすこととは別に、お遣いクエストよろしくの、「契約物」の用意が必要です。
そして、大抵こちらの方がスキルレベルを上げるより難易度が高めになることが多く、そのため、彼女のスキルレベルをあげさえすれば達成するような言葉に違和感を覚えました。
「あー…」
そしてその違和感が何かを引き当てたのか、タニア嬢の顔が、再度ひきつった笑顔に戻ります。
「あはははー…」
これ間違いなく引き当てたな。
できれば当たってほしくはありませんでしたが。
あまり続かなかった乾いた笑いを収めると、少しうつむき、彼女は何やら揺れ始めました。
どうやら深呼吸をしている様子で、それも一区切りがつくと、意を決して顔を、こちらに向けました。
「はい…その通りです。
神官になるためには「薬草Lv5」が五本必要になるです…ですが、薬草Lv5となると、薬草100本の中に一本という程希少なものになるのです」
100本に一本。
それはだいぶ大変ですね。
少なくとも普通の薬草Lv1のように、大量にギルドに持ち込んで、数打てば当たるというレベルではありません。
となると。
「神官になるには、薬草の鑑定スキルが必須ということです。
でも、そうすると、一度「薬剤師」のジョブに就き直さないといけないです。
そして…私にはその時間はないのです…」
ふーむ。
ここまで聞いていると、可哀想な少女の窮地という感じで彼女が何か引け目を感じるような展開になる気配がありません。
時間がない理由はわかりませんが…
この話がどう毒草を食べることにつながるのでしょう。
「そんなとき、タニアはいい方法を思いついたんです」
いい方法ですか。今のところ私には思いつきませんね。
「毒草なんて、そうそう当たるものでもないです。
だから、片っ端から食べてしまえばそのうちLv5に当たるです」
「ちょっと待ちましょうか」
展開が早いですね。急にオチが見え始めましたよ。
「毒になっても私は白魔法使いです。すぐ毒は解毒魔法で直せますし、例え解毒魔法が尽きても回復魔法でつなげれば最悪何とかなるです」
雑ぅ!
計画も対処も雑すぎて震えます。
「でも、実際やってみたら、毒にかかると体が思うように動かなくなりますし、そのうち頭も朦朧としてきて、最終的には毒にかかったままいつの間にか気絶してたんです」
「ごめんなさい。馬鹿でしょう?」
我慢できず、直球ストレートで投げつけた私は悪くないはずです。
==
話を聞いたら、変人が確定しました。
なんて悲しいモノローグでしょう。
この世界で出会った、初めての普通っぽい人だと思っていたので、悔しさも
こんな小動物的可愛らしさを装備しておいて、事も在ろうに脳筋タイプとは…
「うう……ば、馬鹿は酷いです」
申し訳ないですが、否定する権利はあなたにはないと思います。諦めてください。
先ほどの私の一言に傷ついて項垂れてしまったタニアさんですが、先ほどと違い頬をぷくとリスのように膨らませる元気は戻っているようですので、放置でいいでしょう。
夜空を見上げると、月はほぼ雲に隠れてしまっています。このままカンテラの光のみでの作業になる前に自分の仕事を済ませます。
――人の目があるところで使いたくはなかったんですけどね…
時間もなく、お腹の虫が猛獣のような声で催促し始めている現状は、ハッキリともう限界に近いです。
――アイテムボックスOPEN
――対象を、目の前の群生している植物から薬草Lvが高いものを二本でお願いします。
【格納対象:Lv5の薬草二本】
…ああ、あるのはあったんですね。
【システムメッセージ:実行?】
――お願いします。
そうして、Lvの高い順に薬草を刈っては取り出し、瘤を切り出してはバックアップに詰める作業を繰り返します。
そのうちむくれているのも続かなくなったのか、はたから見れば何かの手品のような私の採取作業を最初は驚き、次第に興味深そうにじっと眺めているタニアさん。
最終的に、依頼の分を達成しきった辺りでは、拍手が出るようになっていました。
「おおおおー」ぱちぱちぱち
――ずいぶん余裕が出てきたんですね…
まだ顔色はよくありませんが、もうすぐ立ち上がるくらいはできるでしょうか。
そんな中、私はある懸念をうっかり忘れていました。
この群生地は、「魔物生息域」なんです。
「オロローン」
その声は、漆黒のみが広がる森の奥から。
月明かりが照らす森のエアースポットに向かって響いてくる。
つまりこちらに近づいてきています。
「っ! あの鳴き声は…クラウドマッシュルームです!」
まだ上半身を起き上がれる程度の体力しか回復していないタニアさんが、それでも冒険者としての矜持をはたすため、こちらに警告と相手の情報を伝えてきます。
とはいえ、戦闘システム系のことは私の担当分野。それは既にあずかり知るところ。
幾何かもしないうちに、その警告の対象が姿を現しました。
その姿は、ほぼキノコです。しかもかなり肉厚なキノコに、触手のような手足が生えており、それを利用して、決して早くないスピードでの移動を可能にしています。
きのこの表面には、角度によっては顔に見えなくもない、天井のシミのようなものが広がっています。そして、キノコのアイデンティティーたる「かさ」の部分はその名前の表す通り、もこもこのふわふわ仕様です。
パソコン上では拝見したことがありますが、こう実際、人の子供くらい大きなそれを夜の森の中で見ると、かなりホラーですね。
ただはっきり言えば、雑魚モンスターと呼ばれるくらいに弱い魔物です。
見た目通り動作は遅いですし、攻撃も体当たりくらいなものですが、一点注意するべきスキルを持っています。
ひたひたと、明らかにこちらを獲物と補足して近づいてくるキノコは、低いうなり声を鳴らし、私たちの恐怖心を煽ってきます。
「き、気を付けてです! その魔物は!」
うん。知ってるのですが、ちょっと気になることがあります。
その心配通り、キノコは近くまで来ると、突然縦揺れし始め、そのかさをふわふわと揺さぶります。
「『眠り胞子』と呼ばれるスキルで、体から出る胞子を振り撒き、周りの敵を眠らせるんです!」
そうですね。今まさにその前兆がみえます。
対処方法としては、
「なので、その胞子を吸い込まないように…っ」
ぶふぁぁぁぁっ…
拡散される胞子。
「息を……暫く……とめ…」
そう、この攻撃には息を止めやりすごすのが常套手段です。
私は、その前兆が現れ始めてから、口を開かず、息を止め始めていたのですが。
「ふあ…んむ………………Zzz」
嘘だといってよ。
なんだか警告してきている割にはメッチャ喋るなとは思っていましたが。
何その自己犠牲精神!? 「後は任せた」的な空気を感じないではないですが、私がそんな屈強な冒険者に見えるのでしょうか。
見捨てて逃げられたらどうするつもりです。
まぁ――それを覚悟のうえでこちらに伝えてきたことは、なんとなくわかるので、逃げやしませんが。
ざっ――と、改めて魔物に相対します。
「クラウドマッシュルーム」
名前だけ聞くとおいしそうな相手ですが、実際の姿を見れば、飢餓の危機にある私でさえ食指は動きそうにありません。
ささっとやってしまいましょう。
こう考えると、タニア嬢に気を失ってもらえたのは僥倖だったのかもしれませんね。
――アイテムボックスOPEN
【格納対象:目前のクラウドマッシュルーム】
問題なく格納できそうです。そして格納してしまえば。
【システムメッセージ:生命体を格納すると、対象は死滅しますが実行しますか?】
――どうぞ。
しゅぼっ
素早い相手でもなく、あっさりと光に包まれたキノコは巾着に吸い込まれました。
一応クラウドマッシュルームは弱いとはいえ、眠り胞子もありLv3にカテゴライズされる、初心者殺しの魔物なんですけど、ボタン一つ感覚で倒せましたね。
チートアイテムであることは間違いないですけど、もうアイテムの範疇さえも超えている気がします。普通に会話してますし。
さぁて。
巾着を腰に結び直すと、またもや地に伏しているタニアさんに目を向けます。
――問題はここからですよね…
とはいえ、やることは決まってます。
今回は何とかなる範囲の魔物が相手で良かったですが、このあたりには狼型の魔物が群れで襲ってくる場合もあるポイントです。用も済みましたし、早急に立ち去ることにしましょう。
バックパックに入れていたメットにカンテラをセットし、頭にかぶることで、手ぶらでの明かりをゲット。
なぜ手ぶらである必要があるかと言えば。
「…うわぁ。やっぱり泥まみれ…」
タニア嬢を負ぶさるためですが、先ほどの私同様、彼女も濡れた地面にずっと横たわっていたせいで、背中部分は泥まみれです。髪の毛にもちょっと付着してますね。
じゃ、失礼しますよ。
「よ...っと」
特に声をかけても起きる気配もなく、元々衰弱していたこともあり、そのまま起こさず連れていくことにしたのです。
うわぁ、軽い。小柄ではありますが、人ひとりを背負っている感じがしませんね。
ま、これなら何とか運べるでしょう。
そうして、少しバランスの悪かった姿勢を改めておぶり直し、改めて彼女の体温が背中に感じられます。
――あ、割とある…
【システムメッセージ:ご主人様】
なんやろか。
【システムメッセージ:薬草は今回10個でよろしかったのですよね?」
…そうですけど?
【システムメッセージ:では…】
そんなことより、確認してほしいことがちょっとあるんですけど。
【システムメッセージ:…なんでしょう】
彼女が倒している葉っぱ、どれくらいの割合で、毒草だったのか、見てもらえます?
【システムメッセージ:それなら。既に確認済みです】
あ、そうなんです? ちょっとでも薬草が混じってるなら、一緒に持って帰――
【システムメッセージ:すべて毒草です】
――あ、そうなんです?
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