カールスロア侯爵夫妻とアナベルちゃん・後編

 村の復興の視察は終わったわ。

 村が襲われる以前には、旅人も被害にあっているそうよ。巡回を増やそうと、ルートを打ち合わせしている。個人から団体へと、被害が大きくなっているのね。盗賊の規模も大きくなっているのかしら。


 私が考えても仕方ないので、侍女を呼んだ。

「ねえねえ、あまり何もない村が多いのね。王都で見ないような、変わったものを売っていたりしないの?」

「奥様がお喜びになるような品は、ないかと。食べものも食器や小物も、王都に並ぶものには適いません。このような集落では、せいぜい日用品や住民の手作りの品などが売っている程度です」

「手作りねえ。面白そうじゃない、たまには素朴なのもいいわ。お店があったら、案内して頂戴」

 どうせ王都のように絢爛豪華な一級品がないのは分かっているわ。視察に来たんだもの、村人の生活に即したものを眺めてもいいじゃない。

 

 侍女に案内され、意気揚々と盗賊被害をまぬがれた、村はずれの小さなお店へ行った。護衛も数人付いてくる。

 店の前には『火の魔石、入荷しました』と、絵付きで書かれていた。建物の面積全体を合わせても、侯爵家のダイニングルームにも及ばないわ。

 小さいのに食堂も兼ねていて、所狭しと商品が並ぶ。壁に布が掛けて売られていて、木の棚には木工細工や、ハサミや爪やすりなどの道具が乱雑に置かれていた。すみに小さな籠がいくつもあるのに、商品が乗っていないわ。

「籠がカラよ、完売かしら」

「そちらは籠を売っていますよ」

「あら、でも手作りって言わなかった?」

「はい、手作りの籠です。竹職人がいるんでしょう」

 まあまあ、そういうものは王都の立派な職人が作っているんだと思ったわ! 村と言っても、技術はしっかりしているのね。


「小さくて可愛いじゃない。幾つか見繕みつくろって、買っておいて。平たいのと、四角くて枠が低いのがいいわ。そういえば、店の前に竹の椅子があったわね。あれが庭に欲しいわ、六つ買って届けさせて」

 素朴どころか、オシャレだわ。新しく木であずまやを作って、椅子をそこに四つ並べましょう。あと二つは、私達の寝室の前よ。

 いい買いものができたとご機嫌で戻ると、夫が渋い顔をしていた。

「勝手にいなくなるんじゃない! もう出掛ける予定の時刻を過ぎた、どうしてお前はそうなんだ!!」

「退屈させるあなたが悪いんですよ。時刻を過ぎたなら、早く馬車に乗って出発しないといけませんわよ」


 また怒る。私は目の前を通り過ぎて、先に馬車の扉の前まで行ってエスコートを待った。

「侯爵様の負けですわね」

 夫に笑いかけるアナベルさん。夫は疲れた表情をしている。

「はあ……、本当にすまないね……」

「ふふ、侯爵夫人がお使いになれば、婦人と親しくなりたい方が購入されますわ。特産品の広告塔として、申し分ないでしょう」

「そうでしょう、お友達にも勧めるわ。私のセンスを、いつも褒めてくれるもの。皆が喜んで買い求めるわよ」

 私ってばお役立ちすぎよ、鼻が高いわね。

 馬車は次の目的地へと動き出した。最後は穀物の貯蔵庫を覗くらしいわ。


「そろそろ美味しいものが食べたいわねえ」

「お前はすぐそれだ」

 定期馬車の通る広い道へ出て、丘の上にある貯蔵庫を目指す。

 半分も行程をこなさないうちに、馬車が止まったわ。左手に川、右手には少し離れて森が広がる。道は大きく右に曲がっていて、先が見えない。

「どうかしたか」

 馬車の外へ声を張り上げて夫が尋ねると、御者が手綱を手にしたまま振り向いた。

「道に人がうずくまっています。今、騎士様が事情を聞いて……、あ!!!」

「うわああ!」

 御者の言葉が途切れるのと同時に、騎士の叫び声が響いた。


「何事だ!?」

 夫はすぐに馬車の扉を開いた。私も顔を覗かせたら、倒れた騎士と、彼を見下ろす短い髪の若い男性の姿があった。男性の剣からは赤い血がしたたっている。

「侯爵様! 蹲っていた男が、しゃがんで肩を叩いた騎士様に突然斬り掛かりました! うわあっ……!!!」

 カツン!

 今度は御者の悲鳴。男は御者に手のひらサイズのナイフを投げつけた。ナイフは外れて、馬車にぶつかって地面に落ちた。


「敵襲です、侯爵閣下は婦人と馬車の中でお待ちください!」

 馬の横にいた騎士が、同僚に危害を加えた男に斬りかかる。男は二、三度防いだものの、騎士の動きについていかれずに、剣を自らの身体で受ける羽目になった。

 アイツは簡単に倒せたけど、森からまだぞろぞろと出てくるわよ。夫は馬車の外にいて、ようやく身を起こした騎士の元へ駆け寄る。

「ポーションを飲みなさい、しっかりしろ! 賊どもを近付けさせるな!!!」

「はい!」

 護衛騎士は一部を馬車の近くに残し、他が森に隠れていた襲撃者の対処にあたった。アナベルさんも馬車から降りて、外を見渡しているわ。


「なんなの、襲撃?」

「奥様、馬車から出てはなりません!!!」

「あら、それなら貴女だってそうでしょう」

「私はカールスロア家の臣下にございます」

 正確にはハットン子爵がウチの臣下で、アナベルさんはトビアス殿下の家来よね。父親の代理で来ているだけで。見た目と違って真面目な娘ねえ。本当にハットン夫妻に似てないわ、実は拾ってきましたって言われたら信じちゃいそう。

 あ、先代は真面目で融通が利かない人物だったから、ちょっと似てるかも。


 不意に視界で何かが動いた気がして、川がある方を眺めた。川幅はあまり広くない。対岸にいつのまにか誰かがいるわ。住人かしらね。

 こちらに……弓を構えている!??

「矢が来る……!」

 騎士の一人が、注意しろと叫んだ。

「奥様、馬車に……いえ、伏せてください!!!」

 必死のアナベルさん。でも私はまだ、そこまで深刻な事態だとは予想していなかった。

 アナベルさんは私の両肩を掴んでしゃがませ、自身が覆い被さるようにした。

「ちょっと、えっ、どうしたの……!??」 


 ヒュッと細い光が飛んでくると気付いた次の瞬間、アナベルさんの左腕に矢が刺さっていた。

「ヒィッ……!!!」

 言葉にならない。楽観的といわれる私も、さすがに震えるわ。

 馬車に、馬車に入らないと。でも馬車の中だって、本当に安全なのかしら……!??

「……主人を危険に晒すなんて、お前たちは騎士の矜持きょうじをなんと心得るの!!! 全滅しても侯爵夫妻を守りなさいっっっ!!!」

「はっ、……申し訳ありません!」

 鬼気迫るアナベルさんの怒鳴り声は、空気を震わせるように響いた。今までの穏やかで賢そうな雰囲気とは、全然違うわ。


 騎士が私を素早く馬車に乗せ、夫を呼ぶ。夫もすぐに馬車へ駆け付けた。

「すまないアナベル君、油断した。妻を助けてくれて感謝する」

「臣下として当然です。侯爵閣下、まずは対岸の弓兵を倒さねば、思うように身動きが取れません。こちらで奥様をお守りください、必ずや打開してみせます」

「何か手があるか? 魔法を使ってみたが、向こうには防御魔法専門の魔法使いがいて、防がれた」

 夫とアナベルさんが、深刻な表情で戦況を分析しているわ。

 バカじゃないの、うちの旦那!!!!!

「あなたっっっ!!! アナベルさんの腕に矢が刺さっているのが見えないの!?? 先に治療しないといけないでしょ!? 騎士ならまだしも、若い女性が怪我してるのよ? 私は生きた心地がしませんわよ!!!」


 アナベルさんは矢が刺さった辺りをずっと押さえている。痛いのを我慢してるのよ、うちの夫ってばどうして気にならないのよ!

「……そうだ、すぐに手当てしよう。ポーションを用意するから、……先に傷の近くを縛らないと」

 カンカンと不規則に矢が馬車に当たっていた音が、ようやく止まった。馬車にプロテクションがかけられたのね、遅いわよ。

 外では剣のぶつかる音や、人が叫ぶ声が続いている。


 夫がアナベルさんの腕の、矢が刺さっているより高い部分を紐でキツく縛った。血を止めて、次は矢を抜く。痛そうったら痛そうったら。

 アナベルさんは口を固く結んだまま、くぐもった悲鳴を漏らした。我慢強すぎない!??

 そして上級ポーションを一気に飲み干すと、傷口はすぐに塞がっていく。

「侯爵閣下、ここで召喚をしても宜しいでしょうか?」

「構わんが……、君はどんな種族と契約をしている?」

「小悪魔でございます、必要な時だけ契約します。私の仕事を優先的に手伝ってくれる子がいるんです」

 へえ、アナベルさんは召喚をするのね。慣れた手付きで座標を描き、呪文を唱える。アレって不思議よね、何もないところから出てくるんだもの。

 すぐに空間が繋がり、金髪の女の子の小悪魔が姿を表した。

 大きなコウモリの羽が生えた、飛べる子ね。鋭い目付きで、瞳は青い。可愛いけどキツそうな子よ。


「アナベル、狭いところで喚ぶわね。緊急?」

「ええ、川の対岸に伏兵がいたの。倒してきて頂戴」

「お安いご用よ。何人か分かる?」

「二桁ってとこね。倒した人数分の追加報酬を払うから、自分で数えて」

 喋りながらアナベルさんがあらかじめ用意していた契約書を渡すと、小悪魔はすぐにサインをしたわ。何度も短期の契約をしているからか、軽く目を通しただけで。

「自己申告なの? 嘘を言うんじゃないの?」

「奥様、その心配は無用です。契約書に“虚偽の報告をしたり、故意に情報を隠さない”との項目があります」

 しっかりした契約書を作っているのね。小悪魔はサインを終えたばかりの契約書を両手で持ち、突然かぶりついて凝視した。


「ウソッ!? そんな条件無かったじゃん!」

「あら、二回目からは入れてあるわよ。貴女、最初の時しか確認していないでしょ」

「やられたー! ……ウソなんてつかないけどさー。ぐむ~!」

 小悪魔はまだ納得できないような態度だったけれど、言い争っても仕方ないと悟ったのか、さっさと馬車を出た。

 馬車を包むプロテクションをいったん解除してもらい、飛んでいったわ。

「では、後の戦闘はお任せして、改めて私が防御魔法を唱えます。以降は戦闘終了まで、馬車の外との行き来はできません」

「ああ、任せた」

 アナベルさんは防御魔法も使えるの。旦那は曖昧に頷いた。どんな魔法が使えるかとか、あんまり知らないみたい。

 私達の安全を第一に考えてくれてるから、お任せして問題なしね。


「神秘なるアグラ、象徴たるタウ。偉大なる十字の力を開放したまえ。天の主権は揺るがぬものなり。全てを閉ざす、鍵をかけよ。我が身は御身と共に在り、害する全てを遠ざける。福音に耳を傾けよ。かくして奇跡はなされぬ。クロワ・チュテレール」


 意外なことに、彼女が唱えたのは最上級の防御魔法だったわ。

 プロテクションと同じで、武器の攻撃も魔法攻撃も全部防ぐ魔法。それでいて簡単に壊せない、最も強固な防御よ。一つの国に、そんなに使い手がいない難しい魔法らしいわ。

 さすがにこんなすごい魔法を使うと思わないので、外の騎士達まで驚いてザワザワしていたわ。後ろの侍女達の馬車まで範囲に入っているのよ。


 あれからすぐに矢の攻撃が収まり、騎士は戦いを有利に進められるようになった。あの小悪魔、ちゃんと仕事をしたのね。

 騎士達も奮闘し、戦闘は終了。

 伝令を早くに飛ばしていたものの、応援はまだ来ていないわ。遅いわよ。下手したら、到着までにやられちゃってたわよね?

 とにかく倒した敵を縛ってまとめる。逃げられないようにして、見張りながら援軍を待つの。退屈だわねえ、お店もないし。

 騎士は見張りと、周囲を警戒して残党がいるか確認する組に分れている。

 対岸にも三人が向かった。鎧を脱いで川の浅い場所を探して渡り、着替えは頭の上にくくり付けてたの。変な恰好で面白かった。

 盗賊は小悪魔がちゃんと、逃がさないようにしている。


 近くの町からの応援が到着したのは、それから一時間近く経って。とっても退屈だったわ。盗賊を移送するのは、移送用馬車と追加の兵隊が着いてからよ。見張りを任せて安全な場所へ移動、今回の視察はここで中断しましたとさ。

 その後は盗賊の残党狩りや警備の見直し、誰かが視察のルートを漏らしたんじゃないかって調査したり、何日もバタバタしてたわ。ちなみに馬車を襲ったのは偶然で、領主とは知らなかったって結論だったの。



 ようやく落ち着きを取り戻した私は、首都の邸宅に戻って、次のパーティーに参加する準備を始めた。デザイナーを家に呼んで、ドレスの注文をしているの。

「奥様、ハットン子爵令嬢がお見えになりました」

「すぐに通して!!!」

 一緒に準備をしたいから、アナベルちゃんも呼んだのよ。

「お久しぶりです、奥様。本日は私に用があるとの……」

「挨拶とかいいわ、ドレスを作るわよ!」

 そうなのよ。

 ハットンはアナベルちゃんにろくなドレスも作らないでしょ、私が用意しなくちゃ。一緒にパーティーに参加して、次期カールスロア侯爵夫人だって知らせていかなきゃね!

「……私の分も、でしょうか?」

「当然よ。もうすぐ宝石商も着くわ、靴職人と帽子の専門店も!」

 

 採寸して、まずはドレスの色と生地よ。候補を選んでおいて、本人に決めてもらうわ。宝石商も到着して、新作のブローチを眺めていたら、デザイナーとの打ち合わせを終えたアナベルちゃんが戻ってきたわ。

「ねえねえ、どんな宝石がいいかしら? これなんて似合いそうね」

 中央にダイヤモンドの埋め込まれた、バラ型のブローチをアナベルちゃんに当ててみる。

 似合うわ、いいわね。彼女はセクシーな感じだし、私はバラが好きだからバッチリよ! 色はどうかしら、ドレスは結局どの色にしたのかしら?

「私に新しい宝石は必要ありませんわ。もし叶うのでしたら、奥様がもう使われなくなった装飾品を、頂けませんでしょうか」

「あら、新しいのが良いんじゃないの? 流行遅れになるわ」

「奥様のセンスの良さは、皆が知るところです。その奥様がお選びになられたのです、素晴らしい品は時代に左右されませんわ」


 アナベルちゃんは笑顔で、私の使わなくなった不要品でいいというのよ。

 まあ、そうよねえ! 私はセンスに自信があるし、安物も粗悪品もないわ。ちょっと加工してもらって、若い子が使いやすくしましょ。でもそれだけじゃあねえ……。あ、私とお揃いのものを買ってプレゼントするのはどうかしら!

 私の宝石箱から使っていない装飾品を持ってくるように、侍女に指示する。届くまでに、ネックレスを色違いで選んだ。

 扉が開いたから早くも侍女が持ってきたのかと思ったら、顔を出したのは息子のカレヴァだったわ。婚約者のアナベルちゃんの様子が気になったのね。

「母上、アナベルが来てるとか」

「カレヴァ。今度のパーティーの準備よ、貴方も欲しいものがあったら、注文しなさいな。今日は女性ものしか持ってきてもらってないからね」

「俺は別に~」


 広げられた商品を横目で眺めるカレヴァ。どんなものを選んだのか、気になるのね。そこへ私の宝石を抱えた侍女が戻った。

「奥様、こちらではどうでしょう。今回のドレスに似合う色を選んで参りました」

「……母上、まさかアナベルに使い古しで済ませる気か!?? 新しいのくらい、買ってやってくれよ!」

「だってアナベルちゃんが、私の使ったのがいいって言うのよ」

「遠慮してるだけだろ、察しろよ。気にせず欲しいのを買ってもらえよ、アナベル!」

 あああん、もう。息子に怒られちゃったわ。欲しがってるんだから、いいじゃないの。

 カレヴァはアナベルちゃんに好きな商品を選ぶよう促した。アナベルちゃんが、笑顔でカレヴァを真っ直ぐに見詰める。


「……カレヴァ君」

「はい、なんでしょうアナベルさん」

「買ってもらえじゃなくて、言うならせめて、俺が買うでしょう! いつまでも子供じゃないのよ。それに新しい宝石は買えるけど、カールスロア侯爵夫人が所有する宝石は、お金を払っても手に入れられないの。奥様に認められた証になるのよ。奥様がパーティーで紹介してくださるこの機会に身に着けておけば、立場が確立されていくわ。パーティーは遊びじゃないのよ!!!」

 カレヴァって叱られると察したら、アナベルちゃんを、さん付けで呼ぶのねえ。もう尻に敷かれてるわ。女性と長続きしない子が、ようやく婚約にこぎつけたからかしら。

 アナベルちゃん、なんだか生き生きしてるわね。

 でも私もパーティーは、ただの貴族の遊びだと思うわ。


「……俺も参加するからな」

「しっかりエスコートして頂戴ね」

 カレヴァは少しふて腐れながら、アナベルちゃんにブレスレットを選び始めた。結局、自分で買うのね。

「じゃあ私も買ってもらおーっと」

 私もブレスレットを選んで、宝石商に渡した。

「なんで母上まで!!!」

「カレヴァ君、お母様に日頃の感謝を伝える為にプレゼントしなさいな」

「ねー、アナベルちゃん」

 アナベルちゃんは私の味方ね。本当にいい娘だわ!

 私達のやりとりに、カレヴァが「ん?」と首をかしげた。


「そういや母上、アナベル“ちゃん”って……、いつの間にそんなに仲良くなったんだ?」

「視察の時にね~。アナベルちゃんは、我が家にピッタリの娘だったわ!」

 彼女を紹介するのが楽しみだわ!

「アナベル、視察に同行したのか? 俺を呼べよ、いじめられなかったか!??」

「……呼べよじゃなくて、どうして次期侯爵がサボっているのかしらね……?」

 アナベルちゃんの笑顔が深くなる。

 私も分かったわ、カレヴァはお説教されるわね。用事を思い出したと、慌てて逃げちゃった。買いものを全て終わらせてから、アナベルちゃんはカレヴァの部屋へ向かったわ。

 私は疲れたから、ちょっと眠りましょ。

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