問わず語りの備忘録【１】

53）ゆるっと他薦 その18（短編）

　今回紹介している作品の倍は紹介したい作品があったのですが、ごめんなさい。ホントね……もう、いろいろいろいろ、まにあっておりません。

　てことで（？）かけ足でゆきます短編ピックアップ。

　ー短編（順不同）ー

【秋月創苑さん作/もう一度、君に。（現代ドラマ/動物）】

　いたずら好きの小さな命が遺していったもの。寂しくて切ないけれど、どこかほほ笑ましくてやさしい物語。読後感がとてもあたたかいです。

（全1話/2,666文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890362877

【木沢俊二さん作/カラオケ・オブ・ザ・デッド（現代ドラマ/サラリーマン）】

　たかがカラオケ。されどカラオケ。戦場と呼ぶにふさわしい緊迫感の中、ふい生じる笑いがクセになる物語。ラストのオチも気持ちいいです。

（全15話/10,906文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890452088

【仲咲香里さん作/失恋三分間（恋愛/高校生）】

　二人の恋から描かれる四人の恋模様。ひとつの終わりはひとつのはじまり。恋の甘さと苦さと青春がぎゅうっと詰まった物語。いいよねぇ……青春（遠い目）

（全2話/5,367文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890483458

【PURINさん作/泡沫のルール（異世界ファンタジー/人魚）】

　ひとりひとりが、ほんの少しずつでも心がけたなら、こんなやさしい現実をつくっていくことができるかもしれない。つくっていきたい。そんなことを考えさせられる。短いお話のなかにこめられたメッセージが、深く心に染み渡ります。

（全1話/1,396文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888858365

【九乃カナさん作/ラーメンを中心にして（現代ドラマ/OPP）】

　オープン・プロット・プロジェクト（OPP）サンプル小説第3弾。

　ラーメン禁止法。ありえない法が施行されてしまうという点では必ずしも絵空事ではない――かもしれない社会派（？）小説。そして、いうまでもなく飯テロ小説。読めばもれなくラーメンが食べたくなります。

（全10話/11,621文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890435478

☆多世界宇宙を悲劇が見舞う－全宇宙が恋したラーメン－（OPP/パラレル）

　上記『ラーメンを中心にして』のパラレルなその後のお話です。ラーメン×SF。壮大です。全力でふざけてます。

（全1話/4,721文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890563524

【無月兄さん作/優しく髪を撫でるその手は（恋愛/高校生）】

　サラサラな髪っていいよね。というお話。……そっけないとかいわないで。ネタバレしないようにこれ以上いうのは無理。というか、読んだほうが早いです。

（全1話/1,254文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054889005908

【無月弟さん作/喫茶店で甘い夢を見る（恋愛/喫茶店）】

　あらぬ方向に暴走してしまう妄想とこだわりのフェチがとっても楽しいヒロインと、ひたすら甘いイケメンウエイター。どれくらい甘いかといえば、リアルに飲んでいたブラックコーヒーまで甘く感じられたくらい。←実話です。たぶん、口にいれるものみんな甘くなります。砂糖いらずです。

（全2話/5,621文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890609042

☆喫茶店で甘い一時を（恋愛/喫茶店）

　上記ふたりが初登場した一作目。こちらもあわせて読むと糖度は何倍にもはねあがります。ぜひセットでお楽しみください。

（全2話/5,207文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054888765888

　さて。ここでおわりにすべきかどうか、とても迷いました。というか、こんなにも紹介したくないのに、紹介せざるをえない……なんて作品はなかなかないと思います。はぁ、ほんと、紹介したくない。←

　モノがモノなのでおおきく空白あけます（気分的に）

　あ、嫌な予感がする方。たぶん正解なので、なんなら気にせずブラウザバックしてくださいね。

　ちなみに、夏がおわるまえにもう一度ホラー特集をやりたいと思ってます。あとカクヨム甲子園もね。

　てことで。この先は覚悟のある方のみどうぞー。

【一田和樹さん作/成績優秀、スポーツ万能、無敵の美少女の妹がオレのうんこしか食べないんだが（ラブコメ/スカトロ）】

　タイトルがすべてです。比喩ではありません。ガチです。一田さんはこのエッセイでも何度か紹介していますが、プロの作家さんです。書くことで生活している方です。それだけの筆力がある方がこういうものを書くとどうなるか……。

　本編をひらくまえに、阿鼻叫喚死屍累々のレビューに一通り目を通すことをおすすめします。もし読んで気持ち悪くなったりしても苦情は受けつけません。読む場合は自己責任でお願いします。

（全2話/8,909文字）

https://kakuyomu.jp/works/1177354054890456445