36)ゆるっと他薦 その11(短編)
ー短編(順不同)ー
まずは毎度おなじみ同題異話SRから3作。
【同題異話SR -June-/字句の海に沈む】
☆ぴおにさん作(海)
これはねぇ、ほんとうに字句の『海』です。ほかにいいようがない(笑)アートです。おもしろいです。恐怖とパニックがダイレクトに伝わってきます。477文字。あっという間に読めます。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889831136
☆chauchauさん作(恋愛/ラブレター)
終始ニヤニヤします。ひたすらニヤニヤします。途中から展開が読めて、けれどその読みどおりになることが、なんとも幸せな気持ちにしてくれる、かわいい恋のお話。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889811901
☆七海まちさん作(異世界ファンタジー/吟遊詩人)
言葉のひとつひとつがとてもきれい。語られていない部分が世界に奥行きをあたえているような、ここから壮大な物語がはじまりそうな――すこし不思議で、とても美しい物語。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889829360
ここからは通常の短編です。
【さいさん作/巨人の世界と小人の世界――放浪の画家――(異世界ファンタジー/画家)】
たとえば自分の感じる『おおきい』が、人の感じる『おおきい』とおなじだとはかぎらない。現実にもある、とある『視覚』の不思議。透明な空気感がとてもやさしい物語です。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889158342
【宇近太助さん作/悪魔(ミステリー/ダーク)】
悪魔は正体を暴けば消滅する――。はたして、ほんとうにそうだろうか。
妙にリアルで、言葉にしがたい恐怖がどこからともなくこみあげてきます。いろいろ考えさせられる奇妙で怖い物語。ちなみに結構大人向けです。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889964968
【無月兄さん作/好きな子イジメなんてくだらない(初恋/片想い)】
かつての自分をつきつけられるほどダメージをくらうものはありません。特別な、大切な初恋相手への深い深い後悔。はじめての『ごめん』の先にあるものは――。
こちらは『初恋と幽霊』の不憫男子、啓太が中学生のときのお話ですが、単独でも十分に楽しめると思います。ので、シリーズ未読の方もこれをきっかけに、ぜひこのシリーズの切なくて爽やかであったかい『空気』に触れてみてください。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054889978798
(おまけ)
【無月兄弟のモフモフ恋愛シリーズ】
猫小説を集めている自主企画で弟さんの猫小説をみつけ、その概要から3部作であることを知り――こうなりました。←
レビューもそれぞれ書かせてもらいましたが、要約すると『かわいい』ということしかいっておりません(笑)ここであらためて書いてもたぶんおなじことになると思うので、ここはキャッチコピー風の一行紹介でいきます。
☆弟さん作/狐と二人と稲荷寿司(ラブコメ/狐目線)
もぐもぐモフモフ。食いしん坊チビくんが繋ぐもの。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054883052015
☆お兄さん作/犬と散歩とラブレター(ラブコメ/犬目線)
モフっとキュンと。走るマカロン。届けラブレター。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054886297785
☆弟さん作/猫と家来と気になる男子(恋愛/猫目線)
ぽってりフワフワ豆大福。家来の笑顔のためにがんばります。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885308759
ちなみに、わんこのマカロンとにゃんこの豆大福、そしてそのご主人たちは、前回の短編ピックアップで紹介した、弟さんの『ハチミツ色の日々』にもチラッとゲスト出演(?)してます。こういう、キャラがさりげなく他作品に顔を出してるのって、なんかとても好きなんです。未読の方は合わせてどうぞ。
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885765083
さて。短編ピックアップが先になったので、次回こそホラー特集やります。たぶん。←
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