第55話:集中豪雨と超大型台風1

 2012年7月11日~14日、 熊本県阿蘇市乙姫で817mm、大分県日田市

椿ヶ鼻で657mm、福岡県八女市黒木町で649mmに達するなどで記録的な豪雨

となった。2012年11月16日の衆議院解散に伴い、2012年12月4日

、公示、12月16日に施行。その結果、衆議院議員総選挙である野党第一党の

自由民主党が、単独で絶対安定多数269議席を確保する大勝で、与党に返り咲き

、一方、政権与党の民主党は改選前の230議席からほぼ4分の1、前回衆院選

の308議席からは5分の1以下に留まる57議席しか獲得できない他、

現役閣僚8人が落選するなど、歴史的かつ壊滅的な大敗を喫した。


 これは、福島原発時の対応のまずさが、国民の怒りをかり、大敗したのではないか

と言われた。そうして、2012年は、再び、自民党の過半数獲得で、以前と同じ

政治体制になり、寄せ集めの与党の実行力の弱さが、国民から指示されなかった

のかも知れない。その後、2012年が終わりを告げ、2013年を迎えた。

 2013年5月21日にトヨタ株を6700円で20万株を13.4億円で売却し

、69680万円の利益を得た。


 地球温暖化によって、様々な問題が起きているが、その中でも、大きな問題が、

台風被害だ。特に、2013年11月のフィリピンを襲った世界最大級の台風の

被害は壮絶だった。2013年11月6日夜21時、中心付近で風速60m毎秒

、最大瞬間風速85m毎秒の「猛烈な台風」となってフィリピン海を西北西に

進んでミンダナオ島に接近。11月7日21時、更に中心気圧が下がって

895hPaに達し、中心付近で風速65m毎秒、最大瞬間風速90m毎秒と観測史上

例をみない勢力となった。台風は現地時間8日午前4時40分頃にフィリピン中部

のサマール島に上陸。サマール島からレイテ島、パナイ島とフィリピン中部

ビサヤ諸島を横断して南シナ海へ抜ける進路を取った。11月8日朝の時点での

勢力について合同台風警報センターは最大風速87.5m毎秒、

最大瞬間風速105m毎秒としている。2013年11月8日早朝にフィリピン

中部に上陸したが、従来の台風のように上陸後に勢力は殆ど弱まらず、900 hPa

の勢力を約一日半維持し、その間フィリピン中部の島々は60m毎秒以上の

竜巻に匹敵するような強風と台風による局地的な低圧部による高潮に

長時間襲われた。避難がしにくい早朝時という時間的要因などの理由によって

レイテ島のタクロバンを中心に甚大に被害を引き起こした。


 また、高潮を意味する現地語がなく、事前情報としてメディアや防災関係者は

、殆どの現地住民が意味の分からなかった英語の「ストーム・サージ」を

そのまま使って警告したため、不十分な避難情報と言葉の壁や住民の防災に

関する意識の低さが、台風被害を拡大させたとの情報もある。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る