第54話:一美の出産と太郎の帰国

 そして、悪夢の2011年が終わりを告げ、2012年が空け、今度は、

ソフトバンク株が下げ足を早めたので、2012年1月17日に、2060円で

20万株、買い指値を入れた。その後1月19日にソフトバンク株を20万株を

4.12億円で購入出来た。今年は、非常に雪が多く、2月1~3日にかけて、

青森県酸ヶ湯温泉で439cmと平年の2倍の雪が降った。秋田県仙北市の玉川温泉

近くで雪崩が発生、湯治客の男女3人が死亡。青森県の国道279号線で大型車が

坂道を上れず道を塞ぎ、一時車4百台が立ち往生と大雪の影響が東北中心に出た。


 2月27日、長女の一美から電話で、明日から、そちらで世話になりたいと

言ってきたので、了解した。当日、泰平と志保さんが、駅まで、車で迎えに行くと

、一美と矢島泰造君がいて、車ののせ、家へ向かった。そうして、和室を提供して

、ここで生活しなさいと言い、陣痛が来たら、産婦人科病院へ車で送るからねと

言った。そうして、4人、一緒に昼食をとって、矢島泰造君が帰っていった。


 3月9日の早朝、一美が、陣痛が来たようで、痛いと言いだして、産婦人科

病院に電話をして、入院セットを持って、送り届け、入院となった。その翌日、

2012年3月10日、朝10時に、無事、男の子が誕生したと連絡が入った。

 早速、志保さんと泰平が病院に行き、長男の男の子に対面した。すると泰平が

、「志保さんに似ているね」と言うと、そうかしらと言いながら、満足そうに

笑った。


 その後、一美さんの長男は、矢島一郎と名付けられた。しかし、米国で仕事を

している長男の徳川太郎は、既に結婚して、2児のパパになっていたので、3人目

の孫と言うことになる。2012年5月5日北海道電力泊発電所が23時に

運転停止1970年以来42年ぶりに日本の全ての原子力発電所50基が稼働停止

となった。2012年6月6日、長男、太郎から久しぶりのメールが届き、

東日本大震災の被害は、どうだったかと聞いてきたので、被害なし、皆、健康で

やってると返信したが、久しぶりに、仕事で、本田技研の狭山工場に行く

ことになったので、3日、休暇をもらって、実家に、家族4人で来ると言うので

、楽しみに待ってるとメールを返信した。そして、7月2日に、長男の徳川太郎

が来て、奥さんのスーザンと初めて面会した。


 その日の夕方、一美の旦那の矢島泰造さんも来て、初対面の挨拶をした。

 泰平は、英語が、あまり、上手でないので、一美さんと泰造君も英語は堪能で

、スーザンと親しく、話をして、志保さんと泰平は、もっぱら、長男の太郎と話を

して、孫の4歳ジョージと2歳ティムを見ていた。2人の男のこのうちジョージが

、少し、太郎に似た感じがあったが、ティムは、お母さんのスーザンに似ていた。


 そして、夕食を終えても、遅くまで、話し込んで、矢島泰造君も泊まった。

 そして、翌日は、泰平と、徳川太郎の家族4人で、東京ディズニーランドへ

出かけた。平日にもかかわらず、やはり、混んでいて、その人の多さに、

ジョージとティムが驚いていた。その後、アトラクションを見学して、多くの

写真を撮って、午後16時頃にディズニーランドを出て、17時半に実家に

帰ってきた。その後、2日間泊まって、翌日、太郎一家が、帰っていった。

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