第23話:購入した札幌のビルに診療所
交通の便は悪くない、だた診療所をつくるには工事が必要になると言った。
不動産屋との交渉で1.5億円なら売買交渉すると答え不動産屋が了解したと
言い交渉に入り、翌週の週末に電話で交渉が決着し1.5億円で買えたというので
翌週の2月27日、日曜日に寛太と幸夫で札幌の不動産を訪ねた。書類を揃えて
きたので、幸夫が売買手数料が5百万円上乗せして1.55億円と書いてあったの
1.5億円でないと駄目だと言うと不動産屋、手数料いただくのは当たり前だ言い
してきたので、私は1.5億円というので契約すると言ったので何とかしろと契約
書を突っ返し、支払い方法はと聞くので現金で払うと言うと、ちょっと待ってと
言い、数分後、了解しました1.5億円で結構ですと契約書を書き換えてきた。
その契約書にハンコをついて不動産会社の銀行口座に1週間以内に入金すると
言い、もう一度そのビルを確認しに行った。ゴミやいらないものが入り口近くに
あり、各階にもゴミがあったので、明け渡しまでに、ゴミやいらないもの、看板
等は、全部撤去するように指示した。いつまでですかというので今月中にやって
くれと言うと了解しましたと言った。
そして札幌を後に帰路についた。2001年3月には寛太の息子の鉄郎が苫小
牧東高校に合格して1年生で数学、理科は学年トップの成績で東大か東工大を目
指せると先生に言われる位だった。そこで土日に、このビルの進学塾に来る様に
なり一生懸命に勉強をして更に成績を上げた。
その後、良三に4月からでも診療所を開設できるというと、わかった、病院や
大学の仲間と相談して3月までには連絡すると言った。この話を長女の和子と亭
主の東出浩一に話すと面白いかも知れない、一生、学校の先生で終わるのも味気
ないと思っていたそうで、札幌なら進学塾も生徒が集まりやすいので検討させて
欲しいと東出浩一の方が積極的に話に乗ってきた。2月になって、良三の方から、
1フロアー貸してもらって、クリニックを4人でやろうという話がまとまったの
でフロアーの工事の打ち合わせを2月中旬から始め3月中頃に終わらせ4月1日
からの診療開始、遅くとも4月中の開院で行きたいと言ってきた。幸夫が工事代
金は良三達で支払うと言う事で良いのかと聞くと、みんなに確認してみると言い
数日後、彼らで支払うと連絡があり工事の打ち合わせをして開始た。
東出浩一の方は2002年4月までに結論出すのは難しいと言い夏までに結論
出すと言い1フロアーを借りる方法で話を進めてみると言うので幸夫が了解した。
賃料は特別に最初は月に20万円と言うと良三が了解したと言った。その後、
幸夫が寛太に札幌のビルで投資教室を開かないかと言い始めた。それは面白いか
も知れないねと寛太が言った。3月下旬になり良三が奥さんの看護婦の博子さん
も参加しないかと聞いた所、当面、病院で勤めたいと言ったので了解したようだ。
株の方では、ヤフー株の下げ止まりとみて寛太が1千万円購入し、残金が
10.26億円となった。
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