第2章 幼神獣は妖精と出会う
第6話 獣の妖精、クィユ族
ベルトイア大陸の北西部に広がる精霊の樹海には、クィユ族と呼ばれる女性だけの種族が住んでいる。獣の耳と獣の尾を持ち、妖精の血を継ぐ種族のため成人後は老化せず、神獣に付き従い長い時を生きる。八〇〇年ほどで寿命を終えると魔力の礫となって世界に還る、そんな種族だ。
神話の時代にはクィユの守護獣である【神獣ルシャトトム】と共に悪神と戦った勇猛果敢な種族であり、他種族からは畏敬の象徴であった……のも過去の話となっていた。
***
夜のしじまに、りぃ、りぃ、と虫の音が響く。灯りの精霊たちが漂う世界でぽつりとつぶやく声がする。
「……もう二〇日、そろそろ戻ってくるかしら?」
クィユ族の王女アーリーンはテラスに捧げられた【神獣ルシャトトム】の卵をなでながら、祈りを込めて魔力を注ぎ込む。アーリーンが魔力を注ぎ込むと卵がほんわりと光って、温かな繋がりがアーリーンの不安な気持ちを少しだけ和らげる。
精霊の樹海を見渡せる巨大樹に作られたテラスにて、【神獣ルシャトトム】の卵に魔力を捧げ、種族の繁栄を祈るのがクィユ族の王女であるアーリーンの仕事だ。
「困ったわ……いったいどうすれば……」
種族の危機であるというのに【神獣ルシャトトム】は何も言わない。預けた卵の様子を見に来る気配もない。恥ずかしながらアーリーンも神獣様のお姿を拝見したことはない。
卵を先代王女より譲り受けただけの新米王女なのだ。
アーリーンの困りごとは盗賊団だ。クィユ族は人族の盗賊団に狙われていた。
ここ数ヵ月で盗賊団にクィユの村がいくつか襲われ、村人全員が連れ去られてしまう事件が起きていた。盗賊団がどこからきたのかわからないが精霊の樹海の東にはロバン帝国が納める土地がある。精霊の樹海はクィユと魔物しか住まない世界、盗賊団はロバン帝国からやってきたのだと思う。
祈れど願えど【神獣ルシャトトム】は助けてくれなかったが、このままさらわれた仲間を放っておくわけにはいかない。
アーリーンはロバン帝国に助けを求めることにした。国交が途絶えて数百年と経っているが、村人が盗賊団にさらわれた旨と見つけたら保護してほしいことを書いた手紙を書いて、信頼できる友人であり家臣である近衛隊長のグラシアに持たせた。
グラシアが旅立ってから二〇日が過ぎようとしていた。
ロバン帝国の首都までは五日。往復を考えたとしてもちょっと遅い。帝都の甘いお菓子につられて遊んでいるんじゃないでしょうね、と考えたりしなくもない。グラシアは甘いものに目がないから……。
「アーリーン様、アーリーン様~」
パタパタと栗鼠の尻尾を揺らしながら小さなクィユ族が走ってくる。そして、アーリーンの目の前でズベシッとこけた。
アーリーンは顔面から倒れた小さなクィユ族を助け起こして埃をはたいてやる。
「リタちゃん、お城では走らないように」
「あい、アーリーン様!」
クィユ族は王女を中心とする少数民族。アーリーンにとって村にいる人はすべて臣下であり、友達であり、家族である。ほかの種族のように貴族やら平民やら、騎士やら冒険者やら、階級や役職などといった複雑なことは何もない。
お腹が減ったらたべものを探し、退屈だったら面白い遊びを考え、眠くなったら横になる。シンプルな生活だ。ほかの種族に比べてクィユ族はゆるく生きている。たまに退屈だからと村を飛び出していくクィユ族もいるが、ほんのわずかな数だけだ。
「それで、どうしたの? そんなにあわてて……」
「あ! そーそー、グラシア様が帰ってきたの! お外で待ってるからアーリーン様を呼んできてって!」
「あら、そうなの!? すぐいかなくっちゃ!」
ようやく帰ってきてくれたか、と胸をほっとなでおろす。グラシアが帰ってきたのならぼんやりとはいられない。
アーリーンは金色の狐耳をピコピコと跳ねさせながら巨大樹の階段を駆け下りていく。巨大樹の前の広場には村の皆が集まってきていた。広場の入口あたりに立つ犬耳のクィユ族、あれが近衛隊長グラシアだ。
「おかえりなさい、グラシア。遅かったから心配したわ! さらわれた子たちは見つかったの?」
「ああ、問題ないよ」
グラシアは素っ気ない。いつもはアーリーンに抱きついてくる無邪気なところもあるのに、もしかして出かける前にはちみつのケーキをこっそり食べてしまったのをまだ怒っているのだろうか。
ちょっぴり罪悪感を思い出しながらも、余計なことを言われたくないので気づかないふりをしておく。
「そう? ……ならいいけど、みんなはどこ?」
グラシアの後ろを見るが誰もつれてきていない。報告のためにグラシアが先に村へ戻ってきたのだろうか。
グラシアはにやにやと気持ち悪い笑みを浮かべている。グラシアの視線はあっちへ行きこっちへ行き、探るように広場を見渡している。
「心配ないよ。すぐ会えるさ。ところで、広場に居るので全員かい?」
「……え、うん……」
「そうかいそうかい……」
何か変だ、違和感を覚えてアーリーンの尻尾がぞわりと逆立つ。グラシアから後ずさりしようとした、そのとき。
「野郎共、やっちまいな――!」
突然、グラシアが荒々しい声で叫んだ。すると、村の物陰から一斉に何かが投げられた。あっと思ったときにはずっしりと重い網が全身に絡まり引き倒されていた。
「な、なに、これ――!?」
アーリーンは即座に精霊を呼び出して抵抗しようとするが、投網からにじみ出る不快な波動によって魔力が吸い取られていく。
「……ぅぅ、これは、……どうして……!? 魔力が、抜ける……!?」
広場に集められていたクィユ族の皆が投網の中でもがいている。数人逃れたクィユたちが物陰から現れた男たちと戦っているが、あっという間に取り押さえられてしまった。
「クィユってのは馬鹿だねぇ……」
グラシアはおもむろに額に手を当てると、顔を取り外した。ぎょっと目を見張るうちにグラシアの姿はあっという間に消え去り、革鎧に身を包んだ人族の女に変わっていった。
ようやく気がついた。この集団は人さらいだ。クィユ族をさらっていた盗賊たちだ。
「ククク、姿から声まで変えられる魔道具なんてもんがあるならどこにでも忍び込み放題さ」
女盗賊が手に持っているのは仮面だ。あれは、魔道具なのか。
普通の盗賊が姿を変えられる魔道具なんて高価なものを持っているはずがない。何故そんなものをと思ったが、それより心配なことが他にある。
「グラシアは! グラシアをどうしたの!?」
「あの槍使いのクィユかい。さてねえ、いまごろ性奴隷として腰でも振ってるんじゃないかい、アッハハハハハ――!!!」
「そんな……」
グラシアはクィユ族一の戦士だ。精霊の樹海でもっとも危険視される【タイラントニーズヘッグ】や【タイニートゥレント】、その他の魔獣をたった一人で狩るほどの強力な戦士が盗賊なんかに倒されるはずがない。
そう、思いたいが……この盗賊たちの武装は異常だった。見た目はただの盗賊にもかかわらず持っている武器がすべて魔道具なのだ。魔道具には敵の力を削ぐ魔法が付与されていたり、力を何倍も強くする魔法が付与されている。
魔道具を持つ敵に囲まれたらさすがのグラシアも倒されてしまうかもしれない……つまり、助けは来ない。
焦燥感を募らせるアーリーンの目の前で、盗賊たちは捕まえたクィユ族に手かせをつけていく。残る数人の盗賊たちはたいまつを手に取り、クィユ族の家に次々と火を放つ。燻る煙からたちまち炎が立ち上がり、舐めるように広がっていく。ついには巨大樹にも火は燃え広がった。
あそこには【神獣ルシャトトム】の卵がある。いけない。あれだけはぜったいに失うわけにはいかない――!
「やめて! あの木の上には卵が!!!」
「あん? 卵……?」
「姐さん、こいつじゃないですか? 木の上の祭壇みたいなところにありやしたぜ」
大戦斧の魔道具を担いだスキンヘッドの大男が歩いてくる。手には【神獣ルシャトトム】の卵を無造作に持っていた。なんて乱暴な持ち方をするのか。うっかり落として割れてしまったら大変なことになる。
「もっと大切に扱って! 神獣の卵はわたしたちの大切な宝物なの!」
「これが宝? ただの丸い岩じゃないのさ」
女盗賊は【神獣ルシャトトム】の卵を受け取るとペタペタとなで回す。そして顔をしかめるとスキンヘッドの大男に投げ返した。
「ふん、薄気味悪いね。魔物でも生まれてきたら厄介だ、ぶっ壊しておきな!」
「へい、姐さん」
「なっ……!?」
スキンヘッドの大男は卵を地面に叩きつける。白い卵は地面にめり込んだが割れる気配はない。スキンヘッドの大男は大戦斧を天高く振りかぶった。
「だめぇ、やめてぇぇぇぇぇぇ!!!」
アーリーンの制止の声むなしく、無情にも大戦斧は振り下ろされ、【神獣ルシャトトム】の卵はぐしゃりと潰れた。半透明の液体が飛び散り、ぐちゃぐちゃになった黄身が地面を汚していった。
「ぁ……ぁぁぁ…………うそ、そんな……」
アーリーンは鋭い胸の痛みに息を詰まらせた。【神獣ルシャトトム】の卵とクィユの王女であるアーリーンとの繋がりが絶たれた。死ぬほどの痛みではないが半身を失ったかのような喪失感に胸がきしんだ。
「はん! 卵の心配より自分の心配でもしときな! ……野郎共、とっととずらかるよ。夜明けまでには森を抜けるからねえ!」
盗賊たちは動きは素早い。捕らえたクィユ族を数珠つなぎにすると引きずるように村から連れ出していく。アーリーンは茫然とその様子を眺めるしかなかった。
クィユ族の戦士は皆捕まってしまった。頼りの近衛隊長グラシアもすでに奴隷の身だという。守護獣である【神獣ルシャトトム】の卵は無残にも砕け散った。
誰も助けてくれない……、そう考えるとじんわりと涙が溢れ、ポタポタと零れ落ちる。
おねがい…………、だれか、たすけて――……。
アーリーンは体を引きずり起こされながら祈った。頼るべき神でもなく、頼りになる人でもなく、純粋に助けを求めて祈りを捧げた。
――そして、一匹の獣と精霊が炎にまかれた村に現れた。
「―――、―――――――!!!」
絶望に彩られた世界に凛々と響き渡る声があった。勇ましくも幼い少女の大音声に盗賊たちが、囚われたクィユ族たちが、アーリーンが、誰もが天を仰ぐ。
「なんだい――っ!?」
「え――……」
涙でにじんだ視界を必死に凝らしてその光景を見た。アーリーンは息を呑んだ。
両腕・両足に蒼雷を纏い、銀糸の如くきらめく髪をなびかせて、白狼の耳と白狼の尻尾を生やした美幼女が舞い降りる。背後には佇むように精霊の美少女を従えている。
「おんなのこ……?」
白狼の耳の美幼女を見た瞬間、アーリーンは温かい何かを感じた。まるで神獣の卵を与えられた時のような、見えない繋がりがふたたび結ばれた気がした。
アーリーンは現れた白狼の耳の美幼女をつぶさに見つめる。
耳と尻尾があるけれどクィユ族じゃない。そもそもこんなにきれいな耳と尻尾を持つクィユ族はいない。この小さな女の子はどこからやってきたんだろうか。見た目はまるっきり子供だ。
どうしよう……このまま盗賊たちにつかまってひどい目にあわされてしまうかもしれない――でも、この温かな感覚はいったいなんだろう?
アーリーンが固唾をのんで見守る中、精霊の美少女が一歩前に出る。身を刺すような冷たい声が投げかけられた。
「人族の盗賊たちよ。クィユ族を解放し、去りなさい。そうすれば命だけは助けてあげましょう」
場が一瞬だけ静まり返り、……盗賊たちの馬鹿笑いが響き渡った。
「――ブフゥ……、ふぁははははは!!!」
「ギャハハハハ――! は、はらいてぇぇぇ――!!! 貴族の従者様がなんか言ってるぜ!!!」
そして、下品な言葉を投げかけていく。
「従者様もなかなかいい身体してやがるが、……見ろよ! 主人のほうはさらに別嬪だ。高く売れるぜ」
「ち、調教ししして、帝国貴族にう、売ろう……、売るまで……お、おでが楽しむ、ひひひひひひ……」
「は、誰がてめえにヤらせるかよ! こういうのは早いもん勝ちだ!」
盗賊たちは獣欲に満ちた視線を白狼の耳の美幼女と精霊の美少女に向ける。いつものように奪い、襲い、辱める、盗賊たちにとっては生きのいい獲物が目の前に転がり出てきたとしか見えていないようだった。
「ククク、金になりそうな女じゃないのさ。お前ら、捕まえた奴にはボーナスだよ!!!」
「あいさ!」
「がってんで!」
女盗賊の号令に、盗賊たちは我先にと白狼の耳の美幼女と精霊の美少女に殺到する。真っ先に投網が投げられてばさりと音を立てて白狼の耳の美幼女と精霊の美少女にかぶせられた。
「ああ――!!!」
やはり、ダメだ。救いの手なんかない。
投網をかぶせられた白狼の耳の美幼女と精霊の美少女に盗賊たちが群がり――……。
「――ドンッ、ドンッ、ドン!!!」
可愛らしい声が響いて、黄金の風が吹き荒れた。
「なっ――!?」
女盗賊が驚愕に声を上げた。
群がった盗賊たちが吹き飛ばされてアーリーンの傍らに落ちてきた。
その物体がなんなのかわからなかった。血生臭い匂いがつんと鼻を刺激する。
「――!? ひぃっ」
アーリーンの前には四肢のもぎ取れたぐちゃぐちゃの身体が転がっていた。さきまで馬鹿笑いをしていた盗賊の成れの果てだと知り、思わず悲鳴を上げてのけぞった。
「シャァァァァァ――ッッ!!!」
獣の如き咆哮が夜天を貫く。魔力を奪い取る投網をいともたやすく切り裂いて白狼の耳の美幼女が飛び出してきた。
両手・両足に纏う雷の爪を振りぬくと、たったの一振りで三人の盗賊が胴からまっぷたつに両断された。返す回し蹴りでさらに三人を斬り裂く。腕が宙を舞い、内臓と血が飛び散る。たちまち濃厚な血の臭いがあたりに垂れこめた。
「へ……? ……うわぁぁぁぁぁぁぁ!?」
「ぁ、ぁぁぁぁあああああああ!!! ば、ばけもの!!!」
「ぎゃぁぁぁぁああああ!!! いてぇ!!! いてぇ!!! うでぇぇぇ、オレのう、でが――!? ぁぁぁ――」
白狼の耳の美幼女は悲鳴を上げて逃げまどう盗賊たちに襲いかかった。
剣を振り上げた盗賊は雄たけびを上げた顔のまま首を斬り飛ばされた。逃げようと背中を見せた盗賊が頭から股間まで真っ二つに裂かれた転がった。魔道具を持っているなど関係なかった。ただ一撃で魔道具が粉砕される。引き裂かれる。あっけにとられた顔をした盗賊が次の瞬間には死んでいく。
ついに、一人の盗賊が魔道具を放り捨てて叫ぶ。
「まて、まってくれ! 殺さないでくれ! クィユは、解放する――」
白狼の耳の美幼女は魔道具を捨てた盗賊の問答無用で斬り捨てる。真っ赤な血しぶきが星明りに照らされる。
「ひぃぃぃ、やめてくれ、頼む! これからは、まっとうに生きる! だからぁぁぁ――」
白狼の耳の美幼女は涙と鼻水でぐちゃぐちゃになりながら叫ぶ男を脳天から叩き斬る。飛び出した脳漿が広場にぶちまけられた。
慈悲も情けもない一方的な虐殺だ。
盗賊たちはもはや奪う側ではなく、狩られる側となり、惨たらしく死ぬだけだった。アーリーンが茫然と見上げる視界で盗賊たちが血祭りにあげられていく。
五十名超いた盗賊団は数分もしないうちに全滅した。
おびただしい血と肉塊で埋め尽くされた広場に、返り血ひとつ浴びずに白狼の耳の美幼女が佇んでいる。その傍らにはつかず離れず精霊の美少女が寄り添う。
アーリーンは自分が狂ってしまったのかもしれないと思いつつも、思ったことを口にしていた。
「きれい……」
とても恐ろしい化物であるはずなのに、アーリーンは白狼の耳の美幼女の姿に心惹かれていた。とても美しい姿だと瞬きも忘れて見入ってしまった。
ほかのクィユ族たちも凄惨な殺戮の現場にもかかわらず悲鳴一つ上げていなかった。みんながみんな白狼の耳の美幼女の姿に見惚れてしまっていた。
「クィユ族、あなたたちの脅威はなくなりました。我が主に感謝なさい」
無表情のまま精霊の美少女が告げる。そして、白狼の耳の美幼女がトテトテとアーリーンに歩み寄る。
怖いとは思わなかった。不思議と胸が高鳴った。あの美しい耳に触れたい、しっぽを撫でつけたいと思ってしまう。
白狼の耳の美幼女が話しかけてくる。
「――、――――。―――? ―――?」
何を言っているのかはわからなかった。ただ、とても心配そうにアーリーンを覗き込む顔はとてもやさしい表情をしていた。白狼の耳の美幼女を見つめていると、神獣の卵と同じ温かい繋がりは強く感じた。
自然と涙が溢れ、熱い吐息が漏れた。ああ、そうか――、とこの白狼の耳の美幼女が何者なのかは心で感じ取っていた。
「神獣様……助けてくれて、ありがとうございます……」
アーリーンは零れ落ちる涙もぬぐわず、白狼の耳の美幼女を抱きしめた。
***
一人生き残った盗賊がいた。
やや離れた位置にいた女盗賊は誰よりもはやく身を翻していた。配下の盗賊たちの断末魔を聞きながら一人夜の森を逃げていく。
「ふぅ……ふぅ……なんなんだい……あれは――!!! 旦那に報告しないと――、もっと強い魔道具がなけりゃ……ちぃ! あんなの聞いちゃいないよ、ったく!」
女盗賊は悪態を吐きながらロバン帝国の街、アズナブールへと逃げかえっていった。
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