206 帝国神話編の主な登場人物

 名前:タマ

 本編の主人公。見知らぬ世界で目覚め、謎のタブレットを手に入れる。そのタブレットを使って特殊な力を身につけるが、油断したところを食い殺される。次に目覚めた時には獣の耳と尻尾を持つ少女になっていた。その経験がトラウマとなって精神が歪んでいる。

 敵対していたはずの魔人族のプロキオンに良く分からないまま帝として慕われる。その後、無理矢理連れて来られた魔人族の里で鍛冶士のミルファクと仲良くなるが、そこで蟲人族のウェイに襲われる。しかし、それを退けたことで蟲人族のウェイはプロキオンと同じように配下へと加わる。鍛冶士のミルファクが鍛冶の秘密を教える代わりに出してきたワイバーンを倒すという条件を達成するために向かった山の頂上で蒼い竜の姿をした天人族のアヴィオールと出会い、手作り料理を振舞うことで配下にする。その後、四種族最後の獣人族を配下に加えるために向かった獣人族の国で獣人族のアダーラを配下に加え、獣人族の首都を目指す。そこでイケニエと呼ばれている異世界から呼ばれた人族の存在を知り、四種族が置かれている状況も知ったタマはそれを何とかするために動くことになるのだった。


 名前:プロキオン

 四種族、赤い瞳と青い肌、山羊の角を持った魔人族の実力者。タマが神域に辿り着いたことで神話にある帝の系譜に連なるものだと確信し配下に加わる。空間属性の魔法が得意なことから空断と呼ばれている。


 名前:ウェイ

 四種族、人型の虫の姿をした蟲人族の長の一人。姿を隠すように長いローブを身につけ、枯れ枝のような腕、顎を持った蟻のような頭を持った姿をしている。魔力の扱いに長け、数ある属性の中でも土の属性を得意としている。赤髪のアダーラの魔法の先生でもあるようだ。


 名前:アヴィオール

 四種族、巨大な竜の姿に変身することが出来る天人族の男。翼を持った人の姿をしており、無駄に偉そうなのは種族特性ではなく、アヴィオールの性格である。天人族の国の長の中では若い方らしい。


 名前:アダーラ

 四種族、大きな獣の姿に変身することが出来る獣人族の女性。真っ赤な髪が特徴的な、キツそうな顔の女性。獣王に反抗する組織のリーダーだが、脳みそまで筋肉が詰まっているような性格をしている。タマに負けたことで、タマのことを姉として慕うようになる。


 名前:ミルファク

 種族は不明な魔人族の里がある島に住んでいた女性の鍛冶士。眼帯をした女性。鍛冶の秘術を知っており、様々なものを作ることが出来る。


 名前:猫人の料理人

 異世界からやって来た猫人族。デザート関係の料理が得意らしい。


 名前:サイフ

 魔人族の少女。叔父であるプロキオンが慕っているタマに良い感情を持っていない。


 名前:獣人族の皆さん

 脳筋。


 名前:イケニエたち

 異世界から呼ばれた人種。かつて世界を支配していた人の遺産を扱うことが出来、この世界の人たちよりも強く成長する力をもつ。彼らを何とかするのが今のタマの目的でもある。

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