タイトルは「風の吹く先へ」2500文字の短編なので、あらすじを読まずにいきなり本文を読み進めることを推奨します!そうして、主人公のニーヨルの半生を追体験した上で、もう一度読んでみてください。主人公にかけられる「あんたは、あんた、だからね」の言葉の重さに涙があふれてくるのです。