この作品の本当の価値は……

 ……言葉は力ですか。親父ギャグやダジャレにも、力があるのですかねぇ?

 作品自体は本当に素晴らしいです。冴えない社畜が異世界をダジャレで渡るという、一風変わった冒険譚です。男前のヒロイン、オカン的な大型美女、喰えないロリータとヤンデレなBLという大盛りのキャラクター達。
 ラストが見事でした。素敵です。

 でもこの作品の本当の価値は、各章の題名にあります。本文を書くより大変だったのではないでしょうか。力の使い方に脱帽です。