私の最高の推し、シスター・クレア

 私には、好きな人がいる。

 その人は画面の向こうにいて、会うことはできない。でも、遠くからでも応援したくなる。

 その人は、シスター・クレアさんという。


 2018年、何かにつけて「平成最後の~」と言われるようになった頃。

 VTuber、つまりバーチャルYouTuberが流行って、メディアにも出るようになっていた。

 私も何人かのVTuberを見た。「にじさんじ」というグループが気になって、少し掘り下げた。

 クレアさんを知ったのは、その時期だ。


 しばらく経つと、私はすっかりクレアさんのファンになっていた。

 クレアさんからは、いろいろな影響を受けている。

 ジャズ、特にピアノジャズを聴いたのは、クレアさんがきっかけだ。それまでは、ギターのない音楽にはあまり興味がなかった。

 性格も以前より優しくなったような気がする。これは、クレアさんの優しさ、温かさを知ったからだと思う。

 新しいことに挑戦するクレアさんに触発されて、自分も新しい物事に挑戦するようになった。読書の幅も以前より広がっている。

 何より、

「応援している人の幸せが、自分の幸せにもなる」

 という、新しい幸せの形を知ることができた。


 新しい楽しみ、新しい価値観、新しい幸せ。新しい世界を見せてくれたクレアさんには、本当に感謝している。クレアさんがいなかったら、今の自分はいなかった。

 クレアさんからもらった笑顔を、周りの人たちにも広げていけたらいいな、と思っている。そのために、もっと周りの人に優しくなって、いい文章を書いて、少しでも人を幸せにしたい。

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