第21話

青き山景 あか滲み、こがねのしじま空駆ける

薄雲棚引き白藤染まり、洛陽ひかりて宵の口

最果て青藍水面に映る、熱き明星白々と

浮かびし月は甚だ細く、冷えた音高く幽かに浮かぶ

響く悲鳴も華やかに、滑石の肌 月陰つきかげ

映えて目を焼く柔らかに、甘き香誘う身の内に


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る