第二章:中学二年生 夏
西井と知り合ってから、夏になると決まって言われる。
「夏祭り行こうよ!」
「今年も?」
「今年も!」
正確には、よく喋るようになった小六の時から。それまで西井は誰とどう過ごしていたのだろう。私は、別の誰かに誘われるがままに、適当に赴いていたっけ。あの日以来は、西井が真っ先に誘いに来るから、西井としか行っていない。
そのことが喜ばしいくせに、一番に私のところへ来てくれることを待っているくせに、私ときたら表面上はツンツンしているもので、
「他に行く友達いねえの?」
などと言ってしまう。
これで断られたらどうしよう、なんて戦々恐々としながら、『キャラ』としては正しい発言に、私は、この人の前でも結局私を殺していることに、罪悪感を覚える。
「日和がいい」
だからまっすぐに伝えられたその言葉に、嬉しさを疑ったほどである。
期待してしまいそうになる。
貴方の特別なのだと勘違いしそうになる。
そんなことないのになあ。
自分の何一つとして詳(つまび)らかにしていない私のことなんて、心から好いてくれる人なんて、いるはずないのになあ。
「ねえねえ、それで、どう? ……予定、ある?」
西井は期待に目を輝かせたり、しょんぼりとさせたりと表情を忙しく変えながら、私の言葉を引き出そうとした。
ねえ、その反応、寂しいの? 私とお祭りに行けないと、そんな顔をするの?
生憎(あいにく)と私は西井に笑っていてほしいので、「しょうがねえなあ」と返す。しょうがないのは私の方なのだけれど、それを知っているのは私だけでいい。
「にしても毎年とかお前、俺のこと好きすぎじゃね?」
そう思っているくせに、この口は何を言うのか。滑らせすぎている。有頂天らしい。ああ、馬鹿、馬鹿。望む答えしか求めていないこんな問いは、問いですらない。
「好きだよ」
へにゃりと柔らかく相好(そうごう)を崩して笑う西井に、正面からこちらを見て返事を窺うかのような彼に、私はぷいと視線を逸らした。見ていられなかったのだ。度を失いそうだった。「馬鹿じゃねえの」と言った声が浮かれている。ひねくれた性格のくせに、妙に素直な部分があって嫌になる。……気付かれないといい。気付かないでほしい。貴方相手には隠し通せる気がしないから、表面上の私だけを見ていて。冥(くら)いところなんて、見ないで。
西井はへへ、と照れた様子できらきらとした声を漏らした。こちらまで照れくさくなるような、素直な笑みだった。
*…***…*
楽しみなことがあると、日々がゆっくりと過ぎていくように感じられる反面、当日が来ると『もうこの日か』とハッとさせられるような、そんな奇妙な感覚に陥る。毎年のことだ。楽しみだった。約束のために生きていける、だなんて言うと大袈裟すぎて引かれるだろうか。それとも、笑われるだろうか。けれど私には、そんな、ただひとつの契(ちぎ)りが、釈迦の垂らす蜘蛛の糸なのであった。
「日和ー」
お互いの家と神社までの中間にあるバス停の前で、私たちは毎年待ち合わせている。この辺りなら、まだ混雑もしておらず、すぐに相手を見つけられるからだ。西井も私も普段着姿で、特に目立つことはないため、そうでもしていないとすぐ人に紛(まぎ)れてしまう。
「おまたせ!」
「待った超待った」
「えっほんと? ごめんね?」
「嘘だよ」
「嘘だったのかー。待たせてなくてよかった」
「待ってないとは言ってない」
「ごめんなさい」
「バーカ。時間通りだし、気にすることじゃねえよ」
五分後には忘れているであろう他愛のない会話で場を繋ぎつつ、ちらほらと見えてくる屋台を見て回る。お定まりのコースは既視感でいっぱいになるが、なんとなく、『定番』という気がして満更でもない。西井もそうだといい。私との時間を、少しでも楽しんでくれたら僥倖(ぎょうこう)だ。
「そういえばさー」
「あー?」
「日和浴衣着ないの。似合いそう」
「似合うよー女に間違われる方面で」
「え! そんな日和も見てみたい!」
「持ってないから無理」
「えー今度買いに行こ」
「付き合ってくれるならいいよ」
深い意図はありません。ありませんとも。
「じゃあ付き合う」
……自分で言わせておきながらなんだけど、ずるいなあ、こういうことストレートに言えちゃうのって。
よかった今が夕方で。夕日に照らされたこの顔なら、多少頬が赤くなっても気付かれないだろう。
提灯(ちょうちん)の明かりと陽に照らされた彼の横顔を眺めながら、
「西井は?」
と問い返す。彼のまんまるい双眸(そうぼう)がこちらを向き、「え?」と素っ頓狂な声を上げさせる。
「お前は着ないの、浴衣」
「汚しちゃうから……」
「あー、お前いっぱい食うもんな。そりゃ成長するわ。去年から何センチ伸びたの」
「いっぱい」
「はー、追いつきてえ」
「日和がおっきくなったらかっこいいんだろうなー」
「今がかっこ悪いみたいじゃねえか。今は?」
「かっこいい」
「ははっ、ベタボレ」
そんな風に言われると、自分を自分の言葉で煽っていくと、どうしようもなく西井に触れたくなる。
はぐれないように、という口実で無理にでも手を取って、引き寄せたくなる。
近くで感じていたかった。彼の存在を。体温を。
まあ叶わないことなので、高望みなんてせず、私は決まったコースを歩いて回る。西井が、「待ってよー」と後ろから声を掛けてくる。待ってます。見失わないように。声が届くところにいられるように。
金魚すくいの屋台が見えて、西井が「やりたい」と言ったので足を止める。なんだかこれ、一昨年も言われた気がする。ので私は、そのとき交わした言葉を引っ張り出してきた。
「世話できんの」
「金魚鉢も水槽もない……」
その言葉も、あの時と同じ。
「買えば」
この返答も、あの時と同じ。
「お小遣いが足りない……」
はは、そこまでリフレインするとはなあ。
案外西井も会話を覚えてくれていたのかな。それとも、単にあの時と同じ気持ちなだけだったのかな。
駄目じゃん、と言うと、西井は二軒隣の屋台に駆けていき、「じゃあヨーヨーすくいしよ!」とはしゃいだ声で提案する。二年前も、こうして別のことに気を取られて、金魚のことは無理矢理押し殺すようにしていたっけ。そんなに飼いたいなら、お小遣い貯めればいいのに。まあ西井は食いしん坊だし、校則ではタブーとされる買い食いだってしちゃうような人間だし、なかなか難しいのかもしれない。私? いちいち止めるだなんて野暮なこともしなければ、校則を破ることもしていない。ただ幸せそうに、冬には肉まん、夏にはアイスを食べる彼を微笑ましく見守っているだけだ。西井はよく「一口食べる?」と聞いてきたけど、私は「いらね」と突っぱねていた。本当は美味しい気持ちをシェアしたかったけれど、前に一度「間接キスになる」と思ったら意識してしまって駄目だった。我ながら、思考回路がちょっと気持ち悪い。ので、悟られて引かれないよう、必死で取り繕っているのであった。
「日和?」
「あ、ごめん考え事してた」
「何?」
「お前って移ろいやすいな~興味の対象次から次へと変わるな~浮気性だな~って」
「浮気症じゃありません~! 好きになったらとことん一途(いちず)です」
「ストーカーにならないようにな」
「日和ひどい。もう知らない、俺がヨーヨー取れてもあげないからね」
「いいよ自分で取れるもん」
「ぐぬぬ」
宣言どおり、私はヨーヨーをふたつ手に入れたのだが、一方で西井は、
「日和……こより切れた……」
と情けない声で言うものだから、笑ってしまった。
「不器用かよ、一個も取れてないじゃん。誰だ、取れてもあげないとか偉そうなこと言ってたやつ」
「俺です……」
「落ち込むな落ち込むな。俺の一個やるから」
「日和優しい! 好き!」
ああ、そういえば。
中学一年の入学式に交わした、「一生好きって言えばいいの?」と、馬鹿げた口約束を、西井は忠実に遵守している。隙あらば私に好きと伝え、幸せを体現したかのように笑う。
私はそのたび「はいはい知ってる」と流していたけれど、こちらとしては気が気でなかった。律儀に約束を守る健気(けなげ)さと、好きと言ってくれる束の間の喜びに舞い上がってしまっていたからである。
それはそうとして、私は学校上での『鵯』を崩さぬよう、きょろりと辺りを見渡して、
「そういうこと人混みで言うな。今知らない姉ちゃんが微笑ましそうにこっち見てきたぞ」」
と返す。
「微笑ましそうならいいんじゃない?」
「やだよ恥ずかしい。お前に羞恥心とかないの」
「え?」
「そういうやつだった」
でも、けれど、だからこそ惹かれたのだろうな。
自分の気持ちに正直で、色とりどりの金平糖のように鮮やかな彼に。
……やだなあ、と思う。
自分とは正反対だ、なんて思いたくないのに、自分を殺すモノクロの私には、とても、そちらの色づいた世界に行ける気がしない。
傍に立ちたかった。
隣を歩きたかった。
ひだまりのように暖かな貴方の隣にいることができたら、どれだけ幸せなことか。
まあ結局のところ、線引きをして一定以上近付かないのは、私の不甲斐なさゆえなのだけれど。
……いつかは、並べるかなあ。
並べると、いいなあ。
そんなことを思っていると、西井が足を止めた。置いていかないよう、私も立ち止まり、西井の見ている屋台を見る。りんご飴、と暖簾(のれん)がかかっている。そういえば毎年食べていたっけ。甘い物が好きな西井らしく、「買ってくる」と言っていそいそと並びに行った。私は適当に通りから離脱し、道の端に寄る。この程度の距離ならはぐれることもないだろう。どうせ、西井が何か買うときはいつも、こうしているのだし。
案の定、西井は迷うことなく私を見つけ、二本のりんご飴を手に戻ってくる。二本。これも毎年のこと。
「はい、日和の分」
「お小遣いないとか言ってんなら奢るなよ。貯めろ貯めろ金魚鉢買えるぞ」
「えー、だって日和と美味しいもの共有したいんだもん」
「……そーかい」
奇遇にも先程私が思ったことを考えていてくれたなんて嬉しすぎて、ぶっきらぼうに言うと飴を受け取った。
正直私には、りんご飴は大きすぎる。
だけど西井の気遣いを無駄にしたくはなくて、いつも頑張って食べるのだ。甘い物、別に好きでもなんでもないどころか、どちらかといえば苦手なのに。
コーティングされた飴をぺろぺろと舐め、あらわれた果実をしゃくりと齧る。やはり、甘い。けれど果物の甘さは嫌いではない。なので毎年なんとか食べきっている。今年のは、やけに大きい気がするけれど。
「美味しい?」
「まあまあ」
「俺は美味しかった!」
「もう食べ終わってんのかよ、早――」
そこまで言ったところで、急に人に押された。あ、と思う間もなく、流される。流されていく。西井が、離れていくのが、見え、もしなかった。西井は同年代に比べ背が高い方である。が、所詮中学二年生。大人に混じれば、簡単に姿を見失ってしまうのだ。
それでもなんとか西井の姿を見つけはした。見つけはしたけど、お互いに目は合っていたけれど、人混みの激しさに、華奢な私は簡単に押され、人の波に呑まれ、いずれ見えなくなってしまって、――ひどく心細く感じられた。ひとりぼっち。そんな言葉が頭をよぎった。ほぼ同時に、嘘だろう、と思った。
こんな些細なことで、こんなにも不安に思うなんて。
驚いた。
そんな感情があることに。
驚いた。
それほどまでに彼の隣にいたかったことに。
食べかけのりんご飴を死守しつつ、流されるだけ流されて知らぬ場所に出た私は、思う。互いに探し合うのは愚策であると。すれ違って会えないのが関の山だ。連絡を取ろうにも、西井はスマホを持っていない。このまま黙って解散するわけにもいかないし、私は悩んだ挙げ句、神社の境内(けいだい)へと向かった。
屋台のひとつもない、ひとけの少ない静かなところへ行けば、いずれ西井が見つけてくれる気がして。
西井は私を、きっと全力で探してくれると信じて。
人を避けながら、だんだんと提灯も少なくなっていく薄暗がりへ、私は身を預ける。やがてたどり着いたそこは、本当に誰もおらず、先程までの姦(かしま)しさが嘘のように静かであった。遠くに屋台の、祭りの明かりが見える。それだけだ。ここは暗い。暗いのだ。
あの日の放課後を思い出した。
誰もいない図書室。
背の高い書架が白熱灯の光さえ遮って暗く――それは錯覚だったのかもしれないが――映る世界で。
ひょっこりと現れ、私を見つけてくれた西井のことを。
――今日もまた、見つけてくれる?
そんなことを考えながら、ぽつりと座って待ちわびる。
手にした、まだ半分以上残るりんご飴を齧りながら。
チンドン屋の音を遠くで聞きながら、誰かの楽しそうなガヤガヤとした喧騒(けんそう)を遠く、遠くに聞きながら、耳に届く、しゃくり、ぱり、しゃくり。
齧って噛んで嚥下(えんげ)して。
幾度も幾度も繰り返す。
いずれ、飴はなくなった。タイムリミットが来たように感じられたのはなぜだろう。もう見つけてもらえないと、勝手に感傷に浸ってしまうのはなぜだろう。小さく笑ったのは、諦観(ていかん)?
だけどその時、聞こえたのだ。
はっきりと、聞こえたのだ。
「日和!」
私を呼ぶ名を、確かに聞いたのだ。
顔を上げる。西井がいる。息せき切らした様子で、神社の入り口に立っている。顔は、表情は、逆光になって見えなかった。私は、自分でも驚くほど優しく笑った。……嬉しかったのだろう。ああ、そうとも、嬉しかった。また見つけてくれたことが。名前を呼んでくれたことが。
「よお」
そう言った声は、弾んでいたようにさえ思う。
しかし、西井が駆け寄ってきて、私はぎょっとした。
彼が、泣きそうな顔をしていたからだ。いや、泣きそう、ではない。涙目だった。涙の膜の張った瞳が、薄暗がりでもきらきらとしているのがわかる。場違いにも、美しいと思ってしまった。
「な、んで」
なんとか声を絞り出す。なんで、なんでそんな顔をしているの。どうして。
「はぐれて……心配したんだから……!」
……そんなことで?
私とはぐれて、貴方は泣くの?
「そうか? 俺はお前が来ると思って、りんご飴食いながら待ってた」
何、冷静ぶったこと言っているんだ。心臓は、ばくばくしているくせに。いや違う。そうでもしていないと、演じていないと、本当の感情が溢れて止まらなくなりそうだったのだ。
嬉しいという、感情が。
私のために駆けずり回ってくれたことが、心配してくれたことが、同じように不安に思っていてくれたことが、私を見つけ出してくれたことが、嬉しくて、嬉しくて、『鵯』というキャラにもなく、ありがとうと、素直に言ってしまいそうだったから。
「すっごい探したんだからね!」
「マジかー、お疲れ」
「もー!! 怒るよ!」
いいよ。
怒ってよ。
こっちを見てよ。
私のために、感情を動かしてよ。
いろんな顔を見せて。
私にだけ、見せて。
貴方を少しでも多く、知りたいから。
――なんて思うことは、我儘でしょうか?
そんな顔をさせたくないと思う半面、笑っていてもらいたいと思うくせに、こんなことを思う私を、神がいたら罰するでしょうか。
でも、私は確かに、西井が私にしか見せない表情に、これまでに見たこともない面差(おもざ)しに、喜びを感じているだなんて言ったら、非道な人間だと言及されるでしょうか。
「日和はさぁ。俺とはぐれて嫌じゃなかったの? 探してくれないの?」
どこか不貞腐れたように唇を尖らせる西井に、とっさに言いそうになる言葉をこらえる。
探したかったとも。
嫌に決まっていたとも。
不安で仕方がなかったし、貴方を独りにさせていると思うと居ても立ってもいられなかった。
のにですよ。
見つけてほしかったんです。
私は我儘だから。
自分の気持ちを優先させてしまった次第でありました。
本当に、非道な人間。
「一緒に探し回ったらすれ違っちゃうだろ? だから待ってたってわけ。こういうの、英断っていうんだぜ」
「えーだん?」
「きょとんとすんな。国語辞典読め」
「日和さあ、なんていうか、頭良くなったよね。初めて会った時、もっとなんていうかこう……」
「馬鹿っぽかった?」
「そこまでは言わないけど」
「勉強してんだ、これでも」
そろそろ、内申とか関わってくる時期だから。
親の敷いたレールに乗らなければならないから。
周りも暇ではなくなって、繕う必要がなくなってきたから、適度に私は私を出しているだけで。
……ああ嫌だ。また、騙している。
「ところでえーだんって何?」
「だから辞書引けって」
「今手元にないもん」
「帰ってから調べなさいね」
「やだ。教えて」
「やだ。調べて」
「意地悪ー!」
「自分で調べたほうが後々ためになるん――あ」
「え?」
「花火」
ヒュルル、と音がしたので空を見たら、ドォン、と派手な音とともに、花よりも儚い一瞬だけの命が咲いた。
「わぁ……綺麗。ここ、暗いからかな、よく見えるのか」
感嘆の声を出す、素直な貴方が大好きで。
隣にいることの幸せを、どうしても、どうにか伝えたくて。
手を伸ばして、指を絡めた。
「……日和?」
「手、繋いどけばもうはぐれないじゃん?」
「今、周りに誰もいないけど」
「どうかなー、西井だからなー。何もなくても迷子になりそうだからなー」
「この状況ではさすがにならないよ! ほらもー、花火! 見よ! 風情(ふぜい)がないよー」
「風情。西井にしては難しい言葉使ったな」
「日和、俺のこと馬鹿にしすぎ!」
怒ったように、ぎゅっと絡めた手を握られる。痛くないのは、貴方の優しさですね。どこまでも優しい、愛しい人。
それにしても、ああ、嘘みたいだ。
貴方と手を繋いで、笑い合えるなんて。
嘘みたいだ。
こんなに幸せだなんて。
神の存在を、私は信じていない。
けれど、勝手な私は、都合よく神に願う。
このときが、一秒でも長く続けばいいと。
叶うはずもない夢を、空に咲く花を見ながら、強く、強く願った。
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