第5話 ヤマイダレの手紙は嘘つき――「無人探索機はやぶさ」このあいだ行ったレストランで出た

 寝転び微睡んで、また夢を見る。

 赤灯籠の並ぶ参道で、居眠り地蔵には鯰髭。けんけんぱで上る階段に屋台店「べっこう飴」段袋持った女の子、横目に進は獣道。古びた鳥居をくぐったら、誰かのお墓が建っている。引きずる魂と、身体が腐ってしまう前に…いつもと同じ、僕はまた同じ夢を見た。

 雨だれ無視して、進んで砕けた、散らばったあの子を集めなきゃいけない。粉々の赤を飲み込んだら、僕はあの子と真っぴとつ。逆さま影を落して悦には入る、汚い猫には近づいちゃいけない。首の縄文を愛してくれる、彼岸会、また影を見る。

 砂天井見つめ寝ぼけ眼、うたた寝。私は涎まみれ。読んでる途中の怪談と、窓は濡れ。酸性雨。揺れ頭押さえベランデに、枯れ木に水やれ錆び如雨露。ぐっしょりと濡れた袖口と、右の手咥えたコケ坊主。見下ろした現実。僕の夢の中が外にあって、頬をつまんで口は「また夢を見た…」。

 雨垂れの菱形に追いつかれた。散らばる人達の影だけ消えない。白色の光が指さした『人の頭にヤマイダレ』。歪んだ地面に『足』を捕まれて、群がる影人に応えてはいけない。犬も歩けば殺される『僕』は、現実またね、またねって。

 下向き矢印逆さま上向き、楽しいままで終われば良いのに。目が覚め、続く日常の中で見下ろす目は空を見る。


 ―丸歩 唯―


 僕は今、とある巨大ビルの前に立っている。

 僕の方が数倍大きいけど、やはり「巨大」とつけるに相応しい大きさだ。外見では劣っていても内面的には僕の方が大きい。

 今からこのビルをテロ攻撃しようと思う。あ、もちろん思いつきでね。

 もう段取りはバッチリ。

 先日、パキスタンから連絡があり「ニホン、スシ、サイコー」と、訳の分らないことを言われた。だが、恐らくは「今からテロ攻撃を日本にするから手伝え」と、言っていたのだろう。

 僕は「ウフフ!! ウッキー!(オッケー!)」と返答した。

 もう一度言おう。今からテロを起す。と言っても、テロをやるためには何らかの準備が必要だ。僕は素人だからね、一歩間違えたら大変なことになりかねない。

 まずは目の前のビルの関係者に『テロ攻撃をしてもいいか』ということを聞かなければならない。さすがに無断はまずそうだしね。

 僕は許可をとるために、ビルの中に前転しながら入った。


 中は意外と広かった。東京ドームが4つくらい入りそうだった。

「あっ」

 僕は見つけた。そう、サービスカウンターを。

 分らないことがあったらあそこに行って聞けばいい。そう昔から教えられてきた。僕は一直線にカウンターへ向かった。カウンターには女性が座っている。眠そうだ。

「いらっしゃいませー♪ 本日はどのようなご用件でしょうか?」

 愛想良くカウンターの女性が訊いてきた。

「あの、テロ攻撃の許可を戴きたいのですが…」

 すると女性は、そこらにあった書類を暫くの間ガサガサと漁っていたが。軈てその中の一枚を僕の前に差し出した。

 カウンターテーブルにはあちこち茶色いシミがある。ラーメンの汁だ、と僕は察した。

「こちらにお名前、電話番号をご記入下さい」と言った。

 僕は言われるが儘、名前と電話番号を書いた。すると女性が続けて、

「では、大体何時頃に行動を起される予定ですか?」

 僕は答えた。

「あと…3時間後でらいですかね…?」

 女性は今度は手元のパソコンをカチャカチャしてした。また暫く待っていたら、女性がこちらに向き直って言った。

「お待たせして申し訳ありません。手続きは完了致しました」

 う~ん、順当だな~。

 僕は意気揚々と道をムーンウォークで歩いた。

 まさかこんなにも簡単に手続きができるなんて思ってなかったからね。

 いやー良かった、良かった。

 ハハハハハハハハハ!

 ハハハハハ!

 ハハハ…?


 イヤなんかおかしくねぇか!?

 絶対おかしいよこれは!!

 何で普通にテロ攻撃を許可してんだよ!?

 俺もバカだけど、あの女はもっとバカだぞ!? 日本の未来は…日本の未来は、大丈夫なのか!?

 日本の未来はwowwowwowwow♪

 とっても心配でイエイイエイイエイイエイ♪



 そしてマルフォイは、旅に出た……。



 はい。どうも最近平和路線ミサイルおじさんです。

 単純な制圧って怖いよね。何があったのかといいますと。遊戯王の大会で「純サブテラー」を使ってたんですけど、相手がフィールド魔法をサーチもしくは自分のフィールド(この場合は相手選手のフィールド)に発動する「メタバース」を発動して「(相手のデッキ分らないし、ファンデッキかも知れないから、とりあえず妨害はやめておこう)」てな感じになって、「チェーンはないですよ」て相手が「魔鐘洞」を発動して「(まあ、制限カードだし、解決後に除去すればいいかな)」なんて悠長なことおもっていたら、その後、思いっきり! 制圧してきて最終的にはバーンで負けました。で、一様大会なんでもう一戦したんですけど、先行とれなかった自分が悪いんですけどまっった「魔鐘洞」ですよ。でもですよ、今回はボーダーとかって言うくっそ強い攻撃力2000のモンスターを立ててくれたんで何とかなるかな~て思ってたんですけど、破壊無効やら召喚無効なんかで手も足も出ずに負けたんですよ。因みに攻撃力2000ってのはレベル4通常モンスターの最高ラインであり、効果持ちで尚且つ強いモンスターではボーダーが初なのかな? それにしても優遇された種族でレベル4、メタ効果持ちであり、攻撃力2000って…単体性能がイカれてらっしゃる。

 というか酷くない。エクバ2もそうだけどさ、相手が嫌な事をやらないで欲しいんですよ。あとドラグーン!!(超魔導竜騎士 ドラグーン・オブ・レッドアイズ)ふっっっっざけんなよお前。魔道士なのか騎士なのか、どっちかにしてくれよ。底辺から最強になったラノベ主人公乃至、なろう主人公のガンダムレジェンドくんと同じ立場にいるんですけど。いい加減しろよバン○イ4ね、コ○ミちゃん。ドラグーンを使ってるデッキをメタろうにも対策が「コンボ的な動きはせず、8期頃の動きをした方が強い」しかないんですよ。

 対策の代表的なテーマとしては真竜と帝ですかね。あと、単体で強いカードを入れたグッドスタフとかかな。

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