第86話 女神さまの願い? (14)
まあ、オバサンではなく、美少女に変わっていたことを忘れていた二人だったから。いざうちも二人の姐さん達の美少女化を見て苦笑いをしてしまったが。ここは、自身の身体を強く打ち、身体中に激痛が走るうちは、笑うところではなかったね⁉ と、思いながら。
「痛、いっ、つつ……」と、唸り声を漏らしながら、フリッグ姐さんやフレイヤ姐さんと、三人仲良く立ち上がろうとしていたら。
「お前等二人いい加減にしろよ~! 儂のことで争うことはやめろ~! わかったなぁ~? アテナとカイロス?」
何か~、良く解らないのだが~?
家のひとは、自身の容姿に……。
まあ、今オジサンの容姿では無く。家のひとが昨晩うちに待望した年齢……中学一年生の頃……。
ピカピカの一年生だった頃の容姿に違わぬような青春映画やドラマ、アニメ、漫画……ライトノベルの一シーンみたいな台詞を告げてきたから。
うちは唖然──!
開いた口が塞がらないといった状態──!
でもね? 完全に良心が切れているアテナは家のひとの事も忘れているような様子で、自身の両目をつり上げ、『ギロリ!』と、睨んだ!
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます