第41話 準備期間

意識が覚醒したアリッサの傍には少し心配そうに見つめるインドラの姿があった。思わず頭を撫でたくなる愛らしさだが、そこをぐっと我慢して戻ったことを伝える。



「では、行きます」



アリッサのスキル欄にはアスガルドを模したスキルアイコンがあった。それを確認すると―――



『堕狼化』Fランク

堕ちたる狼アスガルドの力を身に宿す。しばらくの間レベルとステータスが大幅に上昇するが、効果が解け次第精神ステータスが極限まで下がる。

ランクが上昇すると効果時間が延び、解除時に起きるデメリットが減っていく。


と、シンプルな効果がのっていた。



「オレがこれを使った後は多分立ってられないくらい精神ステータスが下がると思うので、フォローをお願いします」


「うむ、任せよ」


「はい、お世話は任せてください」



一番自分のことを知っているバニラが笑顔で頷くのを確認し、アリッサは『堕狼化』を開放した。

闇の風がアリッサを包み、晴れるとそこには禍々しいオーラを放つアリッサの姿があった。左腕の聖骸布は残っているものの、アリッサの身体には変化があり、所々獣人種族の狼人のような特徴がみられた。

頭にはアスガルドの頭部がアリッサの頭に覆いかぶさるようにあり、修道服は残っているが、袖の下に見える肌は毛皮に覆われていた。



「意識の変化はないか?」


「少しだるさがありますが、大丈夫です」


「童の瞳で見てその状態はあまり良くないものだ。早々に確かめるがよい」


「はい」



確かに気怠さが徐々に増して来ている。アリッサはなんだかうすら寒いものを感じ、早々に武器チェックを始めた。



「アダマンタイト製の真竜武器ならいけます。今オレとアスガルドの力を足すと120レベルですね」


「ふむ、予定通りか」


「え!?アンタ今120レベルなの!?」


「さ、流石姉御だぜ……」



アリッサは今は亡き真竜『守護竜アルビオン』の素材を使った片手剣『月光剣アルビオン』を取り出した。



「………懐かしいな。それはアルビオンの剣か?」


「はい。インドラ様の里をお父様と共に最後まで守った守護竜の名に相応しい真竜でしたね」


「ああ、爺やは誇り高き真竜だった。最期まで童と母上を守り、そして里をバハムート達から守ったのだ」



見た目は一般的な両刃の西洋剣と変わらないが、刀身は白銀でうっすらと淡い紫色のオーラを纏っている。

柄にはアルビオンの瞳があり、その目をインドラは懐かしむように優しく撫でた。



「インドラ様」


「ああ」



インドラが少し離れるのを確認すると、アリッサは剣を両手で握り、胸の前に掲げる。



「武具!解放!」



そしてアリッサの声に呼応し、月光剣アルビオンから薄紫の炎が剣からあふれ出る。



「うっ……!なんて重圧なのでしょう…!」


「ああ、俺はケツァルコアトル様のプレッシャーを浴びたから慣れたが、やっぱり真竜様はすげえ」


「剣になっても生きておられるかのようです」


「姉御が鍛えた剣ってのもあるんだろうな……」



事の成り行きを見守るアザムとバニラが間近で感じる真竜の力を受け止め、アザムはじっとりと汗をかき、バニラは立ち眩みに似た症状が発生し、近くのリリスが彼女を支えた。



「リリスさんはなんともないのですか」


「なんともないってわけじゃないけど、まだましって感じね。これなら魔王様のプレッシャーの方が強いわ」



けろっとしているリリスにバニラは、改めて彼女が魔王軍四天王であることを思い出し、彼女との力量の差を感じさせられた。


そしてアリッサの剣に変化がみられる。ひと際激しい炎が天高く舞い上がると炎は形を作り、やがて薄紫色の炎のドラゴンが現れる。


その竜は胴の長い東洋の龍のような形をしていた。大きさは大体10m程度と真竜の中では比較的小柄であったが、感じる重圧は真竜そのもので、アザム達はその姿に本能が恐怖を感じて震える。



「爺やなのか!?おい!お主これはどういうことだ!?」


「月光剣アルビオンの武具開放です。一定時間アルビオンの幻影を召喚し、共に戦ってくれるんです。攻撃というよりも主に防御面が優れていますので、タンクがいないパーティーでは大変重宝していたんです」


「げん……えい……そうか、これは幻なのか」


「ええ、彼の意識はありません」


「………」



しばらくインドラがアルビオンを見ていると、アリッサの意思とは反して突然幻影のはずのアルビオンが動き出した。



「え!?な、なんで!?」



炎の真竜は小さなインドラの顔を覗き込み、数秒間視線を動かさずじっと見つめると幼子をあやすように大きな手を優しくインドラの頭に置いて撫で始めた。



「じ、じいや……う、うちは……いや、童は……」


『…………』


「アルビオンが……インドラ様に反応しているのか?」



それは僅かな時間だったが、インドラは確かにアルビオンの想いを受け取った。涙が溢れそうになるのを堪え、毅然とした眼差しでアルビオンを見据える。アルビオンもまた小さな姫様の肩に乗る真竜の長としての覚悟を知り、満足げに笑顔を浮かべると静かに消えていった。



「か、勝手に消えた……こんなのゲームではなかった現象だ……」



呆然とアルビオンが消えた先を見つめるインドラの横でアリッサにもまた変化があった。

既に変身は解け、レベルも戻っていたが、今もアリッサの手には月光剣アルビオンが握られているのだ。もちろん装備レベルは120のままだが、装備効果の内容に新たな記述が書き込まれていたのだ。



【月光剣アルビオン】


攻撃力+180 精神力+150 敏捷+70


ユニーク能力:守護竜アルビオンの加護(精神力を消費し、僅かな時間使用者を真竜アルビオンの力で守る)

 アルビオンの障壁(使用者にパッシブで魔法に対して強力な障壁を展開する)

武具開放:守護竜アルビオンの顕現(一定時間守護竜アルビオンの幻影を召喚し、使役する。使用後1週間のクールタイムを要求する)


付与能力:月光の剣(夜使用時筋力、精神力ステータスが1.3倍になる。)

         (夜でも昼間と変わらない視界を得る)

         (スキル欄に守護竜アルビオンの月光刃を追加する)


(姫様に認められし鍛冶師よ、どうかこの世界に安寧をもたらしたまえ。その道違えなければこの老いぼれ、いつでもそなたの剣となろう)


※装備特例解禁条件:インドラとアルビオンの出会い



「アルビオン……」


「どうしたのだ?」


「いつでもアルビオンが力を貸してくれるって言ってくれました」


「おお!ということは、レベルが足りずとも爺やの剣を使えるようになったのか!」


「そういうことです!まぁオレの道が違えなければって話らしいですけど」


「ふん、要は世界を破滅に導かなければ良いのだろう。なに、童がお主の近くにいればそんなことはさせん」



と、得意げにインドラが言うとアリッサの月光剣アルビオンをさっと奪う。



「爺や!童は元気だ!爺やも父上と共に見守っていてくれ!」



インドラは今日も空に輝く太陽に剣をかざし、高らかに宣言するのであった。

 









それから1週間。まだこちらに合流予定のミドラとジーノは到着しておらず、暇を持て余すのもなんなのでアリッサは自分の装備更新をするため、ひっそりとバニラを連れてオーディアスに帰って来ていた。

もちろん2人がテレポートしたのはリーシア宅の離れにある鍛冶場で、周りの警備兵やメイドのお嬢様方は2人の存在に気付いていたが、主の命により見て見ぬふりを貫いた。


して、アリッサの装備作成は人知れず進んでいたのだが、そこで問題となったのはアザムだった。

現在アザムは絶賛暇を持て余しており、ブルースの町を散策していた。


修道院もほとんど補修が終わり、残すは院内のランプのみで、アザムがやれることは何一つなくなってしまったのだ。



『金もなくなってきたし、冒険者の真似事でもするかぁ?』



以前姉御に渡された金もそろそろ底をつきそうなものあり、アザムはため息をついて一度も入ったことがない冒険者ギルドを目指した。


基本ドラゴンという種族は弱い者イジメをしない。そんなことをすれば自分らの誇りが汚れるという理由で。

だから、不必要な殺傷も嫌いだし、自分らが暴れれば生態系が崩れるのも分かっているのでよっぽどのことがない限りドラゴンは戦わない。

もちろんアリッサはこのドラゴンの文化を知らずに言ったので、アザムの苦悩は分からないのだが。


そんな苦悩を胸に冒険者ギルドの扉を叩き、中に入ると喧騒がアザムの耳に届く。こちらを観察するような視線を受けるが、アザムはさっさと無視してバニラに教わった依頼が張ってある掲示板を目指した。



「どれもこれもなぁ……」



掲示板に張ってある依頼を見てもぱっとしないものばかりなのは仕方がないことである。

正体を隠しているとはいえ、アザムは1体いれば国一つ落とされると言われるかの伝説のドラゴンなのである。そんなドラゴンがゴブリン退治やらオーク退治やら山賊などの小物を相手するわけがない。

以前、バニラにもどんな依頼を受けているのか聞いたことがあったが、彼女は主に清掃やら料理など家庭的な依頼を積極的に受けているらしく、ドラゴンの自分には参考にならないものだった。

やっぱり自分に残されたのは戦いしかないわけで、しかしかといって雑魚を相手するのも気が引けるわけで。



「う~ん……なんかこう人里滅亡の危機みたいなのはないのか」


「あれ、アザムさんですか?」



しばらく掲示板の前で唸っていると、一人の人間が話しかけてきた。自分の名前を知っている者など限られているので、誰だと思って顔を向けるとそこには若い10代半ばと思われる男がいた。

自分の交友関係にそんな人物はいないので、恐らく姉御の知り合いだと早々に思考回路を片付けたアザムは言葉を返す。



「ああ、そうだが、お前は姉御の知り合いか?」


「姉御…?ああ、アリッサ先輩ですか?」


「そうだ。で、お前は?」


「すみません、自己紹介が遅れましたね。僕は樋口彰。今は弓の勇者パーティーに所属しています」


「そっか、んじゃ新垣達と同じ世界の人間か。つーってことは……お前らもなかなかひでえめにあってきたっぽいな」



アザムの瞳が彰の立ち振る舞いなどを観察し、彼の道なりが過酷なものだったと分析し、穏やかな表情を浮かべて肩をぽんぽんと叩く。



「え、あ…え……はい、頑張ってきました…!」


「おう、その返事が聴ければいいってことよ。で、どうしたんだ?」


「ああ、えっと、あっちで皆と依頼について話をしていたんですけど、アザムさんが掲示板からずっと動かなかったので」



彰が指さす方向にはギャルの彩海とクールな江ノ島つぐみと欠伸をする茶髪にウェーブがかかった同じギャルがいた。

しかし、アザムの眼がひと際見開く。そう、4人目の女が問題だった。そこには自分でも警戒せざるを得ない相手がいたのだ。



「おい、あいつはなんだ?」


「え?ああ、ナナリーさんです!皆には秘密なんですが、彼女サキュバスでして」


「どうりでリリスと同じ匂いがしやがるわけか…」


「アザムさんわかるんですか?流石ですね」



その時ナナリーもまたアザムに最大の警戒を抱いていた。事前に主であるリリスに言われていなければ間違いなく彰を守るため攻撃を仕掛けていたであろう。



『ドラゴン……これがかの伝説のドラゴンの竜圧なのですね……恐ろしい相手です』


「なんか彰が話してるけど、あれ誰?」


「さあ?あいつ一人で行動していることが多いし、意外とあたしらより交友関係広いんじゃね?」



彩海と茶髪のギャル小野町莉々が退屈そうに話を進めるなか、ナナリーよりかは観察眼が低いが、同じくアザムに警戒の鈴が最大限に鳴ったのをつぐみは感じていた。



『え、あれ本当に人間なの……?彰、普通に話をしているけど、あれ絶対やばいよ…』



つぐみのスキル観察眼と警戒心が合わさった上級スキル『警戒本能』がけたたましく鳴り響き、じっとりと額に汗をかく。



「つぐみさん」


「……はっ!?」



ドラゴンの竜圧に呑まれかかっているつぐみに気付いたのはナナリーだった。そっとテーブルの下から彼女の手を取り、落ち着くように優しく声をかけた。



「大丈夫です。彼は敵ではありません」


「ナナリーさん……」


「あれはアリッサさんのパーティーメンバーの1人アザムさんです」


「あ、ああ……」


「どったのつぐみ?」


「具合悪いの?」


「ううん、大丈夫」



ようやくそこでつぐみが青白い顔をして冷や汗をかいていることに2人は気付き、心配そうにつぐみへ歩み寄る。



「あ、あんな化け物とあの女は冒険してんの…?」


「え?化け物?」


「女?」


「つぐみさん、落ち着いて瞳を閉じましょう。あれを視るにはまだ貴方は早すぎる。はい、閉じたら心の中で解除と唱えてください」


「は、はい……」



いまいち要領を得ていないギャル2人に対し、ナナリーは冷静に瞳の扱い方を教え、それに倣ってつぐみは勝手に発動していた瞳を閉じ、ゆっくりと目を開けた。



「大分楽になりました」


「今度貴方の眼について教えましょう。世の中には見ない方がいいものがいっぱいあるので」


「ぜひお願いします。危うく意識を持っていかれるかと」


「ええ、あれは伝説の存在なので」


『……??』



ギャル2人が最後まで頭にはてなマークを作っていると、そこへアザムを連れた彰がやってきた。



「皆!こちらの方はアザムさんっていうんだ。僕が尊敬するアリッサ先輩のパーティーメンバーの1人で、タンクを担っているそうだよ」


「アザムっていうもんだ。よろしく」


「アタシは八九寺彩海。なんか弓の勇者になった」


「うちは小野町莉々~。彩海のパーティーメンバーで魔法使い」


「わ、わたしは江ノ島つぐみ。パーティーでは魔法戦士をやってる」


「わたくしはナナリー。彩海さまとは臨時的にパーティーを組んでいます。役職としては魔法使いです」


「え~あんためっちゃでかいね。それにこの筋肉やばくない?」


「はんぱねえ。どう鍛えたらこうなんのよ」



一通り挨拶が終わるなり、彩海と莉々がペタペタアザムの身体を触り始め、ある程度正体を見破ったつぐみと正体を看破したナナリーとしては冷や汗ものの光景である。



「鍛錬あるのみだぜ」


「いやいや、それにしたってこの巨漢っぷりは無理でしょ。彰もこうなる?」


「僕は無理だよ。これはもう種族的な違いとしか思えないよ」


「ま、あながち間違いじゃねえけどな。で、彰。美味しい話ってなんだ?」


「え?彰、この人連れて行くの?」


「ん?ああ、いれば心強いと思ったからね。彩海もいいでしょ?」


「アザムさんって言ったっけ。冒険者ランクはどんなもん?」



つぐみは彰の答えに目を見開き、それに気づかず話はどんどん進んでいく。



「俺の冒険者ランクはAだぜ」


「A!?うっそ!?そんなに強いの!?」


「というように大先輩なんだよ。納得した?」


「いやいや!最強っしょ!え、なんならうちのパーティーに入ってほしいくらいだわ!」


「そいつは無理だな。俺は既に姉御のパーティーに入っている」


「姉御って?」


「アリッサ先輩だよ」


「あの人そんなに強いの?」


「ああ、俺より強いぜ。なんなら全大陸で最強かもな」


「え~?全然そんな風には見えなかったんだけど」


「うちその人知らね~」


「いつか僕もアリッサ先輩が戦っている姿を見てみたいものですね」



目の前で話をしているドラゴンは意外にも好意的だった。ドラゴンとは傲慢で不遜で格下の存在とは話も聞かない存在だと古の話から聞いていた。

ナナリーはこの時ドラゴンすら魅了するアリッサという存在に興味を抱きつつあった。そんなことをリリスに言えば威嚇をされそうだが、決して取って食おうとは思ってもおらず、純粋に人柄が気になったのだ。


あの臆病な彰が一番尊敬する人。今度娼館に訪れた時にさりげなく話かけてみようとナナリーは思った。



「ふぅ~ん……村を食い荒らすサーペントテイルか」


「ええ、僕たちに指名依頼で来たんです」


「ま、この町の領主様きっての依頼ってなれば報酬もいいしね~」


「ただ、不安ももちろんあって。僕達の前にBランク4名とCランク8名が挑んだみたいなのですが、Bランクパーティーの1人を除いて全滅だったそうです」


「そいつ大分人を喰ってんな」


「ええ、変異個体に進化していてもおかしくはなさそうです」



アザムがそう指摘したのは理由がある。サーペントテイルというモンスターは、おおよそ5mほどの巨大な蛇である。

毒は持っていないが、鉄すら通さぬ強力な鱗を持ち、剣のような尻尾を振って戦うサーペント種の中でもかなり武闘派なのだ。食も偏食で、主に肉を食うのだが、魚や鳥や獣問わず全てを丸呑みし、一説には育ったサーペントテイルが通った道には何も残らないと言われるほど悪食で知られているのだ。

そしてモンスターの中では早い部類で変異種になる種別でもあり、その時に食っていた餌の分類で色々な変異種になるらしい。



「意外とうちら受けた依頼ってやばかった感じ?」


「はっきり言ってお前らじゃ死ぬぞ」


『………』



そこでアザムがちらりとナナリーを見る。するとナナリーが眼を逸らしたので、恐らくその話を彰から聞いて居ても立っても居られなくなったのだろう。

ここにベテランの冒険者が1人でもいればこの依頼を受けようとも思わなかったのだろうが、それは既にたらればの話である。



「ま、聞いちまったもんは仕方ねえ。いいぜ、ついていってやるよ」


「ほ、ほんとですか!?助かります!!」


「え、本当に大丈夫なん?うちら死なない?」


「まぁAランクだし、強そうだし、大丈夫なんじゃない?」


「………多分この…人?なら大丈夫だと思うよ」


「わたくしもアザム様がいれば倒せると思います」


「つぐみとナナリーさんが大丈夫っていうなら、行ってみる?」


「アタシらのつぐみが大丈夫って言うんだから行くっしょ!」


「アザムさん、よろしくお願いしますね!タンクの先輩として是非ご指導いただければ!」


「おう!姉御が可愛がっている後輩だからな。旅の途中教えてやるぜ」



と、アリッサがいない間にドラゴンとサキュバスを含めた臨時勇者パーティーが結成されるのであった。











































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