魔法を使う2

ーーーーーーーーーー

ステータス

名前 辻 陽太

レベル 1

HP  57/57

MP 45/53

力  36

守  32

速  24

魔  29


スキル

『生産の神』


魔法

 『ファイヤーボール』

 『ウォーターボール』

 『アースボール』

 『エアボール』

 『ライトボール』

ーーーーーーーーーー



「あれ、魔力の減りがおかしいな。」


「最初の”ファイヤーボール”で3消費したけー次に打った”ウォーターボール”も多分3消費したじゃろ」


「ほんで、最後の”ファイヤーボール”が多分2かな?」



「なんでじゃろ?違いは詠唱したかせんかと、魔力操作だけじゃな」


「まっえぇーか」



と言い、他の魔法も打っていく。


とりあえず一通り詠唱して撃つっていく。そして、そのあとにもう一度魔力操作を使って詠唱せずに撃つ。


”ウォーターボール”

”アースボール”

”エアボール”

”ライトボール”



最後の”ライトボール”を打つと





ーーーーーーーーーー

レベルが上がりました。

ーーーーーーーーーー



「あれっ?」



周りを見ると、陽太を中心にミステリーサークルのようになっていた。


そして最後のライトボールを撃った方を見ると、横たわったあのウサギが3羽いた。


なぜこんだけ魔法を撃っているのに残っていたかというと、陽太が色々な方向に魔法を撃ちその先で魔法が爆発するので、隠れていたウサギには逃げることが出来なかったのだろう。


「そういやー、このウサギなんていうんじゃろーか?ツノ生えとるし、どーみても普通のウサギじゃねーよな」


と言いながらウサギに『鑑定』を使う


ーーーーーーーーーー

ホーンラビット

ツノが生えたウサギ。体内に魔石がある魔物。魔物の中では最弱クラス。

普段は好戦的であるが、強い相手には臆病になる。

また、肉は食用である。ツノは武器などに使える。

ーーーーーーーーーー



「そのまんまじゃな」


「魔物なのも見れば大体わかるし、鑑定って結構当たり前のことが多いんじゃなー」


「てか、このウサギ食べれるんじゃな」


「じゃー持って帰って血抜きして、捌くか」


と歩き出し、岩の魔法陣の上に乗るとダンジョンに入った時と同じ感覚がし、ダンジョンの入り口にある魔法陣の上に立っていた。


「よしっ!帰ってこれたな」


と行っていつも猪を捌いている解体場に行き、血抜きをしていく。


血抜きができたウサギから捌いて行こうと思った時、


「あっ!そーいやースキルに『解体』があったよな」


「あれって、普通に捌くのと何が違うんじゃろーか?」


「とりあえず普通に解体して、一匹だけ『解体』使ってみるか」


そう言い、三匹を


「”捌いていく!”なんちゃって」


最近人気の魚を捌いて料理をするyoutuberにはまっている陽太であった。

  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る