魔法を使う
「”ファイヤーボール”」
体の前に突き出した掌の先に『万物想像』の時みたいに光が集まって、丸くなっていく。集まった光は少しずつ複雑に回転を始める。そして、その光は炎になっていく。
そして、バレーボールぐらいの大きさになると、100km/hぐらいでまっすぐに飛んでいき、草原の草花を焼きながら進んでいき、ある程度進んだところで爆発した。
ダンジョンには爆発した跡ができたがすぐに消えていき、草花を焼いた炎は燃え広がらなかった。
「おー!すげぇーほんまにできた。」
「非科学的現象てあったけど、ほんまに物理法則完全にむしじゃな。推進力無いのに進むし、まっすぐ一直線で飛んでったし重力どこ行ったん?でも十数メーターぐらいしかとばんかったな。今の飛距離なんかな?」
「あれ?ゆか治っとるじゃん」
ゆかは治っても草花は治らなかった。
「まーえぇーか」
「つぎつぎーっと。何にしよーかな」
「色々やりたいけど、とりあえずボール系か」
「じゃー『魔法創造』”ウォーターボール””アースボール””エアボール””ライトボール”」
「ってとこかな『ステータス』」
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ステータス
名前 辻 陽太
レベル 1
HP 57/57
MP 50/53
力 36
守 32
速 24
魔 29
スキル
『生産の神』
魔法
『ファイヤーボール』
『ウォーターボール』
『アースボール』
『エアボール』
『ライトボール』
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「よっし!できとるな。」
「あれっ?MPが減っとるじゃ。さっきのファイヤーボールで3使ったんじゃ」
「ま、他のも同じくらいで打てるじゃろー」
「じゃ、さっきとおんなじ感じでイメージしてっと」
また、バレーボールくらいの大きさで、速さも100km/hぐらいで
「よし!”ウォーターボール”」
ファイヤーボールと同じように、掌から光の粒が出て集まっていく。そして渦を巻くように回っていき、みずえと変わっていく。完全に水に変わると、また、100km/hぐらいで飛んで行っき、草花を薙ぎ払い十数メートルで爆破した。
今回は前回と違い、掌から光の粒が出ていく時、体の表面に近い内側を何かが駆け巡り、突き出した掌に集まっていく。そして、体から抜けていく感覚があった。
「おー!これが魔力かな?これ、魔法たんでもできるんかな?」
「やってみるか」
さっきの感覚を思い出しながら、体の内側にある魔力のような何かを探してみる。そして、それを少しずつ動かしていくと、さっきと同じように表面に近い内側を血管をめぐるかのように動いている。それを少しずつ早く動かしていき、と前に出して掌に集めていく。
頭の中でファイヤーボールをイメージしていく。すると、先ほどと同じように光の粒が集まっていき炎になっていく。そして、飛んでいき爆発する。
「おー!打てた。これで他のも打てるじゃろー」
「とりあえず『ステータス』」
ーーーーーーーーーー
ステータス
名前 辻 陽太
レベル 1
HP 57/57
MP 45/53
力 36
守 32
速 24
魔 29
スキル
『生産の神』
魔法
『ファイヤーボール』
『ウォーターボール』
『アースボール』
『エアボール』
『ライトボール』
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