全く執筆活動をしていないROM専だったので今までコメントを控えていましたが
3日くらい飯食べなくても平気でも1日でも何か文章を読めないと情緒不安定になる人間に
「心に深く刺さる物語を」と問いかけられたら黙っていられませんでした
背表紙が擦り切れるほど一番繰り返し読んだ作品は
オースン・スコット・カードの「エンダーのゲーム」と「死者の代弁者」です
「ジェノサイド」以降の続編は黒歴史と化してますが
そして一番心に深く刺さった物語は
朝日ソノラマ文庫・笹本祐一著・妖精作戦シリーズ最終巻・「ラスト・レター」です
この作品を読んでいなかったら今の自分では無かったと思えるような小説はこれが唯一です
作者からの返信
@tune44さんありがとうございます。
ROM専の方がコメントをくださるというのはとても嬉しいことです。今後も遠慮なく書き込んでください。
@tune44さんの心に深く刺さった物語は『エンダーのゲーム』『死者の代弁者』と『ラスト・レター』ですか!
わたしはエンダーシリーズは『エンダーのゲーム』しか読んでいないのですが、不利な条件の戦闘を次々と制していくのはカタルシスがありましたね。
ラストも今の若い子が読むとありがちと思うのかもしれませんが、当時は衝撃的だったなあ。
そして『ラスト・レター』これは傑作です! 完全に同意です。
秋山瑞人さんの『イリヤの空 UFOの夏』なども妖精作戦のオマージュですし、この作品に影響された人間は多いと思います。
ボーイミーツガールとはなんぞやと問われたら、これを読めと言いたい。
編集済
二人がいい雰囲気になりましたねー。
ただ、結城先輩はガードが堅そう。もう、鋼鉄の処女かっていうくらいに。
主人公はそのガードに風穴を開けることができるかな?
できるとしたら、やっぱり読書を通してだろうなあ。
追記:あー、やっちゃいました。悪い癖。他の読者様のこともあるので、このコメントは削除下さって結構です。ネタバレになっちゃいますから。
作者からの返信
空知音さんいつもコメントありがとうございます。
ああ、やっぱり慧眼でいらっしゃる。
結城ぐらい頭の良い人間が感情の機微にうといはずもなく(そういう人物造形もありますし、わたし自身そういうキャラも書いていますが)、彼のガードが堅いのは意識的にそうしていますね。
男女比が1:3のハーレム状態ですからそうしないと恋愛沙汰の揉め事がおきる可能性が高い。もちろん早苗の気持ちにも気づいていますが一定の距離を置いている。
と、そういう設定で書いています。
そしてそのガードを破るとしたらやっぱり瑞希が読書を通してなのです。
もう完全にストーリー展開を先読みされて困っています(笑)
予定ではクリスマスの文芸部お薦め本交換会がきっかけとなりますので、半年先まで是非お付き合いください!
追記:いえいえ何の問題もないですよ。よくあるテンプレ展開ですし良く言えば王道ですから。本当に困っていたら上記のようなことは書きません(笑)
むしろ読み込んでくださってるんだなと嬉しいですし、先の予告にもなりますから大歓迎です! 今後も遠慮せずにどんどん書き込んでください。よろしくお願いします。
個人的には、第14回受賞作品の「蜜蜂と遠雷」を結城先輩がどう評価するか聞いてみたいです。音楽コンクールが舞台なので、大きな事件が起きる訳ではありませんし、結末も「ああ、やはりそうなったか」という感じでしたが、その演奏曲の表現には呆然とさせられましたから…。
ちなみに歴代の本屋大賞受賞作で、恩田陸さんの他に読んだ事があったのは「村上海賊の娘」でした。
作者からの返信
杉浦ヒナタさんいつもコメントありがとうございます。
実は今回はメタ要素で結城が返信コメントをするつもりでした。
ですが、いざ書き始めると長いこと長いこと。あっという間に千字を越えてさらに終わりそうにない。二時間ほど格闘してこれは無理だと諦めました。
でもせっかくの御指名ですのでいつか本編で語らせたいと思います。
ちなみに霧乃宮高校は複数の実在高校をモデルとしているのですが、恩田さんの母校である水戸一高も含まれていたりします。
いちおう本屋大賞は全部読んでいるのですが歴史物だと「天地明察」がおもしろかったですねえ。算術に改暦という派手な題材ではないのですがそれが逆に目新しかったです。
編集済
「読後に放心してしばらくは何も手につかない、数日は新しい本を読むことができない」ような本を読みたいというのは本読みの業みたいなものですね。
私の場合は最近だと三秋縋の「君の話」です。
三秋作品はどれも読んだ後は放心しちゃいますね。
あとおすすめは新海誠の映画「雲の向こう、約束の場所」のノベライズ版(加納新太)は映画を見た人は読むのをお勧めします。
カートボネガットの「タイタンの妖女」もだいぶ影響を受けましたね。
作者からの返信
白Ⅱさんいつもコメントありがとうございます。
本読みの業について共感いただき嬉しいです。最近はとにかくライトな物が読みたいという人が増えてきているのだとか。個人的にはもったいないなあと思っています。
そしてお薦め作品ありがとうございます。痛恨です。三冊とも読んだことがありません。
三秋縋さんはweb出身作家という認識でした。でも『君の話』は別版元からの書き下ろし単行本なのですね。これは作家として実力が認められたということだと思います。さっそく読んでみます。
『雲の向こう、約束の場所』は映画も未鑑賞です。すみません、実は新海誠作品はあまり好みではないのです。なので未読のままで終わりそうです。
カート・ヴォネガットは読もうと思いながらついつい後回しにしていた作家です。正直『タイタンの妖女』のような有名作を未読なのは恥ずかしいです。
こんな小説を書いていながらまだまだだなあと痛感しました(汗)