第32話.優しいアーチフィス

その後、遊舞とアーチフィスは、風呂に入り、遊舞の部屋に戻った。






部屋に戻ると、アーチフィスが遊舞に


「なぜ、さっきは、あのような事を言ったんですか?」と言った。


「あ、あ~、いや、だって、アーチフィスさ、


他の人の家に住ませてもらう事は、多分、出来ないでしょ?


それに、多分、元いた世界に戻る事も、出来ない。


だから、ここで生活するしかないって事さ」


「なるほど」






「でも、良かったじゃん。これで、これからも、


ちゃんと生活していけるよ」


「そうですね。ありがとうございます!!!」


「いやいや!!良いよ良いよ!!!」






(これで、これからは、家の中では、アーチフィスの事で


慌てなくて良いな)






アーチフィスは、


「確かに、遊舞さんと共に住んでいれば、


遊舞さんを、いつでもお守り出来ますね」と言う。






「そういえば、そうだな。って、え!?


アーチフィス、つきっきりで僕を守ってくれるの!?」


「はい。遊舞さんは、ご主人様なので、当然」


「ホントに?!ありがとう!!!やった~!!!


頭も凄く良くて、魔法も使えて、強い、アーチフィスが


いつでも僕を守ってくれるなんて、凄く心強いよ!!!


これで、何があっても、全然怖くない!!!」


「そうですか!それは、光栄です!!では、明日からも、


引き続き、あなたを護衛します」


「うん!!じゃあ、今日は、もう遅いし、寝よっか!!!」


「はい」

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