第四章

第四章

二人は、製鉄所の玄関を出て、たまたま走っていたタクシーを呼び止めた。

「あの、すみません。この辺りに、影山さんというお宅はありませんでしょうか?」

「影山ね。よくある苗字だな。非常にたくさんあるから、下の名前を言ってくれないとわからないな。」

間延びした声で、運転手は答えた。

「あ、はい。影山杉三さんという方です。」

くみちゃんが突発的に言うと、

「ああ、杉ちゃんね。影山杉三は、うちの常連さんだ。田子の浦に住んでいる。」

と、答えが返ってきた。利用者たちは、まだ製鉄所を利用し始めたばかりで、この富士市の地理は、よく見込めていなかったため、ちょっと戸惑ってしまった。

「田子の浦というのは、田子の浦港のあたりだよ。お二人さんは知らないのかい?」

運転手にそう聞かれて、

「知りません。あたしは、都内から来ているし、」

「あたしは、長野から。」

くみちゃんと利用者は相次いで答えた。

「そうかい、二人とも、そんな遠くから来ているんだな。で、影山杉三に用事があるの?」

「はい。この写真をお渡ししたくて。」

くみちゃんは、写真を運転手に見せた。まるで自分のもののように、写真を使ってしまっているので、

おいおい、と急いで止めようとする利用者だが、

「ああまさしくこの写真は杉ちゃんだ。よし、今から行こう。乗ってみてくれ。」

と、うまく運転手に伝えることができて、ある意味助かったなあと思った。

二人は、急いでタクシーに乗り込んだ。数分間走ってもらって、バラ公園を通り過ぎて又狭い道路を走り、住宅地の中で止まる。

「この家だ。」

タクシーが止まったのは、一軒の平屋住宅の前だった。ちゃんと影山という表札もある。

くみちゃんはタクシーにお金を払って、帰りも乗せてくれるように頼んだ。領収書を受け取ると、二人はタクシーを降りる。

インターフォンを押すと、

「はいよ、今手が離せないんだ。あがってきてくれる?」

と、でかい男の声が聞こえてきた。その後すぐに、

「いいわよ、杉ちゃん。あたしがお相手するから。」

ちょっと欧州訛りがあると思われる女性の声が聞こえてきた。どどどと走ってくる音がして、玄関のドアが開く。

「あら、いったいどうしたの?」

そんなに怖そうな顔をしていない中年のおばさんだった。

「あの、製鉄所から来ました、利用者の岩崎久美と、」

「渡邊佳代子です。」

相次いで自己紹介する二人。さすがに、外国人を相手にするのは、ちょっと緊張してしまう。

「ああ、改まる必要ないわよ。あたしは、敬意とか何かで、本当のことを遠回しにするのが嫌い。そうじゃなくて、どんな身分でもざっくばらんに話せるのが好き。だから、そんなに気負わなくていいわよ。いったい二人ともどうしたの?」

「いえ、ちょっと、相談したいことがありまして。」

アリスは、もっと気楽に話してほしかったが、二人はとても緊張してしまっているようだった。

「そんなに緊張しなくていいわよ。とにかく中に上がりなさい。今お茶出してあげるから。」

「お邪魔します。」

二人は、ぺコンと頭を下げて、杉三の家の中に入った。

中は、二人にとってみたら、すごいものばっかりだ。日本全国の名産品や民芸品などが、ところどころに置かれている。これを全部計算したら、どのくらいの金額になるんだろう?それを考えると、震えが出た。

「気にしないで頂戴ね。杉ちゃんがガラクタ屋さんで買ってきちゃったものなのよ。あるいは、旅行に行って、買ってきたとか。あたしは、伊能アリス。隣のいえに住んでいるんだけどね。今日は、杉ちゃんに料理を習いに来たの。蘭、あ、私の夫なんだけど、たまにはインスタント食品はやめて、手作りの料理を食べさせろ、なんてうるさいのよ。まったくどれも同じ料理なのにね。」

アリスは、廊下を歩きながら、気さくにそう話した。

「杉ちゃん。この二人の人が、相談したいことがあるって。ちょっと協力してやってよ。」

と、言いながら、二人を居間へ入らせる。杉ちゃんと呼ばれた人は、中年くらいのおじさんで、黒い地色に白色の、蜘蛛の巣のような柄をした着物を着ていた。あの写真でみたときよりも、もっと異様な雰囲気があった。それは、普通の人とはちょっと違うなという感じの雰囲気だった。

「なんだか女の人は着物着ると綺麗だなと思うけど、男の人だと、ちょっと怖いなと思ってしまうのはなぜかしら、、、。」

と、言われるほど、男性の着物というのは、暴力団を連想してしまうものらしい。

「僕は極道ではないから安心していいよ。ほんとにただの馬鹿だから。で、用件というのはなんだろう?」

ちょっとおどけた感じで杉三が言った。すぐにガスコンロの火を止めて食堂のテーブルに、着くようにと二人に促した。二人はその通りにした。

「あ、ご、ごめんなさい。あたしたちは、製鉄所から来たんですが、ちょっと水穂さんの事で相談がありまして、、、。」

ちょっと気の強い、くみちゃんがそういう。

「そうか、じゃあ、とにかくいすに座れ。立ったままじゃ、話もできないぞ。」

その言い方もなんだかやくざの親分みたいでちょっと怖い雰囲気があったが、アリスさんが、にこやかに笑ってくれたので、二人は座った。

「今お茶出してあげるわね。」

「おう。緊張がほぐれるように、玉露出してやって。」

「わかったわ。」

アリスは、客人用の湯呑みを二つ出して、お茶をいれた。二人の前に香りのよい日本茶が置かれる。さすがは玉露、香りだけでも、トップクラスである。

「で、相談って何だよ。水穂さんの事っていったよな。隠さずに話してみな。初めから頼むよ。」

「あ、はい。」

とりあえず、くみちゃんはお茶をずずっと飲むと、度胸を据えて、こう切り出した。

「初めは、そう。あの、恵子さんという方の結婚式の後で。」

と、いうことから、まだ製鉄所を利用し始めて間もないことがわかる。

「水穂さんの具合が急に悪くなってしまったんです。」

杉三とアリスは顔を見合わせた。

「具合悪くなったって、どんな風?」

優しく聞き返すアリスさんだが、やっぱりヨーロッパ人らしく、感情を隠すのが苦手なようで、ちょっと、中途半端な聞き方になってしまった。

「ええ、なんだかあたしたちはよくわからないのですが、心臓に異常があるらしいんです。それも、自身が持っている免疫のせいで。」

「ま、まあ、それは大変!」

アリスは、驚きの感情を丸出しにしていった。

「そういうのって、難しいんでしょ?外部から来た敵をやっつけるのは簡単だけど、自身の免疫のせいで起きた異常は、なかなか止められないのよ。」

「それはいかんな。ご飯ちゃんとたべてるのか。」

と、杉三が思わずつぶやくと、

「それが全然なんです!もう全くと言っていいほど食べていません。あたしたち、一生懸命何か食べさせようとしているんですけど、本人も絶望的なのか、せき込んで吐いちゃうんです!これまで、あたしたちが世話をしてきましたが、もう学校の勉強をしろと青柳先生に言われてしまって。代理の家政婦さんを雇うと青柳先生は計画しているようですが、でも、なんだかあたしたちが、いきなり今までの事を放棄するのも、嫌だなと思って、後任のお手伝いさんを見つけたいんです!」

と、佳代子と名乗った利用者がそう懇願した。

「ああなるほどねえ。富士市の家政婦紹介所は、評判が悪いってのは聞いたことがあるわ。きっと家政婦に立候補する人がいないんでしょうね。そんなところから、水穂さんの世話役を派遣してもらいたくはないわね。」

アリスは、彼女たちに同調する。

「だから、それだったらもっと身近な人にやってもらったほうがいいって思って、お願いに来たんですよ。杉三さんは、フランスへ旅行に行ったときも、同行されたんでしょ?それくらい仲が良いということだから。この写真が今日製鉄所にエアーメールで送られてきたんですが、これに写っているのは、杉三さんでしょ?」

くみちゃんは、単刀直入に、鞄の中から例の写真を取り出した。

「ああこれね。おとらちゃんが、撮りたいと言って、マークさんがカメラマンの役を引き受けて。現像したのを、送ってくれたのね。」

「だから、お願いします。水穂さんのところへ来てやってくれませんか。」

くみちゃんも佳代子も、頭を下げてお願いした。

「はいよ。いいよ。ただ、僕も頭が悪いし、歩けないから、アリスさんと一緒に手伝ってもらうことにするよ。それでも、いいかな?」

にこやかに笑って、杉三はすぐに同意した。二人はやっと緊張が取れて、おっきなため息をつく。

「本当にありがとうございます。宜しくお願いします。」

改めて、頭を下げるわかい二人。

「はいはい、気にしないでいいよ。そんな改まらなくたっていいんだよ。僕らは、あいつの事ならある程度知ってるし、それに、そんなに頭下げられるほど偉い奴ではないんだから。そんな風に頭を下げられると、かえって、申し訳なくなっちゃう。」

杉三は、カラカラと笑って、すんなり願いを受け入れてくれた。こういう態度を取ってくれて、かえって彼女たちにはわかりやすかったかもしれなかった。

「そうね。でも、若い時ってのは、かえって緊張しちゃうものよね。なにもかもが初めての体験だもの。それはしょうがないことだから、気にしないのといっても、疲れちゃうのが当り前よ。さ、これでお願いが届いたんだから、お茶飲んで、ゆっくり心を休ませて頂戴ね。」

アリスは、お茶をもう一度注いで、二人の労をねぎらった。

「本当は、ケーキでも出せたらいいんだけどなあ。あたし、結婚するまで、料理なんて何もならったことはないから、こういうときにはいどうぞって出せる人ってあこがれるの。」

「へえ、それじゃあ、習ってみればいいじゃないか。ケーキ教室は、いっぱいあるだろ?」

アリスの話に杉三が口をはさむ。

「そうねえ。でもあたし、教室がどこにあるのか知らないからなあ。ほら、インターネットで調べてもさあ、いいのか悪いのかはっきりしないじゃない。すごく悪いところが、とてもいい教室だったなんてこともたまにあるし。」

「あ、そうだねえ。それじゃあ、ぽかほんたすさんで少し聞いてみればいいよ。習いに来ているの、お年寄りばっかりじゃないんだってよ。」

くみちゃんも、佳代子もこの会話には驚いて顔を見合わせた。二人の知っている中年のおじさんやおばさんは、もう新たな習い事など考える余裕もなく、息子や娘のために一生懸命働いていて、学校でよい点数を取ってきてくれることを、生きがいとしている人たちばかりだったから。

そういう大人もいるのかあ。二人はちょっと安心する。

「すぐに製鉄所にいってやったら?そのほうが、水穂さんも安心するんじゃないかしら。」

「おう、わかってら。この可愛い奴らが、こうしてやってくるんだから、きっと深刻だよ。すぐ行こう。」

アリスさんに言われて、杉三はすぐに出かける支度を始めた。

「じゃあ、あたし、タクシー呼んでくるわ。」

「おう、よろしく頼む。」

何だか、二人の高校生たちは、大昔へタイムスリップしたような感覚になった気がした。


今度はワンボックス型のタクシーを呼び出して、製鉄所へ向かった。今回アリスさんは、お客がいるからと言って、そのまま残った。

「で、お前さんたちは一体何を食わしたの?水穂さんに。」

製鉄所に到着すると、挨拶もしないで、杉三たちは台所に直行した。

「はい。パンがゆです。頑張ってネットで調べたりして、一生懸命作ってみたんですが、まったく食べてくれませんでした。もちろん、小麦粉のパンは危ないとは聞いていましたので、パン屋さんに行って、米粉だけで作ったパンを買ってきました。」

「なるほど、それでも食べんのか。何も食べる気がしないときは、何か甘いもんを混ぜるとうまくいくんだけどね。何かない?」

「バナナ、食べるかな?まだ冷蔵庫にあったはず。」

耳聡いくみちゃんは、すぐに冷蔵庫を開けた。昨日買ってきた甘熟王バナナが、しっかり入っていた。

「よし、これでもう一回作り直してみるか。えーと、パンはまだある?」

くみちゃんは、急いで冷蔵庫から、米粉の食パンを取り出した。杉三は手早くパンをちぎって細かくし、次にバナナの皮をむいて、バナナを輪切りにして鍋に入れ、匙で丁重につぶした。それに、水を適当に入れて、暫く火をつけ、加熱する。これがどろどろになると、先ほどのパンを入れてまた暫く加熱した。

「すごいなあ。二度手間だ。」

「あたしたちが、作ったものとは偉い違いだわ。」

思わず言ってしまう二人。

「へへん。どうせお前さんたちの作ったものは、牛乳をぶっかけてあっためただけじゃないのか?それは、ちょっとがさつすぎるぞ。料理ってのは、何でも丁重にやらなくちゃ。それに、水穂さんみたいな人には、なおさらのことだ。」

「わかりました。ありがとうございます!あたしたちも、こういうことをしっかり勉強して、将来役立てるようにします。」

彼女たちは素直に頷いた。そうして他人の話を抵抗感なくちゃんと聞くことができるのも、今の時代であれば、こういう若者でなければできないのかもしれなかった。

暫くして、パンはほとんど形がないどろどろになり、これでパンがゆは完成した。

「よし、すぐに食わせよう。」

杉三は、パンがゆをお皿に盛りつけた。お盆に乗せて四畳半まで運んでいく。この製鉄所は、廊下にほとんど段差がないので、杉三みたいな人であっても、自由に移動するとができた。佳代子たちも心配なので、そのあとをついていく。

何の迷いもなく、杉三はふすまをあけた。

「おい。見舞いに来たぞ。具合どう?」

水穂は、このでかい声には、すぐ反応して目が覚めた。

「お前さんさ、何も食ってないようだから、ちっとだけ食ってみるか。ほとんど液体なので、噛む力も要らないからな。」

にこやかに笑って、杉三は、パンがゆのお皿をを枕元ちかくにあった台の上に置いた。

それをぐるぐるとかき回して少し覚まし、匙を水穂の口元に持っていく。この時は、何も抵抗せず、中身を飲み込んだ。

「よかった。今回は吐き出さずに食べてくれた。」

佳代子という利用者は、やっとほっとしてため息をついた。

「どんな味付けなのか、あたしたちもしっかり聞いて覚えよう。」

「くみちゃん、まだお世話を続ける気なの?青柳先生は、勉強するほうが先だって。」

「だってあたしは、見届けたいもん。」

二人の高校生たちは、そんなことを言っている。彼女たちは、やはり普通の高校生とは明らかに違う特性があった。それは、もしかしたら、進学を気にする教師とか、そういう人たちには嫌われやすいのかもしれなかったが、本当は、こういう素直さこそ、若い人の特権であり、そこを利用して、傷つけてはいけないのである。

その間に、パンがゆはどんどんなくなっていく。二人は、うまそうに食べていることを確信して、やっと一見落着か、これで宿題ができるわ、なんて言いながら、居室に戻っていった。やっぱり、ものが解決しないと、安心して宿題も取り組めないらしい。


その数分後、また玄関の戸がガラッと開いた。

「こんにちは。」

「ジョチさんだ。多分沖田先生でも連れてきたのかな。」

と杉三が言うと、水穂は嫌な顔をした。

「そんな顔するな。しっかり診察はしてもらわなきゃ。」

それでも、嫌そうな顔をしているので、

「だめだよ。ちゃんとやってもらわないと。僕らの知らないことだって、沖田先生は知ってらあ。」

と、明るい顔をして、水穂を励ます杉三。それと同時にジョチが、まさしく沖田先生を連れて入ってきたのだった。

「今日は。今日も又、寒い一日ですね。一時暖かくなりましたが、春はまだまだ先かなあ。」

ジョチも沖田先生も、布団の周りに座った。

「どうですか。水穂さん。何か変わったことはありましたか?」

沖田先生が医者らしく質問すると、

「おう、久しぶりに、僕が作ったパンがゆを、うまそうに食ったぞ。」

と、代わりに杉三が答えた。ジョチが、杉ちゃん、あなたに質問したのではありませんよ、先生は、と注意するが、杉三は全く無視して、

「今までは、高校生の女の子たちが、一生懸命世話をしてくれたらしい。あんな美人というか、まだ若いから、元気いっぱいの女の子たちに囲まれて、水穂さんもしあわせだったんじゃないのか。」

と、話を続ける。

「ちなみに、僕が今日会った第一印象では、前より、かなり窶れちゃったような気がするのは否めない。それはしょうがないのかなあ。ちょっと痛々しい風情だな。」

「そうですか、お話は分かりましたよ、杉三さん。それでは、水穂さんとお話をさせていただけないでしょうか。」

と、沖田先生はそういうが、杉三は、まったくそれを無視して、

「だからあ、あんまりしゃべらせるなといったのは、そっちだろ。だから代わりに答えてやっているんじゃないかよ。」

というのである。そういう解釈をしているのかと沖田先生は、あたまを切り替えたようで、

「では、ちょっと聴診してみますか。」

と、布団をめくって、水穂の浴衣を脱がせ、寝たままで結構ですからね、なんて言いながら、聴診を開始した。

「大丈夫かなあ。」

杉三がそんなことを言っているが、先生の顔は真剣だった。聴診器を水穂から離して、浴衣を元に戻すまで、非常に時間がかかったような気がした。

「どうなんでしょうか。」

先生の顔を見て、ジョチがそう聞くと、

「そうですね。」

と、先生の顔は厳しいままだった。

「依然として、危険な状態と言えますね。このままさらに衰弱していきますと、たいへんなことになりますので。」

先生はそこで一度言葉を切り、

「面会は、週に五人程度にしてください。特に若い女性は絶対に避けてください。」

と、きっぱりと言った。

「何ですって!」

杉三も、ジョチも予測していなかったらしく、思わず声を上げる。

「ええ、すでに心臓まで攻撃されていますと、本来は、こんなところで過ごしてはならないはずなんです。それでも本人が頑としていうことを聞かないから、ここで過ごさせている訳ですからね。こういうところでは、どうしても安静が保てないので、こういう制限をかけることも必要なんですよ。」

「ま、そ、そりゃそうだが、せめてご飯くらいは、食わしてもいいだろう?」

杉三がそう聞いても沖田先生は厳しいままだった。

「わかりました。僕たちも、何とか対策を立てます。水穂さんができる限り、安静にできますように。」

「必ずですよ。」

沖田先生の顔が、なんだか警官みたいに見えてきた。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る