うさぎさんきょうがくさせる

ある日、ぼくがずぅっと欠かさずにやっているゲーム「上総介の大望」の

最新作をやっていると、うさぎさんが横でごにゃごにゃ言っていた。

急にどうした??


「あのねー。いまねー。そこでつかってるねー。ほうじょーさんねー。うさぎさんねー。はなしたことあるよ。」


え??


「このひとにねー。さのさんをねー。せめるのやめてよーっていったらねー。やめてくれたんだけどねー。どーきゅーがねー。にげだしたの。」


ええ!?!?さの?どーきゅー??佐野氏???山上道及!?!?!?


「うさぎさんが唐沢山で遊んでたからだって。」


そーなの?うさぎさん。


「うんとねー。あそこはねー。きいちごくれるおじさんがいたの。でもねーそのおじさんもねー。にげだしたの。」


ふ…ふーん。


「あとねー。おさるにねー。ほうじょーさんせめるのやめてよーっていってもねー。やめてくれなかったからねー。おさるきらい。」


おさる…え?秀吉??小田原攻め!!それ小田原攻め!!!


「それでねー。そのまえにねー。みつひでがねー。のぶながせめるのもみたよ。」


ぶへぇっ!!!敵は本能寺にあり!!!!


「うさぎさんずっと生きてるからねぇ。」

「かみさまだからね。」


長生きってすごいなぁ…

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る