　前々々項にて、二言バットを取り上げましたが、もう１つ。

　それをキャラクター設計に活かして、大成功を収めた顕著な例がありました。

　その名も、【ツンデレ】。

　・本当は彼＆彼女のことが大好きだけど、素直になれずつれない態度をとる

　・最初はツンツンと敵対的な態度をとっていたのに、好感度が上るとデレデレとし、可愛くらしくなること。

　再定義すると、こんな感じでしょうか？

　新聞や辞典にも取り上げられ、お笑い芸人のコント・漫才のネタになるほど一般層にも浸透した、まさに、二言バット――ギャップを活かしたキャラクター像です。

　2005年ごろに定着し、もはや陳腐化するほど使われに使われた属性、【ツンデレ】。

　二言バット、モンタージュ理論的な手法を用いて、【ツンデレ】に続く大ヒットのキャラ属性を世に送り出すのは、あなたかもしれません。

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