丘陵にて辺りを弄り 自棄っぱち嵐は何時だって現われ

命あって塞いで閉まっても 降り注ぐ光 心地よい風


ふるえるから空は 滲んで締まり見えやし無いえみ

視界は開け道も真直ぐに延び 無限のすくいにみまわれ


さわるかどうかみちにかかるはしのようなもの

けれど泥葦の影ばかり心に巣食う


とおくと置く、嗚呼、名もなき嘶きが。

決して廃せない影に怯え

触れて見えて織ります

自ら日陰に沈む、夜が来る。


一条の光を束ねて待とう。地面に影は落ちず、唯闇が堕ち

道を消し底に要るだけ みなはしる、あいなりたし。

天に昇れば星が身得たろうに。



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