スチームパンクの日常

第13話 バンガと機械技師

ギア　「そもそも君は誰なの？」

「これは失礼したなわしはバンガ、タイムのおじいちゃんじゃ」

タイム　「いつ貴公の家族になった？そもそも貴公は我の血吸った主犯なのにか？」

バンガ　「それはそれじゃ」

タイム　「・・・」

ギレ　「じゃあタイムの血吸ったのは君のおじいちゃん？」

バンガ　「そうじゃ」

タイム　「違うな」

ニッケ　「どっちが正しいの？」

タイム　「バンガが言ったのは嘘だな」

バンガ　「悲しい事言うもんじゃな・・・」

ギア　「反抗期じゃない？」

タイム　「反抗期じゃないなこれが”正常”だ」

ニッケ　「だってさ」

バンガ　「お主にとってはそうみたいなのじゃが若い頃はなついてたのじゃ」

タイム　「・・・なんか親戚扱いしてるみたいだが・・・」

バンガ　「親戚じゃし良いではないかのぉ？」

タイム　「・・・いい加減にしろよ？我は貴公の親戚ではない！！」

バンガ　「そうかのぉ？」

タイム　「（スッ）そもそも貴公のせいだからな？”ブラッドソード”！！」

ギレ　「ちょっと店主？？」

タイム　「なんだ？」

ニッケ　「此処で暴れないで」

タイム　「そうだな」

　　　　　　　　　　　　　　　外

タイム　「・・・そもそも貴公の親戚ではないのにな・・・戦うのか？」

バンガ　「戦う方が良いかもしれぬな」

タイム　「あの時の復讐してやる・・・覚悟しな？」

バンガ　「目に見える結末がみえるのじゃが・・・」

タイム　「何が言いたい？」

バンガ　「要するにお主が負けるという事だけじゃ」

タイム　「・・・負ける？誰が我に負けるのか見者だな・・・」

バンガ　「姿的にみるとお主、機械技師じゃな」

タイム　「・・・」

バンガ　「覚悟しな？」