いいことしたつもりが！

第1話

ちょっと混雑している電車

ここちいい日差しがまどから。

私は座っていた。

妊婦さんか？微妙な

女性が‥目の前に。

悩んだ‥勇気を出して

「どうぞ」と席を立とうとしたら、

「あら？私、そんな歳ではないわよ」

私き小声で「お腹にお子さんが？」

と言うと

「ありがとう」と、座ってくれた。

心の中で「よかった」と。

2駅ほどいくと、譲った方の横が空き、「座れば？」と。

座って、その女性は小声で、

「私、小学生の孫がいるのよ」

「でも、若く見られて嬉しかったわ」

私は、言葉が一瞬出なかった。

でも、私も、その女性も心地いい

笑顔でしばらくいた。

席を譲るのも気を付けなければ。