第3話

 誘拐したお様から悪事や非道を責められた聖騎士は聖国を滅ぼした英雄や国々に責任を押し付けていた。

 何時しか、お様から誘拐や強引な子作りで責められる事が無くなった。

 聖獣が無事に産まれる為にお様の体調を気遣いたかったが下手に出られず喧嘩が絶えなかった。

 聖職者から聖獣の生育に支障が出ると忠告されて喧嘩を控える努力で下手に出る我慢の日々が始まった。

 聖獣が産まれて我慢から解放されると思っていたが、一人で育児を行うと意地を張るお様から聖獣を引き離せず対処に困った。から離れると泣き出す

 育児で苦労する様子から助けを求められると考えて意地を張り、一人で手伝わないと宣言した手前、折れにくかった。が目的の為に聖獣を優先しなくて良いのかと聖職者から忠告を受けて不満を抱きながら折れた。

 上から目線で手伝いを頼まれて不満は有るが、手伝っていると感謝される事も有り、お様の素直に成れない感じが面倒だったが嫌では無かった。

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