第4話

 尊敬する主人が当主の公爵家βに仕える騎士(男)は、長い付き合いになる最愛のお様には婚約者がいる。

 婚約の破棄を望むことは多かったが、愛が無い結婚は悪い事ばかりではない。

 お様の側に居続けた自分が精神的な一番で有り続けられるなら……と。

 婚姻の直前に先代βのが滅ぼした聖国の騎士にお様が誘拐された。

 色々な危惧があり必死に誘拐犯を捜索した。

 奪還を目指し誘拐犯の住処を襲撃し、お様と共に魔獣を発見した。

 見つけた魔獣の討伐を最愛のお様に止められ、私の子供と呼び大切に抱きかかえて守る様子から……魔獣の父親は魔神、つまり最愛の人は魔神に穢されたと判断した。

 魔獣を捨てβへ帰るよう説得したが私の子供を忌むβには帰れない……と返され失敗した。

 愛しいお様が穢された怒りを穢れの化身に当たろうとしたが誘拐犯に阻害された。

 誘拐犯魔術師と共に姿をくらましたお様を見失い奪還に失敗した。


 魔術師=聖職者。魔術師は大国視点、聖職者は聖国視点。

 魔獣=聖獣。魔獣は大国視点、聖獣は聖国視点。

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