第140話 いつの間にやら捕縛完了!?
魔界時間23:28 体内
対天使用捕縛装置にかかった天使を眺める2人
ネネ:え〜っと・・・どちら様?
ユリカ:あに言ってんの、コレがネネちんの言ってた秘策とちゃうんか?
ネネ:いや、それはそうなんだけどさ・・・早くね?
エレン:私も唐突過ぎて脳内の処理が追いついてません。
ネネ:一旦腹から出たところまでは覚えてんだけどなぁ。
ユリカ:また巻きか。
再び囚われた天使を見る
ユリカ:ほいでさ、コレど〜すんの?
ネネ:どうって、盗掘の現行犯なんだからお巡りさんまでしょっ引いていくだけっしょ。
2人に報告するエレン
エレン:あの、だいぶ割愛されたので報告出来てないのですが。
ネネ:あ、例のやつね。どうだった?
エレン:過去の記録を調べたところ、アレはダークマター鉱石だという事が分かりました。
ユリカ:ダークマター鉱石!?
ネネ:何でまたそんなモン。あ、そういや、いつだったかイザベラさん言ってたな。ダークマター鉱石は魔王具に使う魔王核の原料だって。
ユリカ:そうなの?
ネネ:なんかさ、異世界転生勇者が討伐した汚染魔王から魔王具が次々と行方不明になってるらしいんよ。それがさ、横領した奴等はその魔王核が目当てらしいんだわ。
ユリカ:ちょいちょいちょい!それってまさかコイツの黒幕は魔王核を作ろうとしてるんじゃないだろうな?
ネネ:それはご本人に聞いてみりゃ分かるっしょ?
再び囚われた天使を見る
ユリカ:ど〜見ても生半可な拷問とかじゃ喋りそうにないよコレ。
ネネ:ムッフッフ、それはコイツの出番だよ。
空間収納から何処かで聞いた台詞と共に一冊の写真集を出す
ネネ:テッテレ〜、もぐもぐガールズの限定写真集〜♪
一瞬反応するもそっぽを向く
ユリカ:ダメっぽいよ。
ネネ:ならば!
再び空間収納から一冊の写真集を出す
ネネ:テッテレ〜、最新の赤ちゃん写真集〜♪
喰い気味に反応する
ユリカ:う〜わ、こっちが当たりかよ。幼女のロリコンよりタチ悪いじゃんよ。引くわ〜。
写真集をチラつかせる
ネネ:ホ〜レホレ、コイツが欲しけりゃ洗いざらい喋っちまいなよ♪これはね、4界宇宙でたったの6冊しかない超限定プレミアもんだよ〜。
ユリカ:そんなモン何処で手に入れたんよ、ネネちん幼女とか赤ちゃんにはまるで興味無いだろうに。
ネネ:ん?ああ、それはね。ベルゼブブの姐さんに無理矢理に押し付けられたというか何というか。ん?
荒い息遣いと血走った目で喰い入る様に写真集を見る
ネネ:こ〜わっ!天使の性癖怖いわ!ホレホレ、全部喋れば天界宇宙でコレ持ってんのアンタだけよ〜♪
ネネがそう言うと天使は全てを話し、聞く予定に無かった事まで全て話した
ユリカ:思わぬ収穫じゃね?
ネネ:だな〜。
暗転した体内にユリカヘスポットライトが当たる
ユリカ:な〜んか巻き巻きできちゃったねい。皆んな正直内容入ってないっしょ?私も殆ど追いついてない。また暫く会えないけどさ、再開したらまた会おうよ。そんしゃね〜♪
永遠の女帝〜魔王少女物語外伝〜 ナオキ @Nebiusu
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