第133話 教えてノア先生

 ユリカ:やっ!とんでもなくヤバイ案件に巻き込まれたナレーターのユリカでっす!ノアの方舟から原初の神々なんてか〜な〜りヤヴァイ単語が出てきてさ、もうどうしようかなとお悩み中でありまっす!


 魔界時間22:09 墨仙トータス甲羅一合目 山小屋


 ユリカ:ここまで降りてはきたけど、ノアさんどうすんのさ?


 ネネ:どうするって言われてもねぇ。


 忠八:ほほお、そんな大昔から。


 ノア:空飛ぶ乗り物を作るなんて凄いですね♪


 忠八:いやいや、ノアさんの方がよっぽど凄いですよ♪なんたって、神々を運ぶ舟を作るのですから。


 ネネ:あっちはあっちで盛り上がってんなぁ。


 2人の間に割って入る


 ミク:それなら、契約偉人として保護しちゃえば?


 ネネ:あのね、ミク姉。簡単に言ってくれるけど、そんじょそこらの偉人を迎え入れるのとはわけが違うんだよ。原初の神々を乗せる舟を作ったっていう超訳ありの爆弾案件抱えた偉人だよ。天界宇宙側が絶対に横槍入れてくんじゃん。

 

 ミク:そもそも、何であの虫さんのお腹の中に居たのかしら?


 ネネ:さあね〜?


 更に反対側から割って入るビッグバンレオ


 レオ:アイツの腹の中は色々な次元と繋がってるんだな〜、だから偶然奴の腹ん中とあの姉ちゃんの居た世界と繋がったんじゃないかなぁ?


 ネネ:おうわっ!びっくりした。いきなり割って入んな!


 ユリカ:繋がって引き込まれた後で塞がって出るに出られなくなったって事?


 ネネ:コイツの話からしたらそう考えるのが自然じゃね?


 ミク:それに、原初の神々は何故ノアさんに方舟建造を依頼したのかしら?


 ユリカ:本人に直接聞いた方が早くね?


 ネネ:そこはホラ、依頼主の個人情報は外部に話せません的なや〜つで話さないと思うよ?


 ユリカ:ノアさ〜ん、ちょいと聞きたい事あんだけど〜。


 ネネ:うお〜い!言ったそばから何してくれてんの!


 ユリカ:実は・・・ってな感じで。


 ノア:それはですね〜・・・


 ユリカ:マジで⁉︎


 ノア:そんなわけで、原初の神々は新天地を探してたみたいです。


 ネネ達の所へ戻る


 ネネ:あんだって?


 ユリカ:ノアさんいわく、原初の神々は天界宇宙中央政府の元祖とも言うべき政府を立ち上げた後に何者かに命を狙われてたんだと。そんで、人界へ逃げ延びた先でノアさんに方舟建造を依頼したんだと。


 ネネ:何者かって誰よ?


 ユリカ:知らんし。てか、本神達ほんにんたちも知らない奴だったみたいよ。


 突如デバイスのモニターからイザベラが投影される


 ネネ:おわっ!びっくりした。なんスか。


 イザベラ:その原初の神々の1柱ひとりなら接触したわよ。


 ネネ:マジで⁉︎


 次回へ続く・・・

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