第132話 方舟を作りし者
ユリカ:ヤッホイ!ユリカだよん♪皆んなはノアの
魔界時間22:01 墨仙トータス甲羅山頂
ネネ:捕まえて浄化したは良いものの、ど〜すっかねコレ。
何処かで見た事のあるボールを取り出して渡す
ネネ:オイオイ、ユリカさんや。これは流石に絵面的に著作権侵害マックスのや〜つだよコレ。
ユリカ:なんなら衣装もあるよ♡
ネネ:やめろ、任◯堂に本気で怒られるから・・・
ユリカ:え〜、有名なアレ言わないの〜?
ネネ:言うかボケ!
口から女性を吐き出すマザービートル
ネネ:おぶぅ!モ、モロに頭突き喰らった。
ユリカ:それはそうと、この姉ちゃん誰?人間みたいだけど。
閻魔帳で調べる
ネネ:えっとね、そのお姉さんはノアっていうんだって。
ユリカ:ノア?
ネネ:ホレ、旧約聖書にもあんでしょう。ノアの方舟、アレのノアよ。てか、冒頭のナレーションでユリカちゃん自分で言ってたじゃんよ。
ユリカ:ノアの方舟ってアレでしょ?洪水から家族や財産守るために作ったっていうあの信長の軍船にそっくりなや〜つ。あ、知らない人はググってね♪
ネネ:誰に言ってんのさ?
ユリカ:
ノア:う・・うぅ。
ユリカ:あ、気が付いたっぽい。
ノア:ここは?
ネネ:ここは魔界宇宙って言っても分かんないか。
ノア:神様の皆様方は?
ネネ:あ〜、残念だけど居たのはノアさんだけ。あとは分かんない。てか、今神様の皆様方って言った?
ノア:はい、方舟を建造するよう私達へ依頼した原初の神々です。
ユリカ:な、なんですと⁉︎
ネネ:タ、タイムタイム!ノアさん、ちょっと待っててね。
ノア:は、はあ。
ノアから離れた岩陰に隠れて話す
ネネ:どうよ?
ユリカ:なんか、聞いてた話と全然違う。だって、旧約聖書だと自分の家族と財産守るために作ったんしょ?それが何でまた原初の神々なんて超大物ワードが出てくるわけ?
ネネ:知らないよ!まあ今言える事は、あのお姉さんとんでもなくヤバい秘密という名の爆弾抱えてるって事だ〜ね。
ユリカ:私やだよ、超絶面倒臭い厄介事に巻き込まれんの。
ネネ:諦めな、あの虫があのお姉さん吐き出した時点でもうアタシ等は一連托生なんよ。
ユリカ:え〜っ!や〜だ〜よ〜、原初の神々ってワードだけでヤバい匂いがプンプンするじゃんよ〜っ!てか、原初の神々って何さ!
ネネ:知らんし、そういうのは天界宇宙に生まれ住んでたアンタが詳しそうじゃん。
ユリカ:私だって知らないよ、古代史の授業で天界宇宙最初の宇宙中央政府の創設メンバーとだけしか習ってないもん!
ネネ:か〜な〜り、キナ臭い事になったねぇ。
次回へ続く・・・
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