第7章 芸術超大国アルト帝国
第122話 芸術の国アルト帝国
ユリカ:ボンジョルノ〜、ユリカだよん♪え?いきなり何かって?ネネちんの次の対戦国が芸術の国でさ、文明スタイルがイタリアなんよ。だからこんばんはって言ったのさ♪
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ネネ:へ?イタリアのこんばんはだとボンジョルノじゃなくて、ボナセラータだって?それ早く教えてよ恥かいたじゃんよ。
魔界時間21:56 アルト帝国 帝星ムゼーオ アカデミア宮殿
キャンパス:こちらでしたか。
ユリカ:このダークエルフ族の姉ちゃんはキャンパス宰相、帝国のナンバー2だじぇい!
ミク:貴女はこの絵を見てどう思うかしら〜?
キャンパス:これは幼い子供の描いた絵ですね、何者にも影響されない純粋な心で描かれたのが良く表れてます♪
ミク:そう、如何なる高名な芸術家も幼い子供のピュアな心で描かれた絵を再現出来ないもの。だから子供は究極の芸術家なのよ♪
キャンパス:ディメスティア帝国のネネ・ディメスティア女帝陛下が2週間後に来られるにあたり、お迎えする段取りは予定通り順調に進んでおります。
ミク:当日はパステル外交相が迎えに行くのよね?
キャンパス:はい。それはそうと、明日の幼稚園で行われる絵画教室は如何ようになされますか?予定通り行かれますか?
ミク:勿論行くわ、毎週それが楽しみなんですもの♪
キャンパス:畏まりました、その様にスケジュールを調整致します。
執務室を出る
ミク:月が綺麗ねぇ♡
メイド:陛下、こちらの絵は如何致しますか?
ミク:せっかく私のために描いてくれたんですもの、額に飾ってあげて♪
メイド:畏まりました♪
登録偉人のリストを見る
ミク:今回の国土争奪戦争に参加する偉人はどうしましょう・・・うん、この5人でいきましょう。文化系の偉人で固めたけど・・・きっと大丈夫よね♪
各星の惑星領主からの報告書を見る
ミク:惑星スイボクの巨獣、墨仙トータスの背中にある山から流れる墨の滝の出が悪いです。調査願います・・・か。これは困ったわねぇ。
デッサン科学相と通話する
ミク:夜遅くにごめんなさいね、墨仙トータスの件なんだけど。
デッサン:報告は受けております、陛下のご許可を頂ければ明日にでも調査隊を送りますが。
ミク:お願い出来るかしら?
デッサン:お任せください♪
ミク:じゃあ、お願いね♪
通話を切る
ミク:あ、ネネちゃん来たら墨仙トータスの件をお願いしてみようかしら♪
『同時刻 皇家専用機内』
ネネ:おおう!
ユリカ:どした?
ネネ:なんだかミク姉から無茶振りされる様な予感がした。
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