第6章 合同結婚式⁉︎

第111話 結婚式

 ユリカ:やあやあ!今週もまだまだ長いねい・・・ほえ?


 ※この番組の放送日は創造主さくしゃの仕事上の都合により土曜日です


 ユリカ:あんだって⁉︎それじゃあ、収録は火曜で放送日は土曜ってか?ちょっと〜、それ早く言ってよ〜!


 魔界時間19:17 女帝執務室


 ネネ:ん〜っ!本日のご公務これにて終了っと♪


 ユリカ:お〜い、嫁に来たどうなったんよ?


 ネネ:んあ?まだ嫁じゃないよ、式も挙げてないのに。


 ユリカ:どうすんのさ?


 ネネ:そこはヴァネッサさんとご相談中。


 ユリカ:それじゃあ、もうヤったんか?ん?


 ネネ:急にオッサンみたいな事言うなぁ、お互いを知らないのにヤるわけないじゃん。


 ユリカ:アンタさ、普段セクハラとか女湯で乱痴気騒らんちきさわぎとかしてるくせにそういうトコ奥手だねい。


 ネネ:うっさいわ!


 ユリカ:そういや、莉音さんブライダリア帝国で挙式するらしいじゃん?ならいっその事便乗して合同結婚式なんてしたらどうかなぁ〜な〜んて・・・


 目から鱗が落ちる表情でユリカを見る


 ユリカ:マジか。


 ネネ:早速にでも莉音パイセンに連絡だ!


 莉音と通話するネネ


 ネネ:・・・と言うわけなんですけど、どうっすか?


 莉音:私は構わんが。 


 横から割って入るカロン


 カロン:こっちは叔母様に国土争奪戦争で勝てば費用はタダになるけど、そっちは要相談になるわよ?


 ネネ:費用なら大丈夫でっす♪


 カロン:なら良いけど、それならそれで叔母様に話してみるね。


 ネネ:宜しくおなしゃ〜っす♪


 通話を切る莉音


 ヴァネッサ:誰と話していたのですか?


 ネネ:アタシ達の式についてご相談をね。実は・・・


 ヴァネッサ:ブライダリア帝国ですか、あそこはなかなか予約が取れないからそうしていただけると助かりますね♪


 ネネ:後はお返事待ち。


 1時間後・・・


 カロン:お待たせ、費用に関しては莉音の後輩のご祝儀という事で勝てばそっちの費用も持つってさ。


 ネネ:マ〜ジっすか⁉︎


 カロン:敗けたら費用が必要になるから後日にでも見積もり送るわね。


 ネネ:ホ〜イ♪


 通話を切るカロン


 ヴァネッサ:ブライダリア女帝プロデュースの結婚費用って物凄く高いっていうけど大丈夫なのですか?


 ネネ:高いって言ってもなんとかなるっしょ♪


 雅:本当に?これ見てもまだそんな事言えますの?


 ブライダリア女帝プロデュースの結婚費用リストを見せる


 ネネ:ブッハッ!何そのトンデモ額は⁉︎


 ユリカ:う〜わ、どれも超大国の国家予算を軽く5倍はいってるよ。


 ヴァネッサ:そこに招待客の宿泊・交通費も加わるので、莉音さんには是が非でも勝ってもらわないとですよ。  


 ネネ:うおっしゃ!莉音パイセンを全力でサポートすっぞ‼︎






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