第69話 絶叫マシンの星からの使者

 ユリカ:ホイホ〜イ、ユリカだよ〜ん♪遊興超大国ファンダジア王国を次の対戦国に決めたディメスティア帝国。出国を11日後に定め相も変わらずセクハラに精を出してるネネちんの所に誰か来たみたいだよ〜。


 魔界時間14:00 宮殿内お仕置きルーム


 逆さ吊りにされている4人


 ネネ:み、雅姐さん。ローションフロッグなんて何処で手に入れたのさ。


 フィーネ:うう、ヌルヌルする〜。


 コーネリア:無味無臭なのがせめてもの救い。


 ユリカ:な、何で私まで。 


 幸子:楽屋で仮眠中のアオイさんのバッグから使用済みパンツ盗もうとしたでしょ♪


 メイド:お仕置き中失礼します。


 雅:あら、何かしら?


 メイド:遊興超大国ファンダジア王国領惑星ゼッキョウよりお使者の方がお見えになられておりますが、如何なさいましょうか?


 雅:惑星ゼッキョウといえば魔界宇宙最大最恐のジェットコースターのある星ね。確かそこの領主はリリィ・ストリーム伯爵ですわね。


 ネネ:なぬっ!リリィ・ストリーム伯爵とな⁉︎


 ユリカ:知ってんの?


 ネネ:アタシの脳内美女名鑑に該当データあり!リリィ・ストリーム伯爵、ファンダジア王国5大美女の1人。絶叫マシンの設計者としては魔界宇宙一!ただ問題は雅姐さんに負けじ劣らずのドSってところなんだよね〜。


 ユリカ:ダメじゃん、ドS×ドS=ロクでもないだよ。


 雅:私が会いますわ。


 メイド:畏まりました。


 メイドと共にお仕置きルームを出る雅と幸子


 ネネ:お〜い。


 フィーネ:ちょっとコレどうすんのよ。


 コーネリア:頭に血がのぼりゅ。


 ユリカ:放置かよ。


 フロッグ:ゲロゲ〜ロ♪


 4人:ギャーーーーッ‼︎


『応接室』


 雅:お待たせしました。


 使者:いえ、ところで。ディメスティア女帝陛下は?


 雅:外せない用事(お仕置き放置中)にて私が対応しますわ♪


 使者:そちらは・・・天族の方ですか?


 幸子:この国の客人です♪どうかお気になさらずに。


 使者:はあ。 


 雅:それで、ご用というのは?


 使者:聞けば我が国に国土争奪戦争を挑まれるとか。それを聞いた我が主人あるじストリーム伯爵閣下が我が国にお越しの際は是非とも惑星ゼッキョウへお越し願いたいとの事で。


 雅:それは何故・・・


 ネネの言葉を思い出す雅


 雅:ああ、そういう事♪


 使者:お仕置きされてる様を見て伯爵閣下が大変興味を持たれて。


 雅:快感のあまり興奮しての間違いでは?


 使者:お、仰る通りです。


 雅:私達も是非会いたいですわ♡


 幸子:絶対に気が合うとおもうの♪


『再びお仕置きルーム』


 ネネ:うおうっ!


 フィーネ:うっふぉ!


 コーネリア:ヒィッ!


 ユリカ:お、怖気が!


 フロッグ:ゲロゲロリン♪


 4人:イーーーヤーーーッ‼︎


  • Xで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る