第53話 魔王会談inスカイフォード連邦

 ユリカ:なんとかビッグバンレオのお陰で参戦者選抜も終えスカイフォード連邦へ戻ったネネちん。そういえばこの国に来てからまだ魔王会談やってないんだよね。こういうのって普通遅くても入国してすぐやるもんなんだけどねぇ。


 魔界時間10:00 スカイフォード連邦 大統領官邸応接室


 フレデリック:お待ちしておりました。さ、こちらへ。


 ネネ:ども。


 フレデリックの背後で手を振るフィーネ


 ネネ:(おおっ!見目麗しきフィーネお姉様♡)


 フレデリック:スターダストコンドル卵盗難未遂事件やビッグバンレオの一件で国土争奪戦争ギリギリになってしまいましたね。


 ネネ:(フィーネお姉様エロい、ものすんごいエロい身体やのぉ〜)


 フレデリック:ディメスティア殿?


 ネネ:ふえっ⁉︎あ、ああ・・・そうっすね。


 フレデリック:さて早速ですが、この戦で貴国は我が国の何処を望みますか?  


 ネネ:我が国は貴国の惑星パラシュークを望みまっす!  


 フレデリック:惑星パラシューク?彼処はヘルウッド女優のナターシャ・ヴィランズが住んでいるというだけで、次元エネルギー産出国の貴国にとっては何のメリットも無いと思いますが。


 ネネ:(国よかアタシにはめちゃくちゃメリットがあるっての!)だからこそです。その星を領土とするという事は必然的にナターシャさんも我が国の国民となる。国際的に知名度の高い彼女が来れば多くの観光客が訪れる観光資源となりますから。


 フレデリック:成る程、貴国の知名度アップにも繋がるわけですね。


 ネネ:そゆこと〜(なわけね〜だろ、ぶぁ〜か♪)


 フレデリック:国の知名度を上げ移住者を増やすかぁ。


 ネネ:それじゃ、次は貴国の番だよ。貴国はウチの何処が欲しいの?


 フレデリック:我が国は貴国の惑星ヒマワリを望みます。


 ネネ:わ、惑星ヒマワリっすか?(ちょっ、おまっ、ふっざけんな!あの星実際行ったらどストライクの超絶美人のお姉様だらけのパラダイスなのに何言ってんだああん?)


 フレデリック:あの星は元々、フラワーレイド共和国に何度か挑んでその都度敗戦していたのです。彼処は航宙機の素材となる鉱脈が豊富に手付かずのまま眠っているので。 


 ネネ:あ〜、そゆこと(そんなの知ったこっちゃねぇんだよ!)


 フレデリック:宜しいですか?


 ネネ:ええ、構いませんよ♪(絶対勝つ!そして惑星ヒマワリは絶対渡さねぇ!)


 フレデリック:では双方異論なしという事で♪


 ネネ:お互い良い戦にしましょう♪(圧勝しちゃるから覚悟しとけよ)








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