第44話 裁かれし者?
魔界時間18:00 首都エアフォート
ロープで縛られて恐怖に震える2人
ネネ:我々は〜、これからどうなるのだろうか?
ユリカ:青空が広がってるね〜、上も下も。
雅:陛下、私がいない間随分とお楽しみだった様で♪
幸子:天界に居た時からそうだけど、貴女まだアオイさんにご迷惑かけてたのね。ママ悲しいわ〜。
ネネ:そうだ!フィーネさんは?一応当事者でしょ?
雅:ああ、あの方なら・・・
『同時刻 空中大陸最下部』
大陸最下部に縛られてぶら下がるフィーネ
フィーネ:さ、寒いよ〜。風強いよ〜、ひもじいよ〜。お姉ちゃんが悪かったから助けて〜!
『再び 飛翔岬』
ネネ:おおぅ。
ユリカ:わ、私達どうなるの。
遥か上空より飛来する巨獣
ネネ:うおっ!アイツは!
ネネ&ユリカ:カミカゼプテラ‼︎
幸子:早速音声さ〜ん、翻訳フィールド展開ヨロシク♪
スカイフォード連邦母星全体に翻訳フィールドが展開される
プテラ:誰だ?俺様を呼んだのは・・・ゲェッ!テメェは雅!⁉︎な、何しに来やがった!
雅:何しに来たはご挨拶ね♪
ネネ:お、お知り合い?
ユリカ:みたいだよ。
雅:ちょ〜っと、お手伝いしてくれるだけで良いのよ♪
プテラ:断る!テメーに関わるとロクな事がねえからな!
二本のロープを掲げる雅
雅:貴方の足にこれを付けていつもの様に飛んでくれるだけで良いのよ♪
プテラ:ほ、本当にそれだけで良いのか?
雅:ええ、本当にそれだけですわ♪
ネネ:ユリカさんや。
ユリカ:待て、言うな!言いたい事は分かる。
幸子:カミカゼプテラの最高時速はどれくらいかしら?
プテラ:あ?俺の最高時速か?つい最近自己最高記録を大幅に更新してマッハ5000はイケるぜ♪
幸子:まあ!それは頼もしい♪
ネネ:マッハ5000って。
ユリカ:確実に死ぬレベル。
雅:流石の私も玩具に簡単に死なれては困るので、マッハ500のGに耐えられるスーツを着せてありますわ♪
ネネ:うお〜いっ!
ユリカ:てか、今サラッと玩具って言った?しかもゼロが一個足りない。
幸子:良くて半殺しね♡
プテラ:お〜い、そろそろ良いか?
雅:お願いしま〜す♡
ネネ:ちょっ!まだ心の準備・・・
目にも止まらない速さで上昇するカミカゼプテラ
ネネ&ユリカ:おぎゃーーーーーーっ‼︎
???:ヒャッホー♪
幸子:今プテラさんの頭の方から何か聞こえませんでした?
雅:ええ、確かに頭の方から。
???:す、すみません!この辺りに神族の赤ちゃんが来ませんでした?うちの子なんですけど。
雅:ファッツ⁉︎
幸子:えっと、どちら様?
次回へ続く?
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