永遠の女帝〜魔王少女物語外伝〜

第36話 桜の入国

　ユリカ:ミルフィーちゃんと入れ違いになったエリカさん。高天原に戻ったと聞き再び高天原に戻り、入れ替わりにもう1人ダークエルフのお姉さんが入国したよ。一体誰だろね？

　魔界時間11:00 帝都グラビティオ　メインストリート

　？？？:いや、参った。あのままあの国に居続けたら彼女に全財産搾り取られそうだからね。それにこの国は女性に寛大だというし♪

　辺りを見渡す

　？？？:右を向いても左を向いても美女ばかり、この国の女帝様はいい趣味してるよ♡

　ソフィ:傭兵団、黒翼の剣副団長の桜・乱捕さんですね？貴女が来る事は私の占いで事前に分かっておりました。

　桜:へえ、ディメスティア帝国の魔王秘書は占術超大国旧フォーチュンネスト公国の元魔王様と聞いてたけどズバリ的中させたね♪

　ソフィ:女帝陛下が宮殿にてお待ちしております。

『１５分後　宮殿内』

　ネネ:うおー！今度はイケメン美女がキターーー‼︎

　桜の背後へ瞬時に空間転移するネネ

　ネネ:う〜ん！ダークエルフ特有の黒褐色の肌に全く無駄のない筋肉、199cmの高身長に出るところはトコトン出て、引っ込むところはトコトン引っ込む！特にバッキバキの逞しい腹筋！ええのぉ、エロいのぉ♪ダークエルフの女性は存在そのものがエロいわぁ♡

　桜:流石は美女の目利きに関して右に出るものはいないと謳われたディメスティア女帝陛下だ♪やはり美しい女性は見てて飽きないものだ。でも、見てるだけでは物足りないね。

　ネネ:わ〜か〜るぅ♪身体に触れるのも良いけど、脱ぎたて下着の芳しさたるや！

　桜:わ〜か〜るぅ♪

　雫:随分と意気投合してるわね。成る程、これが類友か。

　水晶を取り出し占うソフィ

　ソフィ:あ。

　雫:ん？どうした？

　ソフィ:あの2人に・・・正確にはナレーターさんを含めた3人に不穏な影が出てます。

　ユリカ:ちょ！それどういう意味！

　ソフィ:私から言える事はただ１つ・・・ご愁傷様です。

　ユリカ:ちょっ！やめてそんな不吉なワードは！

　カンペを出すAD

　ユリカ:へ？『ユリカ、後ろ後ろ！』ってADまでやめ・・・

　ユリカの背後から恐ろしい気配を感じる

　雅:陛下♪

　アキ:桜♪

　幸子:由梨華ちゃん♪

　3人:私に何か言わないといけない事あるでしょ？

　ネネ&桜:ほぎゃーー！

　ユリカ:で、出たーー！

　雅:じゃ、行こうか♪

　アキ:絶対に逃がさないんだから♡

　幸子:覚悟してね、3人とも♪

　ネネ:あのぅ。

　桜:私達に弁解の余地は？

　ユリカ:あるよね？ね？

　アキ:もぉ、やだなぁ♪

　雅:そんなのあるわけ・・・

　幸子:ないじゃない♡

　3人:ヒィーーッ！

『30分後　帝国領惑星ループ』

　ネネ:雅さん、ここって未開拓の星だよね？

　桜:お家帰りたい。

　ユリカ:何で私まで。

　雅:この惑星のヌシである巨獣、メビウスオロチがおります。

　幸子:由梨華、貴女ナレーターでしょ。視聴者（どくしゃ）の皆さんに紹介しなさい。

　ユリカ:メビウスオロチ、ウロボロス科ウロボロス目アナコンダ亜種。体長9000万㎢、体重60兆トン。爬虫獣類には珍しいキリンとかがする反芻（はんすう）する巨獣で丸呑みされると魔界宇宙一のジェットコースターに乗った気分になるとかないとか。

　幸子:はい、よく出来ました♡

　アキ:桜、貴女がゴブリアス帝国で好き放題してるの知ってるのよ♪

　※輝石の女帝４８話参照

　桜:うぅ、口止めしたと思ったのに。

　幸子:由梨華ちゃんアオイさんのお風呂のお湯盗んで飲んだわね？

　ユリカ:な、何でバレた・・・あ。

　雅:陛下、桜さんの下着を空間転移魔法で盗りましたね？

　ネネ:またバレてる〜。

　桜:通りでスースーすると思ったら。

　大口開けて現れるメビウスオロチ

　幸子:ホラ、通訳して。

　ユリカ:お、音声さん。翻訳フィールド展開シクヨロ〜。

　オロチ:カモ〜ン♡

　雅:レッツゴ〜♡

　3人を蹴り落とす

　3人:イーーヤーーーッ！

『メビウスオロチ体内』

　ネネ:うおーー！は、速い！速いーーー！

　ユリカ:目が回るぅ〜。

　桜:は、吐きそう。