第34話帰還せし最凶コンビ
ユリカ:ねえねえ、まだスカイフォード連邦行かないの?私早くアオイ先輩に会いたいんだけど。
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ユリカ:え?『あと6話の辛抱だから我慢して』って?
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ユリカ:ん?『最近幸子さん見ないけど何かあった?』って?ムッフフフ、それはヒ・ミ・ツ♡
魔界時間11:00 帝都グラビティオ
『宮殿中庭』
雫:雅さんまだ帰って来ないのなんで?
ネネ:それはね〜、雅姐さんには温泉に行ってもらってま〜す♪
雫:温泉?何処の?魔界宇宙で有名な所といえば地獄界か、ビバロン王国だろうけど。
ユリカ:およ?ネネちんも?
ネネ:ネネちんもって、ユリカちゃんも幸子さんを?
ユリカ:ま〜ね〜♪
雫:(あんまり良い予感はしない。どこかソックリなんだよなコイツら)
ネネ:それじゃ、同時に言ってみる?
ユリカ:お!良いね♪せ〜の!
ネネ&ユリカ:ビバロン王国!・・・え?
ネネ:うお〜い!あ〜にやってんだよ!あの2人が会ったらどれだけ危険か知ってんでしょ!
ユリカ:そっちこそなんで被ってんのよ!
ネネ:しゃ〜ないべ、まさか同じトコに行ってるなんて思わないでしょうが!
ユリカ:ど〜しよ〜!私ママに『ネネちんが地獄界の温泉の無料パスプレゼントしたから私もママにビバロン王国の温泉に行ってきたら』ってこの前のバラエティ番組で貰った高級旅館無料招待券送っちゃったじゃない!
ネネ:アタシも『ユリカちゃんが幸子さんに以下略』ってアリス先輩から貰ったビバロン王国の高級旅館無料招待券を渡しちゃったよ!
ユリカ:ヤバイ、アオイ先輩の泊まってるホテル突き止めたからサプライズ(夜這い)の準備終わってダミーのキャリーバッグまだここにあるよ〜!
ネネ:こっちもあの爽やかイケメン大統領のお姉様の脱ぎたて下着ゲット作戦の準備やってダミーのキャリーバッグまだここにあるのに〜!
ネネ&ユリカ:ど〜しよ〜!
雫:(こりゃまた見事にハモッたな)
ソフィ:陛下、お部屋にあった2つのキャリーバッグどっちを先に送るんでしたっけ?
ネネ:ソフィ姐さんナイスタイミング!
ソフィ:え?え?
ネネ:大至急占ってほしい事があるの!今のアタシ達どんな感じ?
ソフィ:陛下とナレーターさんのですか?それは構いませんが。
ネネ:直ぐにお願い!
ユリカ:私達の命運がかかってるんだよ!
ソフィ:か、畏まりました。少々お待ちを・・・
水晶を取り出し意識を集中させて占うソフィ
ソフィ:・・・えっと。陛下にユリカさん、なんと言ったらいいか。
ネネ:構わん、どんと来い!
ユリカ:さ、言ってくれい!
ソフィ:で、では。真実を知った2人の身に禍々しき赤紫色のオーラが見えます。それは怒りとお仕置きをする喜びの入り混じった狂気のオーラです。予定より早くここに戻って来ると出ました。
ネネ:いつ?それいつなの?
ソフィ:魔導具になったこの水晶ではここまでが限界です。
ネネ:いつ帰ってくるか分かんないならこうしてはいられない!ソフィ姐さん、一刻も早く出国しよう!
ユリカ:私もこうしてはいられない!早くスカイフォードに逃げないと!
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ユリカ:え?『放送時間まだ残ってる』だつて?んな事言ってる場合じゃないよ!
2人の背後に禍々しいオーラを放ち2人の肩を掴む
雅:ハ〜イ♡
幸子:お・ま・た・せ♡
ネネ&ユリカ:おぎゃーーーー‼︎
次回へ・・・続く?
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