第33話ネネと寧々と赤ちゃん
ユリカ:皆んなあれ見て『ややこし!』って思わなかった?私も思う。まぁ、今回登場するのが豊臣秀吉の嫁さんだからね〜。
魔界時間19:00 帝都グラビティオ
『宮殿内 女帝執務室』
ネネ:うっしゃ!本日の公務終了♪
ソフィ:お疲れ様です♪
ネネ:ソフィ姐さんアタシ頑張ったよ〜、撫で撫でして♡
ソフィ:は〜い、よく頑張りましたね〜♪
ネネ:おおぅ、良い匂い♡大きくて柔らかいお乳が顔に・・・顔に・・・ブフォ!
鼻血を噴くネネ
ソフィ:だ、大丈夫ですか陛下!
雫:いつものセクハラだから気にしなくても良いよソフィさん。
ネネ:ちょっとお手洗い。
城内の転移装置でトイレに行こうとするが見たこともない場所に転移するネネ
『バークリスタル』
マスター:いらっしゃい。
ネネ:あ、いや、いらっしゃいって言われても。ここアタシん家のトイレに繋がってた筈だけど。
マスター:ええ、通常であればですが。彼方のお客様からのリクエストで出口に細工させてもらいました。
ネネ:彼方のお客様って・・・
カウンター奥から手を挙げるミルフィー
ミルフィー:よっ。
ネネ:いや、誰?
ミルフィー:あいあい。
神門:彼方の方への通訳ですか?畏まりました。ナレーターさん、お願いします。
ユリア:あいよ〜。音声さ〜ん、翻訳フィールド展開よ〜ろ〜♪
ミルフィー:さて、初めましてですね。ディメスティア帝国女帝ネネ・ディメスティアさん。
ネネ:訳すとそんな事言ってたんだ。それで、アタシに何の用?
ミルフィー:私の母は天界宇宙はローラント王国の女王をやっています。天界宇宙は過去の栄光に縛られて意地を張って魔界の科学技術を受け入れないから遅れる一方。そこで我が国はその先駆けとして貴国の次元工学の技術支援をお願いしたいのです。
ネネ:あー!何処かで見覚えがあると思ったら。キミ、御前法廷に乱入してたあの赤ちゃんでしょ!
ミルフィー:そうです。
ネネ:別に良いけど、そんな事してウチの国に何のメリットがあるわけ?
ミルフィー:どちらかというと、貴女の国ではなく。貴女自身が得をする事になりますね♪
一枚の写真を出すミルフィー
ネネ:こ、これは!魔界宇宙金融界一の美脚クイーンのエリカ・カズクラフトさんのな、生脚♡
ユリカ:美脚クイーン?確か天界で付いたあだ名はリアクションク・・・
突然どこからともなく 火球がとんでる
ユリカ:うお!か、火球が飛んできた!ぬおーー!は、羽が、羽がぁーーー‼︎
※暫くお待ちください・・・
ネネ:だ、大丈夫?お〜い、生きてる〜?
ユリカ:は、羽が、羽が焦げた。
???:随分と賑やかだねぇ♪妖ってのは皆んなそんな感じなのかい?
ネネ:え?誰?
寧々:私は寧々。羽柴秀吉の嫁さね♪
ユリカ:うお!こっちもネネ、あっちも寧々・・・ややっこし!
寧々:おや!アンタもネネっていうのかい♪
ネネ:は、はいっす。
ミルフィー:あの・・・
ネネ:あ!すっかり脱線しちった!その写真どうやって撮った⁉︎
ミルフィー:こちとら赤ちゃんだ、赤ちゃんにしか出来ないやり方とだけ言っておこう。それで?我が国への技術支援、やりますか?やりませんか?因みにこの写真は引き受けてくれたら前払いとして差し上げますよ♪
ネネ:うおっしゃー!その依頼、受けたらー!
ミルフィー:有難うございます♪
寧々:ホント、面白いね〜♪そいじゃ、私はアンタの国にお世話になろうかね〜♪
ネネ:マジっすか⁉︎よろしくお願いしま〜す♡
寧々:こちらこそ宜しくね♪
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