第32話ホーネット大統領登場!

 ユリカ:次の対戦国をスカイフォード連邦に決めたネネちん。あ、確かあそこの大統領って爽やかイケメンだったような・・・男に興味0のネネちんはちゃんと対応出来んのかなぁ?


 魔界時間10:05 帝都グラビティオ 宮殿内


 メイド:陛下。


 瞬時にメイドの背後に空間転移してキメ顔で耳元に囁くネネ


 ネネ:なんだい?アタシと夜伽よとぎの相談かい?アタシはベッドでいつでもウエルカムだよ♡


 かかと落としをキメる雫


 雫:そんなわけないだろ!


 ネネ:ずびばぜん。


 雫:まったく!雅さんが留守だと分かった途端にアクセル全開でセクハラしまくるんだから。


 ネネ:用って何?


 メイド:スカイフォード連邦大統領官邸より通話を求めておりますが、如何なさいましょう?


 ネネ:相手は男?


 メイド:はい、男性です。如何なさいますか?


 ネネ:愚問!パス!


 ハリセンで叩く雫


 雫:お前が挑むって言ったんだから応じろよ!


 ネネ:ふぁい。


 フレデリック:やあ、君がディメスティア帝国のネネ・ディメスティア女帝だね?私がスカイフォード連邦大統領、フレデリック・ホーネットだ♪


 小声で呟くネネ


 ネネ:ププッ!こないだの裁判で有罪判決になったアイツと同じ名前じゃん♪


 フレデリック:どうされましたか?


 ネネ:いえいえ、何でもありませ〜ん♪


 耳元で囁くコーネリア


 コーネリア:気に入らないだろうけど、今の内に思いっきりアイツに媚び売っとけ。


 ネネ:何でさ?


 コーネリア:アイツの姉は極上級の超絶美女だぞ。しかもスリーサイズは・・・


 ネネ:んな⁉︎ボン!キュッ!ヴォーン!


 コーネリア:しかも彼氏無し、母方が元美の女神だから母親譲りの美貌。アンタが気に入るのは私が保証する。更に姉は男に全く興味無く無類の女好きときたもんだ♪


 ネネ:マジで⁉︎


 フレデリック:如何なさいましたか?


 思いっきり態度を急変させるネネ


 ネネ:い〜え〜!何でもありませ〜ん♡


 フレデリック:そ、そうですか。今回我が国に宣戦布告したのは何故ですか?我が国には貴国なは有益な領土は無かったと思いますが?


 ネネ:(アンタんとこの見目麗しいハーピィ族のお姉様方とアンタの姉ちゃんが目当てに決まってんじゃん!)貴国にある惑星エアフリートが目当てでして。


 フレデリック:惑星エアフリート?彼処は最近次元エネルギー流が激しくなってきているので近々閉鎖しようと考え・・・そうか!次元エネルギー産業国である貴国にとっては宝の山の星ですね!


 ネネ:ええ、勿論そこまで調べた上での事でして。(え?彼処って住民全員スーパーモデル並のお姉様方がいる星としか調べてなかったから適当に言っただけなのに当たり引いた?)


 フレデリック:成る程、次元工学は専門外なので盲点でした!流石は専門家ですね♪


 ネネ:え?ええ、まぁ。


 フレデリック:実は私も貴国の領土で欲しいところがあったので丁度良かったです。貴女の来国お待ち申し上げております♪


 ネネ:あ!お姉さんに宜しくお伝えください!


 フレデリック:え?姉に?わ、分かりました。


 通話を切るフレデリック


 雫:どうせそこの星のお姉様方欲しさに適当な事言ったんでしょうが。


 ネネ:てへ♡


 雫:宣戦布告したは良いけどアンタ、偉人はちゃんといるの?前回参戦した偉人は連続で参戦出来ないルールがあるの知ってるでしょ。


 ネネ:・・・あ。


 雫:そんな事だろうと思った。







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