運命の赤き糸

夜影「才造、もしもこの小指に赤い糸が繋がっていて、それが見えるならどう思う?」

才造「運命の赤い糸ってやつか?」

夜影「そうそう。」

才造「くだらん。糸を手繰り寄せても辿っていってもお前に繋がってる。」

夜影「サラッと小っ恥ずかしいこと言えるのが素晴らしいよね。じゃぁ、もしもその糸がまったく別のお人様に繋がっていたとしたら?」

才造「んな糸ぶった斬る。そしてお前のもぶった斬る。最後にワシの糸とお前の糸を結ぶ。簡単な話だろうが。」

夜影「清々しいほどに超強引。」

才造「まぁ、糸が長ったらしいならお前を、」

夜影「あー、もういいです!!それ以上はなんとなく察せるから!!」

才造「お前を、」

夜影「言わんでいい!!全年齢対象!!破廉恥禁止!!」

才造「チッ。」

部下「そんな会話をしつつやってることは真面目な鍛錬なんだよなぁ。」


部下は眺めてるだけでも楽しいようです。

サボってません。

休憩です。

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