第3話なんだこの女?

笑ったことは許そう。しかしなんだこいつは?見た目はハッキリ言うと美少女だ。俺が言うんだから間違いない。美少女すぎて二次元かと思ったまである。そんな美少女がなぜ俺なんかにあんな言葉を?と脳内をフル活用させて考えていた。その間彼女は俺のことをジロジロみながら、クスクスと笑ってきたのだ。俺のなにがそんなにおかしいのか?と思った。彼女は意地悪そうに俺の耳元でこう囁いた。鼻毛でてるよって。あぁ鼻毛ね…そういえば今日は鏡を見ていなかった。俺は恥ずかしいとかよりも、彼女の美しさに見とれていた。もしかして俺に気があるんじゃないか?と思ったまである。とりあえず鼻毛を処理するため、俺はその場から立ち去ろうとした時彼女は俺に向かってこう言ってきた。私の名前は真崎瞳また会おうねと。また会おうね?と意味深なセリフを聞いたがもう二度と関わることはないだろうと思っていた。ただ棒立ちになる作業それが入学式だ。入学式の間俺は、さっきの彼女について考えていた。また会おうね?というセリフがどうも気になっていたからだ。まさかとは思うが、同じ学部なのか?まだ学部のメンバーについて把握していない俺は彼女が同じ学部なのかすら知らなかった。まああんな美少女が同じ学部だったら、同じ教室で講義を受けれるわけだ。それだけで俺の胸は高鳴った。まさかな…と思いつつ俺は彼女について考えることをやめた。入学式が終わり、ガイダンスとかいうものがあるため講義室に移動した。その講義室に予想通り、彼女はいたのだった。

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