第35話 吸血鬼カルトス
どうしてこうなった、私は悪くない、私は悪くない、なのに何故私がこうべを垂れなければならない、憎い憎い憎い憎い憎い憎い、火車め、お前が悪いとゆうのに、何故私がこうべを下げなければならない、理不尽だ!理不尽ではないか!
「おい、おい!聞いているのか」
「・・・はい、聞いております」
「本当か」
「はい・・・」
「まあ、良いだろう」
「・・・・・・」
若い吸血鬼なの男は本当は話を聞いていなかったが、聞いていたかと聞かれたため、聞いていたと若い吸血鬼は答えた、若い吸血鬼の前には彼より少し年上の吸血鬼が自分と同じ様に頭を深々と片膝を着き下げていた、更に前には執事服を着た年配の吸血鬼ハーフが真ん中から横にそれて立ち彼らを見下ろして居た、更に前の中央に椅子に銀髪の長い髪の吸血鬼が深々と腰掛けて若い吸血鬼と少し年上の吸血鬼達をこうべを垂れている二人を上から睨み着けて見ていた
「貴様らがなぜこうべを垂れているか分かるよな」
低いドスの聞いた声で2人の吸血鬼に言葉を述べた年配の吸血鬼は見下すかの用に見ていた
「わかっております、先の失敗が原因だと」
「そうか、で、貴様は」
「は、私も先の失敗が原因だと思っております」
「あぁ、そうだな、大失態だな、で、どうするのだね」
「戦力に成るものを集めて、また鏡を通り抜けて刀の所有者を殺して刀を壊して来ます」
この場で一番若い吸血鬼腰を低くしてこうべを垂れていた、それはもう深々と
「勝てる見込みはあるのか、貴様は1度負けて帰ってきた、で勝目はあるだろうな」
年配の吸血鬼は落ち着いた口調で言葉を述べていたが、少しも若い吸血鬼の言葉を信じていない口振りにも聞こえてきた
「ありますとも、勝目はあります」
若い吸血鬼は焦った口振りで言葉を述べた
「そうか、サイルよ、奴を呼んでおけ」
「はい、わかりました、準備いたします」
年配の吸血鬼は執事服を着た男サイルに命令して、サイルは年配の吸血鬼主人に頭を下げ奥の扉に入っていった
「さて、息子よ、孫のルーリトは鏡の奥の世界に戻り自身が朽ちる覚悟で赴くが、貴様はどうする」
「わ、私は結界の者の追跡、それと平行して奴から刀を奪い破壊します、ですから」
「もうよい、だが1度言葉に述べたのだから分かっているな」
いつもより低い低い声で息子の吸血鬼と孫のルーリトに年配の吸血鬼は言葉を述べた
「「は、必ずや!」」
息子の吸血鬼カルリヤと孫の吸血鬼ルーリトは恭しくこうべを垂れて後に振り返り部屋を後にした、1人部屋に残った吸血鬼カルトスは数日前の事を思い出し怒りを露にしていた
「あのガキめ、奴め良くも毎度毎度邪魔をしてくれる、彼奴が持っている刀を破壊出来ればこの戦いに一歩またリードする、・・・あの刀も破壊出来れば、私やカルリヤ他の者が鏡に入れればあの刀は破壊出来るとゆうのに・・・、ルーリトでは無理だ彼奴は吸血鬼の中では出来損ないだ!・・・、何としてもあの結界を破壊せねばチャンスが、全くチャンスは中々手の中には掴めぬな、あのガキとの先の戦いを思い出すは」
カルトスは椅子に腰を深々と掛けながら瞳を閉じて憎い思いや記憶を思い出していた
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