第31話 少年
「人体模型!何でお前が居る!ここは・・・」
回りを見渡すと部屋は薄汚れていて人が最近住んでいる様子はなく、明らかに空家か、廃墟だど思える部屋だった
「ここは人が住んでいない廃墟同然のアパートだ、言いたいことはわかる、だが逃げるに辺り仕方がなかった」
ツクモは今にもため息を吐きそうな顔で淡々と言葉を述べていた
「逃げる・・・逃げ、そうだ!彼奴らはどうなった」
少年は記憶段々が鮮明になり声を上げてツクモに問い質したがツクモは余り芳しくない表情をして首を横に振った
「逃げるのに精一杯だ、奴らはまだ、お前を探してる」
「クソォ!何でだ!なぜだ、何で俺を狙う!彼奴らとは初対面だ恨まれる覚えはない、奴ら人間だろ!可笑しいじゃないか」
少年は頭を手で抱えながら自問自答をしていた
「考えられる話があるが」
ツクモは淡々と少年に言葉を投げ掛けた
「なんだ!教えろ!」
少年は勢い余りツクモの両肩を掴み回答を急かすように言葉を投げ掛けツクモに問い質した
「狩場、そうゆう事だろう」
ツクモの言葉に少年は何を言っているんだとゆう目をツクモに少年は向けた
「狩場、何を馬鹿なことを言っている」
「そうか、わかってないのはお前ではないのか」
「行動を考えたらゲームと思って武器を使ってる、だから、お前は可笑しいことを言うな!あれは武器持ちを狩っているだけだろ」
「どうかな、だが私が助けなければお前は死んでいた可能性が高いと思うが、君はわかっているのか」
「・・・確かにお前には助けられた人体模型、だが、お前だって下心が有るだろ、だから礼は言わない」
少年は悔しそうに言葉を述べたがツクモを睨み言葉を続け述べた
「あぁ、それで良い、話はここからだ、お前どうする」
ツクモは重い口調で少年に言葉を述べた
「・・・一時的に、お前らと組みたい、彼奴らは危ない、放置すればこちらが殺される」
「一時的にか、まあ良い、こちらも戦力が必要だ、よろしく」
ツクモは言葉を述べた後右手を差し出し握手を求めた、少年はツクモの手を見て少しの時目を伏せて左手を差し出し握手を交わした
「こちらこそ・・・・・・足を引っ張るなよ」
少年は後半言葉に毒づいた言葉を投げ掛けたが、ツクモも言葉を投げ掛けた
「あぁ、小学生の女の子に負けるような男だが居ないよりは増しだろう、な!」
「ハハハハハハハハは」
「アハハハハハハハハ」
少年が笑顔で笑いだし、ツクモも同じように笑顔で笑いだした
その頃光達はいつもの合流地点に集まりツクモを待っていたが時が流れ、ツクモは今日は来ないだろうと考え話始めることにした
「先ずは星夜くんが先に」
光が星夜の名前を出すと一夜が不思議そうに口を開きかけた
「なぁ、星夜がなに、何かあるの?」
一夜の言葉に光、星夜、氷美の3人がお互いに顔を見て星夜が鏡を鞄から取り出し、鏡を一夜に見せて
「こう言う事かな」
「え」
「一夜」
「えぇぇぇぇぇぇぇぇ!星夜が!なんで!ずるい!」
「え、そっち!」
一夜の言葉に星夜は呆れ声で言葉を述べた半目で
「うわー、一夜くんて」
「ま、まあ男の子出しね」
光は一夜の言動に引いて、氷美はまぁ男の子だし仕方無いよね的に言葉を述べた
「おい、なぜ引く、君達、可笑しくない、ねぇ」
一夜は皆に引かれて言葉を述べたが皆の顔が薄ら笑いしていた
「まあ、だからこれからは僕もこれから戦えるよ」
「ずり~、で、能力は、なに!」
「あ~能力は・・・見せた方が早いか」
一夜の言葉で星夜は手にもつ鏡を触ろうとした
「星屋くんダメ~!」
「やめて星夜くん!」
光が1番に星夜の言葉に反応して止めようと前に居る星夜に向かった続いて氷美も星夜に向かい駆け出した
「え、え、ちょっと!2人とも!」
「何々2人とも!」
「へ」
「光ちゃん!」
光は足元を滑らせ倒れそうになり後に居た氷美も前に居た光が転けそうになり止まろうとしたが突然の出来事にたいよう出来ず、光と一緒に崩れ落ちた
「きゃ」
「へ」
「ちょっと」
「やべ」
3人は光の躓きから巻き込まれ、4人とも倒れた
「「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」」
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます