第30話 ツクモと

あの後、私達は皆で妖怪を退治し、急いで散々になり家に帰宅した、急いで散々になった理由は星夜君のヒカリだ、あのヒカリはどうやら妖怪に場所を知らせてしまうらしい、なんて迷惑な剣だ


「明日皆に話さないといけない話もあるのに早く寝たい」


光は早く寝たいが、刀を鏡に1度戻し解除した、すると鏡がひかり出し白い羽が舞い、死覇装は黒い羽に変わり舞い落ち消えていった、白い羽は変身時に着ていた服に変わり元の姿に戻った


「もと通りと、持ってる服がしばらく消えて無くなるのも変だし・・・・・・服・・・あんまり駄目にすると親に不信がられる」


どうしよう・・・やっぱり家では服を脱いで変身して死覇装を鞄に持って行こうかな、あんまり制服を破ると・・・うん、そうしよう


「服を脱いでもう一度変身と」


光は服を脱ぎ黄色の下着姿になり、鏡に手を触れたら鏡がひかりだした


「・・・えっ、きゃあ!え、えぇぇぇ!」


光は驚き自分の身体を見た


「な、下着が・・・」


光の下着が白い羽に変わりヒラヒラと舞い落ち消え、黒い羽が舞い落ち死覇装の姿に変わった


「・・・ない!・・・・し・・下もない!」


光は死覇装を胸元から少し捲り胸元を見たが下着が無く、慌てて下を死覇装の上から触り確認すると無く顔が青くなった


「これって・・・下着が無いってことは、・・・・・・強制解除去れたら裸!」


光はだらだらと背中から冷汗を流し青い顔で膝が崩れ落ちた


「今日部屋で確めて良かった、でないと、・・・そ、外で裸になってた、で、でも、後で服着るし大丈夫でないよね、もしかしたら、服が戦いで破れるかも知れたいし、強制解除は危ない寄与つけないと、大事なものが失われる気がする、よしいつも通りに戻そう」


光は変身を解除し、着ていた黄色の下着が戻り下着姿になりまた服を着て変身をして、死覇装を脱ぎベッドに下着姿で寝転んだ


「寝よう、睡眠時間が刀が来てから短いし早く寝よう、妖怪の・・い・で」


光は言葉を述べながら目は眠気でトロんとなり、目蓋が閉じ夢の中に入っていった


その頃、ツクモは夜道は歩いていた


「やはりこのままでは」


皮膚が地面を擦れる音を響かせながらツクモは言葉を述べながら、左手で何かを引きずり闇に消えていた


翌朝、光は早目に朝、家を出て氷美の通学路に向かった


「ギリギリかな」


光は足早に歩き出した


少し時が経ち氷美の通学路に着き、横道に入り氷美が通るか様子を伺っていた


「遅かったかな、・・・・・・・・・来ない、遅かった、ん~ん、ん、来た、よし、行こう」


光は通学路の道に戻り氷美の横を通り小さなメモを氷美の手に回りが気付かれないように渡しそのまま前に歩み進めた


「渡せた、後は学校に行こう」


光は少し歩くと足早に学校に向かった、氷美は光に渡された物を手を開き確認していた


「光ちゃんからメモ、何だろ」


折られたメモを開き中を確認した


「えっと「鏡の武器の事で話さないといけないことがあります、いつもの場所でお待ちしております、光」鏡の武器・・・弓の・・・どうにかして家を脱け出さないと、何か合ったんだ」


氷美は手のひらのメモを見ながら言葉を述べ、今日の夜家を脱け出す方法を考えていた


うっすらと月が見え始める時間、ツクモはいつもの場所に居なかった


「居ない、ツクモ最近見ないな、話したい事が会ったのに、後は一夜君と星夜くんに伝えないと」


光は校内に2人が居そうな場所に探しに行った


「・・・ここはどこだ」


少年は身体中傷だらけで暗い部屋で寝ていた


「そうだ!彼奴らは!・・・痛い、クソォー・・・ハアァー」


少年は身体中の痛みに顔を歪ませていた


「起きたか」


隣の部屋から男の声が聞こえてきた


「誰だ!」


少年は警戒の色を出して部屋の入口を睨み付けた


「もう、忘れたのか」


暗い影から姿が見えてきた


「お前は!」


「だから前に言った時に仲間にならないからだ」


部屋の入口から姿を表したのはツクモだった



  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る